顧客業界の設備投資動向への依存
FY2016に初出。37回の記載のうち10回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019。直近の記載は2026-11-06。
エヌアイシ・オートテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。33社中15社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「一方で、半導体関連企業、FPD製造装置関連企業およびEV/二次電池関連企業における設備投資が一時的に減速した影響を受けました。」
顧客業界の設備投資動向への依存リスクが、半導体、FPD、EV・二次電池関連企業の設備投資減速によるFA部門売上減少として実際に現れている。 - FY2026-H1主要顧客業界の受注堅調有価証券報告書
「このような状況において、当社主力製品である「アルファフレームシステム」の一般顧客向け販売は堅調に推移し、自動化・省人化装置等についても、半導体関連企業及びFPD製造関連企業を中心に受注が堅調に推移し、全体として順調な業績推移となりました。」
半導体関連企業及びFPD製造関連企業を中心に自動化・省人化装置の受注が堅調に推移したと記載している。顧客業界の設備投資動向への依存は残るが、前期までの延期・鈍化から受注堅調の局面が示されている。 - FY2025半導体・FPD投資回復と商事顧客投資抑制の併存有価証券報告書
「また、半導体関連企業の新たな設備投資意欲の活発化やFPD製造関連企業の設備投資意欲の改善により、自動化・省人化装置等については受注が回復傾向となりました。」
半導体・FPD関連企業では設備投資意欲の改善と受注回復がみられた一方、商事部門では主要顧客の生産低迷と設備投資控えが続いており、顧客業界ごとの投資動向の差異が併存している。 - FY2025-H1業界別に設備投資回復と抑制が併存有価証券報告書
「また、半導体関連企業の新たな設備投資意欲の活発化やFPD製造関連企業の設備投資意欲の改善により、自動化・省人化装置等については受注が回復傾向となりました。商事部門においては、機械設備関係について、景気の下振れ懸念等により、主要顧客の設備投資控えが継続しており、受注が減少する状況となりました。」
半導体・FPD関連では設備投資意欲の改善により受注回復がみられた一方、商事部門の主要顧客では設備投資控えと機械設備受注の減少が継続している。顧客業界ごとの設備投資動向の差異が続いている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「また、装置品においては、複数のロボットシステム、生産設備及び洗浄装置等を受注いたしました。しかしながら、自動車業界にて電動化に伴う投資需要が高まる一方で、依然として半導体関連及びFPD関連の市場全体の設備投資は延期傾向であり、来期以降に本格化する見込みのため、新規及び大型構造物案件等々において受注の鈍化が継続する状況となりました。」
半導体・FPD関連市場の設備投資延期が実際の新規・大型構造物案件の受注鈍化として通期で継続した。自動車業界の電動化投資需要がある一方、顧客業界ごとの設備投資動向の差異も続いている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら依然として半導体関連及びFPD関連の市場全体の設備投資は延期傾向となっており来期以降に本格化するため、新規及び大型構造物案件等々において受注の鈍化が継続する状況となりました。」
半導体・FPD関連企業の設備投資本格化の見込みが従来の下半期以降から来期以降へずれ込み、新規・大型案件の受注鈍化が継続している。 - FY2024-Q1設備投資回復は下半期以降の見込み有価証券報告書
「しかし自動化・省人化装置等については様々な案件に対して積極的に取り組み続けておりますが、AI及びChatGPT等、これからの驚異的な技術革新に対応するための半導体関連企業及びFPD製造関連企業の設備投資が下半期から来期以降に本格化するため、当期間においての受注は回復過程にあるという結果となりました。」
半導体関連企業・FPD製造関連企業の設備投資は下半期から来期以降に本格化する見込みとされ、当第1四半期の受注は回復過程にとどまった。 - FY2023通期減収と設備投資先送り有価証券報告書
「アルファフレーム部門におきましては、一般顧客向けの販売において、自動車部品関連業界の設備投資が差し控えられている中、差別化を図った提案営業活動により安定的な受注を確保いたしました。しかし、経済活動再開に伴う巣ごもり特需の反動や、物価上昇による消費マインドの冷え込み等の傾向を背景に、これらに関連する設備の投資計画が一時的に先延ばしとなったことなどによって、売上高は前年を下回る状況となりました。」
経済活動は回復基調とされる一方、自動車部品関連の設備投資抑制や関連投資計画の先延ばしが通期のアルファフレーム部門減収として現れている。 - FY2023-Q3回復基調下でも設備投資抑制が継続有価証券報告書
「アルファフレーム部門におきましては、一般顧客向けの販売では依然として自動車部品関連の積極的な設備投資が差し控えられている中、差別化を図った提案営業活動により安定的な受注を確保いたしました。しかしながら、経済活動再開に伴う「巣ごもり需要」の減少や、物価上昇による消費マインドの冷え込み等の傾向を背景に、一時的にこれらに関連する設備の投資計画が先延ばしとなったことなどによって、売上高は前年同四半期を下回る状況となりました。」
