データセンター・メモリ・スマートフォン需要の低迷
FY2020-Q1に初出。24回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q2。直近の記載は2026-08-06。
古河電気工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。66社中43社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに32社。
- 2026-08-06対処業績予想の修正
「主に光ソリューション事業および情報コンポーネント事業において、データセンタ関連製品の需要増加に伴う売上拡大により、売上高および営業利益が前回予想を上回る見込みです。」
データセンタ関連製品については需要低迷ではなく需要増加が業績予想上方修正の前提となった。一方、スマートフォン・パソコン需要についての記載はない。 - FY2026AI・データセンタ需要の拡大と一部需要低迷の併存有価証券報告書
「データセンタ関連製品の需要増加を背景に、高速大容量通信ネットワークの構築に貢献するローラブルリボンケーブルや、光通信に欠かせないコネクタ部品であるMTフェルール、通信速度の高速化に適したDFBレーザダイオードチップ等の高付加価値製品について、開発及び拡販を進め」
過去のスマートフォン・パソコン等の需要低迷から、AI・データセンタ関連製品の需要増加を取り込む局面へ重心が移った。一方、スマートフォンやパソコンの回復はなお鈍いと記載している。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「機能製品分野は、スマートフォンやパソコンの需要回復は鈍いものの、AI関連の需要は急増しており、先行きは中長期的にも継続的な市場拡大・成長が見込まれます。」
スマートフォン・パソコン需要の回復が鈍い一方、AI関連需要が急増し、中長期の市場拡大を見込む認識を再確認している。 - FY2025AI・データセンタ・HDD需要の回復有価証券報告書
「機能製品事業では、データセンタ・AI関連市場の成長に伴う需要を取り込むべく各施策を実施してまいりました。特に、放熱・冷却製品については需要が旺盛な空冷方式ヒートシンクの供給体制を整備してまいりました。また、ハードディスクドライブ用アルミブランク材については、顧客の在庫調整の解消を受け回復した需要を捉えたことにより収益を拡大し、増収増益となりました。」
スマートフォン・パソコン需要の回復は緩やかとする一方、AI・データセンタ関連とHDD用アルミブランク材の需要回復を取り込み、機能製品セグメントは増収増益となった。 - FY2025-H1AI・データセンタ需要の回復とスマートフォン・パソコン需要低迷の併存有価証券報告書
「機能製品分野は、スマートフォンやパソコンの需要回復は鈍いものの、AI関連の需要は急増しており、先行きは中長期的にも継続的な市場拡大・成長が見込まれます。」
スマートフォン・パソコンの需要回復は鈍いまま残る一方、AI関連需要の急増とデータセンタ関連製品の売上増が機能製品分野の回復を支えている。 - FY2024需要低迷と生成AI関連需要の併存有価証券報告書
「機能製品事業では、2022年度下期以降のスマートフォンやパソコン、ハードディスクドライブ関連製品の世界的な需要の低迷及びこれに伴うサプライチェーン上の在庫調整の長期化等の影響から幅広い製品で売上が減少しましたが、生成AI関連の需要急拡大を受け高付加価値製品が好調に推移したこと等により、減収増益となりました。」
スマートフォン、パソコン、HDD関連の需要低迷・在庫調整が継続する一方、生成AI関連の高付加価値製品需要が拡大した。 - FY2024-Q3需要減・在庫調整継続とAI・再エネ関連需要好調の併存有価証券報告書
「AI・再エネ関連製品の需要好調といった増益要因はあったものの、スマートフォン・パソコン・ハードディスクドライブ関連製品の需要減及びサプライチェーン上の在庫調整により、当セグメントの売上高は855億円(前年同期比15.5%減)、営業利益は39億円(前年同期比24.4%減)となりました。」
AI・再生可能エネルギー関連製品の需要は好調だった一方、スマートフォン、パソコン、ハードディスクドライブ関連製品の需要減とサプライチェーン上の在庫調整が続き、機能製品セグメントは減収減益となった。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「AI、再エネ関連の需要は好調だったものの、スマートフォン・パソコン・データセンタ向け製品の需要減、サプライチェーン上の在庫調整により、当セグメントの売上高は557億円(前年同期比20.7%減)、営業利益は21億円(前年同期比57.3%減)となりました。」
