北米自動車市場の減速・ダウンサイジングによる受注減少
FY2018-Q1に初出。30回の記載のうち15回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q2。直近の記載は2026-08-05。
アーレスティがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。67社中36社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに14社。
- 2026-08-05悪化決算説明資料
「メキシコ工場の販売量減少もあり」
北米売上高は前年同期比2.9%減となり、メキシコ工場の販売量減少が北米の受注・需要面の下押し要因として示された。 - FY2026対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、新規製品の量産が開始したこと等による受注量の増加により、売上高は52,209百万円(前期比5.0%増)となりました。」
北米では新規製品の量産開始等によって受注量・売上高が増加し、市場減速・受注減少リスクは需要面で緩和された。一方、米国工場の収益性課題は残っている。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、新規製品の量産が開始したこと等による受注量の増加により、売上高は26,248百万円(前年同期比3.4%増)となりました。」
北米では新規製品の量産開始等により受注量が増加し、売上高も前年同期比3.4%増となったため、市場減速・受注減少リスクは需要面で緩和された。 - FY2025対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、底堅い北米自動車生産による受注量の増加と為替相場の影響により、売上高は49,704百万円(前期比3.6%増)となりました。」
北米自動車生産が底堅く、受注量増加と売上高増加が記載され、市場減速・受注減少リスクは需要面では緩和された。ただし米国工場の収益悪化は残る。 - FY2024対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、半導体供給の安定化により自動車の生産が回復した影響で受注量が回復し売上高は47,967百万円(前期比29.7%増)となりました。」
北米市場の半導体不足・受注減少リスクは、自動車生産と受注量の回復、売上高29.7%増により緩和方向に動いた。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、半導体供給の安定化により自動車の生産が回復した影響で受注量が回復し売上高は35,447百万円(前年同四半期比32.2%増)となりました。」
北米では半導体供給の安定化と自動車生産回復により受注量が回復し、北米自動車市場の減速・受注減少リスクは一部緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、半導体供給の安定化により自動車の生産が回復した影響で受注量が回復し売上高は22,971百万円(前年同四半期比35.0%増)となりました。」
北米では半導体供給の安定化と自動車生産回復により受注量が回復し、売上高は前年同期比35.0%増となった。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、半導体供給の安定化により自動車の生産が回復した影響で受注量が回復し売上高は11,307百万円(前年同四半期35.3%増)となりました。」
半導体供給の安定化と自動車生産の回復により、北米の受注量と売上高が回復し、従来の市場減速・受注減少リスクが一部緩和された。 - FY2023-Q3米国回復・メキシコ減少併存有価証券報告書
「メキシコ工場の受注量は前年同四半期比で減少したものの、米国工場の受注量は徐々に回復してきた」
北米では半導体不足によるサプライチェーン混乱と受注量の乱高下が続く一方、米国工場は回復し、メキシコ工場は前年同期比で受注が減少するという地域別の差異が生じている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「北米自動車市場では、世界的な半導体不足により北米地域の各自動車メーカーの生産拠点でも減産が相次ぎ、当社の受注量も前年同四半期比で減少が続いております。」
北米自動車市場では、半導体不足による顧客減産と当社受注量の前年同期比減少が続いている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「北米自動車市場では、世界的な半導体不足により北米地域の各自動車メーカーの生産拠点でも減産が相次ぎ、当社の受注量も前年同四半期比で大きく減少した」
北米市場の従来の減速・受注減少に加え、世界的な半導体不足による顧客減産が重なり、当社受注量が前年同期比で大きく減少した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「ダイカスト事業においては、日本、北米、アジアの各セグメントとも各地域の自動車市場では、前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による生産調整で販売台数が大幅に減少しておりました。前年第2四半期以降、各国の経済活動の再開を受けて主要顧客である自動車メーカーのグローバルでの自動車販売も回復基調にありましたが、当期においては世界的な半導体不足や東南アジア地域での新型コロナウイルス感染症の拡大による自動車部品生産への影響から、自動車生産が大幅に落ち込みました。」