経済全体は回復基調とされる一方、自動車部品関連の設備投資抑制や、巣ごもり需要減少・物価上昇を背景とする設備投資計画の先延ばしが発生している。 - FY2023-Q2経済回復基調と不透明感の併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の再度の感染拡大がみられたものの、総じて経済活動は回復基調で推移する状況となりました。しかしながら、不安定な世界情勢を受けたサプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰、さらには急速な円安進行などが継続しており、依然として景気見通しは不透明な状況が続いております。」
経済活動は回復基調となった一方、サプライチェーン混乱、原材料価格高騰、急速な円安が継続し、顧客業界の設備投資動向に関わる不透明感が併存している。 - FY2023-Q1需要回復・EV投資も大型投資に至らず有価証券報告書
「FA装置関係につきましては、半導体業界や電子部品業界への需要が依然として拡大しており、また、自動車業界ではEV(電気自動車)化や蓄電池関連等への積極的な設備投資が見受けられましたが、大規模な設備投資までには至らず、新規設備投資としては小規模な案件に留まる状況で推移いたしました。」
半導体・電子部品業界の需要拡大や自動車業界のEV・蓄電池関連投資がみられる一方、大規模投資には至らず、新規設備投資は小規模案件にとどまっている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかし、2021年末以降、新たな変異株(オミクロン株)による急速な感染再拡大が発生していることにより、設備投資の持ち直しに足踏みが見受けられる状況となりました。」
顧客業界の設備投資動向への依存について、COVID-19の新たな変異株によって設備投資の回復が足踏みする状況が生じている。 - FY2022-Q1需要回復と投資抑制が併存有価証券報告書
「FA装置関係につきましては、半導体業界や電子部品業界の需要の拡大が続き、自動車業界の需要も高まっているものの、新規設備投資としては小規模な案件に留まっており、よって、受注環境としては依然として厳しい状況が続きました。」
半導体・電子部品・自動車業界の需要には回復・拡大がみられる一方、新規設備投資は小規模案件にとどまり、受注環境の厳しさが続いている。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「停滞する設備投資の影響によって、FA装置の受注環境は極めて厳しく、低調な状況となりました。」
顧客業界の設備投資動向への依存リスクが、COVID-19や自動車部品業界の市場変化による設備投資慎重化・計画延期として通期で現れている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「このような状況のもと、当社主力製品である「アルファフレームシステム」は、構造部材としての販売が堅調に推移したものの、停滞する設備投資の影響によって、FA装置の受注環境は極めて厳しく、低調に推移いたしました。」
顧客業界の設備投資動向への依存が、設備投資停滞によるFA装置の受注環境悪化として引き続き実際に現れている。装置部門では案件減少や来期への計画延期も発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「装置部門におきましては、前期末に複数大型案件の納入が完了したことによる装置製作工程の谷間から、当第2四半期連結累計期間の後半には回復を見込んでおりました。しかしながら、COVID-19の影響が長期拡大化してきていることにより、一時的な設備案件の減少とともに、予定していた設備案件の一部ではキャンセルではないものの来期への計画延期となるものも出てまいりました。」
顧客業界の設備投資動向への依存が、COVID-19による設備案件の減少や計画延期として引き続き実際に現れている。商事部門でも主要顧客の生産調整により消耗品・治工具類の売上が減少した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「人及び物の移動に関しての制限によって一部案件では検収時期が第2四半期以降に繰り越しとなり、また、新規受注に向けた営業活動にも制限がかかるなどの影響を受けました。」
顧客の設備投資・案件進行への依存リスクが、新型コロナウイルス感染症に伴う移動制限による検収繰越や営業活動制限として実際に発生している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「しかしながら、当連結会計年度におけるわが国経済は、長期に亘るブレキジット等の影響によるEU経済のリセッションに加え、長期化する米中貿易摩擦による中国経済の低迷等によって、世界的に貿易量が急減速するような状況となりました。この結果、設備投資が抑制され、製造業の業況が大幅に悪化いたしました。」
顧客業界の設備投資動向への依存リスクが、設備投資抑制や製造業の業況悪化、FA装置関連の引き合い減少として通期で発生した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「このような状況のもと、当社主力製品である「アルファフレームシステム」は、構造部材としての販売は堅調に推移したものの、低調な設備投資の影響によって、機械・装置関係メーカーからのニーズが低下し、装置製作の大幅な受注拡大は期待できない状況で推移いたしました。」
顧客の設備投資低調により機械・装置関係メーカーからのニーズが低下し、装置製作の大幅な受注拡大が期待できない状況が続いている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「自動車部品製造企業においては、今後の方向性の検討期間と位置づけしている企業が多く、近い将来には設備需要が非常に高まることに大きな期待が持てるものの、当面は引合い案件の減少及び検討中案件の延期などがあり、当第2四半期連結累計期間においては、前連結会計年度末までに受注した案件の消化及び設備投資を継続している一部の顧客向けの案件に留まる状況となりました。」