AI・再生可能エネルギー関連需要は好調だった一方、スマートフォン、パソコン、データセンター向け需要減と在庫調整が続き、機能製品セグメントの減収減益をもたらした。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「AI関連の需要は好調だったものの、スマートフォン・パソコン・データセンタ向け製品の需要減、サプライチェーン上の在庫調整(特に前年度の需要が旺盛だったHDD用アルミブランク材の減収)により、当セグメントの売上高は275億円(前年同期比20.8%減)、営業利益は7億円(前年同期比67.6%減)となりました。」
AI関連需要は好調だった一方、スマートフォン、パソコン、データセンター向け需要の減少と在庫調整が進み、機能製品セグメントは売上高20.8%減、営業利益67.6%減となった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「原燃料価格高騰分の価格転嫁や為替影響(円安の進行)はあったものの、第2四半期後半からのスマートフォン・パソコン、中国等のデータセンタの需要減、サプライチェーン上の急激な在庫調整とその長期化、原燃料価格・物流費の高騰などにより、当セグメントの売上高は1,012億円(前年同期比3.3%増)、営業利益は52億円(前年同期比12.6%減)となりました。」
スマートフォン・パソコン・中国等のデータセンター需要減に加え、サプライチェーン上の急激な在庫調整と長期化が新たに明示され、機能製品セグメントは増収ながら営業減益となった。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「原燃料価格・物流費の高騰はあったものの、価格転嫁やデータセンタ関連製品の堅調な推移、為替影響などにより、当セグメントの売上高は702億円(前年同期比9.9%増)、営業利益は49億円(前年同期比22.8%増)となりました。」
データセンター関連製品の堅調な推移と価格転嫁により、過去の需要低迷に対する機能製品セグメントの回復が続いている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「原燃料価格・物流費の高騰はあったものの、価格転嫁やデータセンタ関連製品が堅調に推移し、当セグメントの売上高は347億円(前年同期比15.9%増)、営業利益は22億円(前年同期比9.0%増)となりました。」
データセンター関連製品は堅調に推移し、機能製品セグメントは増収増益となった。過去の需要低迷に対する回復が続いている。 - FY2022需要回復と半導体不足の併存有価証券報告書
「上期はデータセンタ関連製品の売上が堅調に推移したものの、下期は顧客における半導体不足により需要が減少しました。」
データセンター関連需要は上期に堅調だった一方、下期は顧客の半導体不足により機能製品の需要が減少した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「前年に比べ、車載及びエレクトロニクス関連製品を中心とした需要回復は継続しているものの」
前年までの車載・エレクトロニクス関連需要の低迷に対し、需要回復が継続していると記載している。ただし、自動車部品事業では感染症影響による費用増加が残っている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「台湾拠点の火災復旧による回路用銅箔の受注増及び電池用銅箔の需要回復、また半導体製造用テープ、放熱・冷却製品を中心に活況な需要を取り込み、当セグメントの売上高は638億円(前年同期比21.7%増)、営業利益は40億円(前年同期比82.9%増)となりました。」
前期までのデータセンター・メモリ・スマートフォン等の需要低迷に対し、電池用銅箔、半導体製造用テープ、放熱・冷却製品などでは需要回復・活況需要の取り込みが進み、機能製品セグメントの業績が改善した。 - FY2022-Q1需要回復と顧客在庫調整の併存有価証券報告書
「台湾拠点の火災復旧による回路用銅箔の受注増及び電池用銅箔の需要回復、また半導体製造用テープ、放熱・冷却製品を中心に活況な需要を取り込み」
