国内需要停滞とグローバル競争激化
FY2016に初出。29回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載は2026-11-04。
三菱製鋼がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。17社中11社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- 2026-11-04対処決算
「建設機械業界において、低迷していた需要が国内外で回復に向かい、底堅く推移しました。」
建設機械需要について、従来の低迷から国内外での回復へ記載が変化した。一方、世界経済や通商政策等の不透明感は残っている。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループの需要先動向をみますと、需要が低迷していた建設機械業界では、下期以降持ち直しの動きが見られたものの、力強さを欠く状況が続きました。自動車業界では、米国の関税政策を背景とした生産体制の見直しに加え、一部メーカーにおいては部材供給の制約により、生産調整の動きが見られました。」
建設機械需要の低迷が続き、自動車でも米国関税政策や部材供給制約による生産調整が示され、需要・競争環境の不確実性が拡大した。 - 2026-05-13再掲業績予想の修正
「需要が低迷していた建設機械業界では、下期以降持ち直しの動きが見られたものの、力強さを欠く状況が続きました。」
建設機械需要には下期以降の持ち直しが見られた一方、力強さを欠く状況が継続している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における当社グループの主要需要先である建設機械業界や産業機械・工作機械業界は世界的な景気悪化により需要が減少しました。また堅調だった自動車業界は北米における一部メーカーの販売不振や、国内及び東南アジアにおける商用車の生産減等の影響を受けました。」
世界的な景気悪化により建設機械、産業機械・工作機械の需要が減少し、自動車も北米の販売不振や国内・東南アジアの商用車生産減の影響を受けた。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年4月~2023年12月)において、当社グループの主要需要先である自動車業界では、半導体等の部品不足の緩和等により、前年同期と比べ生産台数の回復が進みました。一方、建設機械業界では下期より需要が急激に減少したほか、産業機械・工作機械業界でも、中国の景気悪化の影響が大きく、需要減少が継続しています。」
自動車生産の回復が示された一方、建設機械需要が下期から急減し、中国景気悪化の影響で産業機械・工作機械の需要減少も継続しており、需要環境の悪化が広がった。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「一方、建設機械業界では景気減速の懸念により需要が減少し、産業機械・工作機械業界でも、中国の景気悪化の影響が大きく、受注の調整局面が続いています。」
建設機械需要の減少に加え、中国景気悪化による産業機械・工作機械の受注調整が続き、国内外の需要環境リスクが悪化している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「一方、建設機械業界では、昨年度までは堅調な需要が継続していたものの、足元では在庫調整の動きも見られます。」
昨年度まで堅調だった建設機械需要について、足元で在庫調整が見られるとされ、国内需要停滞・事業環境リスクの悪化要因が新たに示された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、中長期的にはEVやCASEの進展による需要構造の変化の影響等を受ける可能性があります。」
従来の景気・需要変動リスクに加え、中長期的なEV・CASE進展による需要構造変化が明示され、リスクの性質が広がった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「自動車業界では、上海ロックダウンや長引く半導体等の部品不足の影響を受けたものの、生産台数の回復が進みました。また建設機械業界では、需要は引き続き堅調に推移しました。」
自動車生産の回復と建設機械需要の堅調推移が示され、需要停滞・グローバル競争環境リスクのうち需要面は一部緩和された。一方、部品不足の影響は残っている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「自動車業界では、自動車生産は回復が進んでいるものの、上海ロックダウンや長引く半導体等の部品不足の影響を受けました。一方、建設機械業界では、需要は引き続き好調を維持しています。」
自動車生産の回復と建設機械需要の好調を示す一方、上海ロックダウンや部品不足の影響が続いており、グローバルな需要・競争環境に関する認識を再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年4月~2022年6月)における当社グループを取りまく経営環境は、自動車業界において、自動車生産は半導体による減産影響が大きく出た昨年より北米を中心に改善しているものの、上海ロックダウンや半導体等の部品不足によるサプライチェーン混乱による減産の影響が続いており、先行き不透明な状況が継続しています。」
北米を中心に自動車生産の改善がある一方、上海ロックダウン、部品不足、サプライチェーン混乱による減産と先行き不透明さが続いており、グローバルな需要・競争環境リスクを再確認している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「自動車業界において、国内及び海外の需要は回復が進んでいますが、半導体供給不足の影響が長引いており、新車販売減少の影響が続いています。一方、建設機械業界においては、昨年度後半から急回復した需要は、引き続き好調を維持しています。」
自動車・建設機械需要の回復を示す一方、半導体供給不足による新車販売減少が継続しており、グローバル需要環境に関する認識を再確認している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2021年4月~2021年6月)における当社グループを取りまく経営環境は、新型コロナウイルス感染再拡大や半導体不足等の懸念があるものの、回復が進んでいます。」
感染再拡大や半導体不足への懸念は残るものの、事業環境は回復が進んでいると記載され、需要停滞・グローバル環境リスクの一部緩和が示された。 - FY2021悪化有価証券報告書
「経済活動は持ち直しの動きが続いているものの、感染再拡大や半導体不足の影響も懸念されており、先行き不透明な状況が続いています。」
需要環境には回復の動きがある一方、感染再拡大に加えて半導体不足が新たな不透明要因として明示された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「経済活動は徐々に持ち直しの動きが見られるものの、感染再拡大の影響も懸念されており、先行き不透明な状況が続いています。」