顧客の設備投資慎重姿勢が、自動車部品製造企業の引合い減少・検討中案件の延期として実際に発生している。FPD業界でも設備投資停滞による受注減少が生じている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「ロボットを含む一般のFA設備に対しては、将来に向けた新規引合い案件(顧客における新商品、新規設備等)が増加しているものの、昨今の経済情勢から当面の投資を見合わせる、または縮小するといった顧客が多く見受けられる中、分野を問わず「カクチャTM」及び「マーキングシステムTM」を活用した作図案件数は順調に推移し、これら案件の売上高は堅調に推移いたしました。しかし、前連結会計年度好調であったFPD製造設備関連企業の設備投資に一時的な調整が生じている状況にあることより、これら企業からの案件減少等によって、全体の売上高としては前年同四半期を下回る状況となりました。」
顧客の設備投資見合わせ・縮小、FPD製造設備関連企業の設備投資調整、案件延期が実際の受注・売上減少として現れている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「前連結会計年度まで極めて好調であった有機ELやLCDといったフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)製造設備関連企業からの受注は、設備投資が一時的な調整局面を迎えたことにより、前年の水準を下回る状況となりました。」
顧客業界の設備投資変動というリスクが、FPD製造設備関連企業の受注減少として実際に発生したと記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当社ではFA装置及びロボット関連機器等に使用される主力製品「アルファフレームシステム」の売上高が順調に推移しており、また、FA装置において、国内外の自動車部品製造企業向け洗浄装置や検査装置、FPD製造関連企業向けの大型カスタムクリーンブース等の受注を堅調に確保いたしました。」
FPD関連需要の停滞・反動減が続く一方、自動車部品向けFA装置需要は堅調と記載しており、顧客業界ごとの設備投資動向の差異が継続している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「このような状況のもと、当連結会計年度に入ってからは前連結会計年度まで好調であった有機ELやLCDといったフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)製造企業向けのアルファフレームシステムの需要に停滞感があったものの、国内外の自動車部品製造企業向け洗浄装置や検査装置といったFA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)の需要は高水準で推移しました。」
FPD製造企業向けアルファフレームシステムの需要に停滞感がある状態が続いている。一方、自動車部品向けFA装置需要は高水準と説明している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「前連結会計年度まで好調であった有機ELやLCDといったフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)製造企業からのアルファフレームシステムの需要に停滞感があるものの、国内外の自動車部品製造企業向け洗浄装置や検査装置といったFA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)の需要は高水準で推移し、受注を確保いたしました。」
FPD製造企業からのアルファフレームシステム需要に停滞感があると記載した。一方、自動車部品向けFA装置需要は高水準で受注を確保している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存について、重要な変更はないと記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「これら幅広い業種の製造業各社の設備投資動向は必ずしも一致しておらず、取引先各社における主力製品の市場投入計画やその販売動向によって大きく変動する可能性があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
顧客業界ごとの設備投資動向の不一致・変動が業績に影響する可能性を再掲している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存について、重要な変更はないと記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存について、重要な変更はないと記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
顧客業界の設備投資動向への依存について、重要な変更はないと記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「これら幅広い業種の製造業各社の設備投資動向は必ずしも一致しておらず、取引先各社における主力製品の市場投入計画やその販売動向によって大きく変動する可能性があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
電子部品、デジタル家電、工作機械、自動車関連などの顧客業界の投資変動を業績リスクとしている。