自動車販売の回復基調から、世界的な半導体不足と東南アジアの感染症拡大による自動車生産の大幅減少へ局面が悪化し、北米セグメントは1,048百万円の損失となった。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「ダイカスト事業においては、日本、北米、アジアの各セグメントとも各地域の自動車市場では、前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による生産調整で販売台数が大幅に減少しておりました。前年第2四半期以降、各国の経済活動の再開を受けて主要顧客である自動車メーカーのグローバルでの自動車販売も回復基調にありましたが、当期においては世界的な半導体不足や東南アジア地域での新型コロナウイルス感染症の拡大による自動車部品生産への影響から、自動車生産が大幅に落ち込みました。」
自動車販売の回復基調から、世界的な半導体不足と東南アジアの感染症拡大による自動車生産の大幅減少へと、北米を含む市場環境の不確実性が強まった。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「北米自動車市場では、前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による生産調整によって売上高が大幅に減少しておりましたが、半導体不足による生産調整はあるものの、新車販売台数は回復基調にあることから当社の受注量も前年同四半期比で大幅に回復した結果、売上高は7,241百万円(前年同四半期52.7%増)となりました。」
北米では半導体不足による生産調整が残るものの、新車販売・受注量が回復し、売上高は前年同期比52.7%増となった。セグメント損失は115百万円で、収益面の課題は残っている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「第4四半期において半導体や寒波による原材料供給不足などによる自動車生産の減産影響を受け当社の受注量も大きく減少する結果となりました。」
北米市場の従来の減速・受注減少に加え、半導体・寒波による供給不足が発生し、通期売上高は前期比29.4%減となった。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「米国工場では、米国での新型コロナウイルス感染拡大が続く中で感染症拡大防止による主要顧客のシャットダウンが相次ぎ、当社も一時生産調整を余儀なくされましたが、現在は受注量を取り戻しつつあり回復基調にあります。」
主要顧客のシャットダウンによる受注・生産への影響は続いているが、米国工場では受注量を取り戻しつつあり、部分的な回復が記載されている。北米売上高はなお前年同期比38.0%減である。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「北米自動車市場は、新型コロナウイルス感染症拡大による主要顧客の操業停止が、当社受注量に大きく影響を及ぼしました。」
北米市場の減速・受注減少リスクに感染症による主要顧客の操業停止が加わり、北米セグメントは前年同期の478百万円の利益から323百万円の損失へ転じた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「北米自動車市場は、新型コロナウイルス感染症拡大による主要顧客の操業停止が、当社受注量に大きく影響を及ぼしました。」
北米市場の減速・ダウンサイジングによる受注減少リスクに、感染症による主要顧客の操業停止が加わり、受注量と売上高がさらに減少した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「北米自動車市場では、自動車メーカーの生産量は僅かながら前年割れという状況が続いていた中で、年度末にかけては新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、車両生産量が前年割れとなりました。」
北米自動車メーカーの生産量が前年割れとなり、ストライキ・販売低迷・新型コロナウイルス感染症の影響も加わって、北米売上高は前期比23.0%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「北米自動車市場では、当社主要顧客を含む自動車メーカーの生産量が僅かながら前年割れとなる中で、当社においても受注が減少しています。米国工場では、一部顧客におけるストライキによる稼働停止の影響、また販売低迷の影響を受け、売上が大きく減少しています。」
北米自動車メーカーの生産量・当社受注が減少し、米国工場では顧客ストライキによる稼働停止と販売低迷が重なった。北米売上高は前年同期比20.5%減となった。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「一方のメキシコ工場においても、新規部品の量産本格化による受注拡大があったものの、同じく主要顧客である自動車メーカーの北米市場での販売低迷影響を受け、受注が大きく減少しました。」
