地政学的リスク・環境リスクの増加
FY2019に初出。15回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
カナレ電気がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中104社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに75社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「海外においては、緩やかな景気拡大が続いているものの、米国関税政策や中東情勢の悪化などの地政学リスクの高まりから不安定な状況となりました。」
従来からの地政学的リスクに加え、米国関税政策と中東情勢の悪化が明示され、海外環境の不安定さが強まったとの整理となっている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2025年1月~6月)の当社グループを取り巻く経営環境は、為替が変動するなか、引き続き資源価格や物価が高止まりとなり、また、アメリカの関税政策や中東情勢の緊張の高まりなどにより不安定な状況が続きました。」
中東情勢の緊張の高まりを含む地政学的な不安定さが継続している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
地政学的リスク・環境リスクについて、事業等のリスクに重要な変更はないと記載されている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「長引くロシア・ウクライナ問題や中東情勢の激化、中台関係の悪化の長期化など、地政学的リスクが一層高まり不安定な状況が続きました。」
ロシア・ウクライナ問題に加え、中東情勢の激化と中台関係悪化の長期化が明示され、地政学的リスクが一層高まったとの認識に変化した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く経営環境は、インフレの進行や長引くロシア・ウクライナ情勢によって原油高や物価高が進み、経済環境の不安定な状況が続きました。」
インフレと長引くロシア・ウクライナ情勢、原油高・物価高による地政学的・経済的な不安定さが続くとの認識が継続している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く経営環境は、インフレの進行や長引くロシア・ウクライナ情勢によって原油高や物価高が進み、経済環境の不安定な状況が続きました。」
インフレと長引くロシア・ウクライナ情勢、原油高・物価高による不安定な経済環境が続くとの認識が継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は、感染拡大・縮小を繰り返し、当連結会計年度末におきましても終息しておりません。また、不安定なロシア・ウクライナ情勢の長期化も見込まれ、今後、当社グループの業績は当連結会計年度の水準が当面は続くと仮定して、固定資産の減損会計及び繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。」
感染症が終息せず、ロシア・ウクライナ情勢の長期化も見込まれるとの不確実性が通期の追加情報として示された。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「またロシア・ウクライナ情勢によって原油高や物価高が進み、ますます不安定な経済状況となっております。」
従来の地政学的リスク・環境リスクに加え、ロシア・ウクライナ情勢による原油高・物価高と経済状況の不安定化が具体的に記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「世界的には新たな変異株の発生など新型コロナウイルス感染症の影響が継続しており、国内外ともに厳しい状況が続いております。」
地政学的リスク・環境リスクという従来の外部環境認識に加え、感染症の新たな変異株を含む不透明な世界情勢が継続している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
地政学的リスク・環境リスクについて、重要な変更はないと記載されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
地政学的リスク・環境リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
地政学的リスク・環境リスクについて、事業等のリスクに重要な変更はないと記載されている。 - FY2019初出有価証券報告書
「近年急激に増加しつつある地政学的リスク・環境リスクを踏まえて」
地政学的リスクおよび環境リスクが近年急激に増加しつつあるものとして、グローバルオペレーション確立の前提となる外部リスクが初めて明示された。