電池用銅箔や半導体製造用テープ等で需要回復・活況な需要を取り込んだ一方、情報通信分野ではデジタルコヒーレント関連製品の顧客在庫調整が続いた。 - FY2021一部需要回復と需要低迷の併存有価証券報告書
「サーマル・電子部品事業及びメモリーディスク事業は、データセンター関連製品の需要が好調に推移しました。AT・機能樹脂事業では新型コロナの影響により国内建設工事の着工が抑制されたことで機能樹脂製品の需要が減少し」
データセンター関連需要は好調だった一方、国内建設工事抑制による機能樹脂製品需要の減少や車載向け銅箔需要低迷が続いた。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「データセンタ関連需要は投資が抑制されていた前期に比べ回復しているものの、新型コロナウイルスの影響による国内の民間建築工事の遅れ等により機能樹脂製品が減収となり、また半導体製造用テープがスマートフォン向け需要低迷や顧客在庫調整影響を受けたことなどにより」
データセンター関連需要の回復と、機能樹脂製品・半導体製造用テープにおける建築工事遅延、スマートフォン需要低迷、顧客在庫調整の影響を再確認している。 - FY2021-Q2データセンタ回復・スマートフォン需要低迷継続有価証券報告書
「データセンタ関連需要は投資が抑制されていた前期に比べ回復しているものの、新型コロナウイルスの影響により、国内の民間建築工事の遅れや自動車関連需要の落ち込みにより機能樹脂製品が減収となり、また半導体製造用テープがスマートフォン向け需要低迷や顧客在庫調整影響を受けたことなどにより」
データセンター関連需要は回復した一方、民間建築工事の遅れ、自動車関連需要の落ち込み、スマートフォン向け需要低迷、顧客在庫調整が機能製品事業に影響した。 - FY2021-Q1一部需要回復と車載需要低迷有価証券報告書
「データセンタ関連需要は投資が抑制されていた前期に比べ回復しているものの、新型コロナウイルスの影響により、国内の民間建築工事の遅れや自動車関連需要の落ち込みにより機能樹脂製品が減収となり、また車載向け電池用銅箔の需要が減少し」
データセンター関連需要は回復した一方、民間建築工事の遅れ、自動車関連需要の落ち込み、車載向け電池用銅箔需要の減少が機能製品事業に影響した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「主にエレクトロニクス関連市場の市況低迷による電装エレクトロニクス材料事業及び機能製品事業での売上の伸び悩み等があったことから、当社グループ全体の売上は減少いたしました」
データセンタ、メモリ、スマートフォン等の需要低迷が年度を通じて継続し、機能製品セグメント等の減収減益に結びついた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「好調であった前期と比較して、データセンタ、メモリ、スマートフォン等の需要が低迷しており、また2019年6月に発生した銅箔事業の台湾子会社における火災の影響による減収により、当セグメントの売上高は879億円(前年同期比26.3%減)、営業利益は54億円(前年同期比54.2%減)となりました。」
データセンタ、メモリ、スマートフォン等の需要低迷が続き、台湾子会社の火災影響も加わった結果、機能製品セグメントの売上高は前年同期比26.3%減、営業利益は54.2%減となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「好調であった前期と比較して、データセンタ、メモリ、スマートフォン等の需要が低迷しており、また本年6月に発生した銅箔事業の台湾子会社における火災の影響による減収により、当セグメントの売上高は586億円(前年同期比25.1%減)、営業利益は36億円(前年同期比51.6%減)となりました。」
データセンタ、メモリ、スマートフォン等の需要低迷が続き、台湾子会社の火災影響も加わった結果、機能製品セグメントは売上高25.1%減、営業利益51.6%減となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「好調であった前期と比較して、データセンター、メモリ、スマートフォン等の需要が低迷しており、当セグメントの売上高は294億円(前年同期比23.5%減)、営業利益は19億円(前年同期比45.3%減)となりました。」
データセンター、メモリ、スマートフォン等の需要低迷が機能製品セグメントに実際に影響し、売上高・営業利益が前年同期を下回った。