メキシコ工場では新規部品の量産本格化による受注拡大があったものの、主要顧客の北米市場での販売低迷により受注が大きく減少し、北米売上高は前年同期比17.2%減となった。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「一方のメキシコ工場では、新規部品の量産本格化による受注拡大があったものの、主要顧客である自動車メーカーの北米市場での販売低迷影響を受け、受注が大きく減少しました。その結果、北米セグメントでの売上高は9,029百万円(前年同四半期比13.9%減)となりました。」
米国工場の受注は概ね前年同期並みだった一方、メキシコ工場では顧客販売低迷により受注が大きく減少し、北米売上高は前年同期比13.9%減となった。 - FY2019対処有価証券報告書
「当社米国工場においても、小型トラックやSUVに搭載される部品の受注は好調であり、一昨年の一部部品の生産終了の影響を補い、前期とほぼ同じ受注量となりました。」
北米市場のピークアウトや乗用車向け受注減少が続く一方、小型トラック・SUV向け受注が生産終了の影響を補い、米国工場の受注量は前期並みまで回復した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社米国工場においても、小型トラックやSUVに搭載される部品の受注は好調であり、一昨年の一部部品の生産終了の影響を補いほぼ前年並みの受注量となりました。一方のメキシコ工場では新規部品の量産本格化による受注拡大があったものの、当四半期は北米マーケットの乗用車向け部品の受注減少の影響が見られました。」
北米では小型トラック・SUV部品の受注が好調で一部部品の生産終了影響を補った一方、乗用車向け受注減少により北米全体の受注量は減少した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「北米自動車市場は、主要顧客である自動車メーカーの販売がピークアウトを迎える中、乗用車がシェアを縮小する一方で、小型トラックやSUVのシェア拡大が続いています。当社米国工場においても、小型トラックやSUVに搭載される部品の受注は好調ですが、昨年の一部部品の生産終了の影響が大きく、前年同四半期に比べ受注は減少しました。」
北米市場のピークアウト、乗用車シェア縮小、一部部品の生産終了による米国受注減少が続く一方、小型トラック・SUV部品の受注好調も再確認している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「北米自動車市場は、主要顧客である自動車メーカーの販売がピークアウトを迎える中、乗用車がシェアを縮小する一方で、小型トラックのシェア拡大が顕著となっています。当社米国工場においても、小型トラック搭載部品の受注量は好調ですが、昨年の一部部品の生産終了の影響から前年同四半期に比べ受注は減少しました。」
北米市場のピークアウト、乗用車シェア縮小、一部部品の生産終了による米国受注減少を引き続き記載している。一方、小型トラック部品の受注は好調で、北米セグメント全体では増益となった。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社米国工場においては、この市場の減速に加えエンジンのダウンサイジングにより受注量が減少する中で生産性改善に遅れが生じ、減益要因となっています。」
北米市場減速、エンジンのダウンサイジングによる受注減少、生産性改善の遅れが通期でも続き、北米セグメント利益は291百万円、前期比86.5%減となった。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「北米自動車市場は、主要顧客である自動車メーカーにおいて、ここ数年続いた好調な販売に減速感が生じています。米国では市場の減速に加え、ダウンサイジングにより受注量が減少している中で生産性の改善が遅れており、減益要因となっています。」
北米市場の減速とダウンサイジングによる受注減少が継続し、生産性改善の遅れも明示された。北米セグメント利益は151百万円、前年同四半期比90.1%減となり、影響がさらに拡大している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「北米自動車市場は、主要顧客である自動車メーカーにおいて、ここ数年続いた好調な販売に減速感が生じています。米国ではこの市場の減速に加えダウンサイジングによる受注量減少のなかで、生産性の改善活動の遅れが減益要因となっています。こうした結果、北米セグメントでの売上高は20,470百万円(前年同四半期比2.9%減)、セグメント利益は214百万円(前年同四半期比84.3%減)となりました。」
北米市場の減速・ダウンサイジングによる受注減少に加え、生産性改善活動の遅れが明示され、北米セグメント利益の減少として影響が拡大している。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「北米自動車市場は、主要顧客である自動車メーカーにおいて、ここ数年続いた好調な販売に減速感が生じています。米国ではこの市場の減速に加えダウンサイジングによる受注量減少等の影響を受けるなかで、引き続き生産性の改善活動を続けてきております。」
北米自動車市場の販売減速とダウンサイジングによる受注量減少を初めて独立したリスクテーマとして抽出した。米国を中心とする受注減少の影響により、北米セグメント売上高は10,443百万円、前年同期比5.4%減、セグメント利益は381百万円、前年同期比63.0%減となった。