中国・北米を中心に回復の動きがある一方、感染再拡大、東南アジア・欧州の回復遅れ、米中貿易摩擦による需要低迷が併存しており、グローバルな需要・競争環境リスクを再確認している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年4月~2020年9月)における当社グループを取りまく経営環境は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大幅に悪化しました。自動車業界では、メーカー各社の生産一時停止や需要の急減があり世界各国で新車販売が大幅減となりました。足元では、中国・北米で需要の回復が見られ、国内需要も回復の兆しは見えているものの、東南アジアや欧州では回復が遅れており、依然として先行き不透明な状況が続いています。また、建設機械及び産業機械・工作機械業界においても、米中貿易摩擦による昨年度からの国内メーカーの需要低迷に加え、新型コロナウイルスによる経済活動縮小の影響も大きく、需要は大幅に減少しました。」
新型コロナウイルス感染拡大により、自動車、建設機械、産業機械・工作機械における需要・生産の減少が広がった。中国・北米の回復や国内の回復兆しを記載する一方、東南アジア・欧州の回復遅れと先行き不透明さを示している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年4月~2020年6月)における当社グループを取りまく経営環境は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自動車業界において、メーカー各社の生産一時停止や需要の急減があり世界各国で新車販売は大幅減となりました。また、建設機械及び産業機械・工作機械業界においても、米中貿易摩擦による昨年度からの国内メーカーの需要低迷に加え、新型コロナウイルスによる経済活動縮小の影響も大きく、需要は大幅に減少しました。」
国内需要の停滞とグローバル競争・景気環境のリスクが、主要業界の生産停止、新車販売の大幅減少、建設機械・産業機械等の需要大幅減少として実際に発生した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大による世界的な需要の落ち込みや生産活動の減退により、世界経済の減速が懸念されております。」
従来の需要停滞・グローバル競争リスクに加え、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な需要・生産活動の減退が加わり、事業環境リスクが悪化した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2019年4月~2019年9月)における当社グループを取りまく経営環境は、自動車業界において、国内は底堅く推移したものの、海外は米中貿易摩擦等の影響により、北米、中国市場に加え、東南アジアや欧州市場においても生産台数が減少しています。建設機械業界においては、国内では主要顧客の生産減とこれに伴う在庫調整の動きが見られ、海外ではインドネシア等東南アジアの一部地域で需要が低迷し、また産業機械・工作機械業界においても、内需・外需ともに需要が大幅に減少しており、回復時期の見通しは不透明な状況にあります。」
従来の中国・北米中心の懸念から、東南アジア・欧州にも自動車生産減少が広がり、建設機械に加えて産業機械・工作機械の内外需も大幅に減少した。需要回復時期の不透明さも明示された。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年4月~2019年6月)における当社グループを取りまく経営環境は、自動車業界は、国内は堅調に推移しましたが、一方、中国・北米では、景気減退の影響により、販売台数が減少しました。建設機械業界及び商用車においても、中国やインドネシア等東南アジアの一部地域では、需要に陰りがみられます。」
中国・北米の自動車販売台数減少、中国・インドネシア等の建設機械・商用車需要の陰りが示され、従来の海外需要の堅調・回復傾向から事業環境が悪化した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「建設機械業界において、国内は排ガス規制の駆け込み需要による反動減から回復し、海外も好調な欧米やアジアの需要を中心に引き続き堅調に推移しました。自動車業界においては、国内は軽自動車の販売需要が全体をけん引し、海外は米中貿易摩擦の広がりや、それに伴う中国経済の減速に対する懸念はあるものの、北米や東南アジアをはじめとし、需要は堅調に推移しました。」
建設機械・自動車需要は全体として堅調または回復基調を示した一方、米中貿易摩擦及び中国経済減速への懸念が引き続き示され、グローバル事業環境リスクの認識を再確認している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「自動車業界においては、国内は軽自動車の販売需要が全体をけん引し、堅調に推移しました。海外は米国の追加関税政策、米中貿易摩擦の広がりに対する懸念はあるものの、欧米・東南アジアを中心に需要が好調に推移しました。」
海外需要は好調に推移する一方、米国の追加関税政策や米中貿易摩擦への懸念が示され、グローバル競争・事業環境リスクの認識は継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループを取りまく経営環境は、今後の国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出は加速し、グローバル化による競争が激化しております。」
国内需要の伸び悩み、顧客の海外進出、グローバル競争の激化を引き続き事業環境上の課題としている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(平成29年4月~平成29年9月)における当社グループを取りまく経営環境は、建設機械業界において、国内は排ガス規制前の駆け込み需要が続き、海外では中国及び東南アジア圏の需要が好調に推移しました。自動車業界では、軽・小型車の販売が回復したことに加えて、欧米を中心に輸出が堅調に推移しました。」
従来懸念していた国内需要の停滞について、建設機械の駆け込み需要や軽・小型車販売の回復が示された。中国・東南アジアの需要および欧米向け輸出も好調であり、需要環境の面ではリスクが緩和された。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループを取りまく経営環境は、今後の国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出は加速し、グローバル化による競争が激化しております。」
国内需要の伸び悩み、顧客の海外進出、グローバル競争の激化を引き続き事業環境上の課題としている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(平成28年4月~平成28年12月)における当社グループを取りまく経営環境は、建設機械業界において、需要は依然として厳しい状況が続きましたが、北米・中国では好転の兆しが見られました。自動車業界は、北米は堅調を維持しているものの、国内の販売は引き続き低迷しました。」
国内自動車販売の低迷と建設機械需要の厳しさが続く一方、北米・中国では好転の兆しが示されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(平成28年4月~平成28年9月)における当社グループを取りまく経営環境は、為替が円高に推移する中、建設機械業界において、需要は底打ちの兆しが見られるものの、低調が継続しました。自動車業界は、北米は引き続き堅調に推移しているものの、国内は昨年の軽自動車税増税の影響等により、販売台数が減少しました。」
建設機械需要には底打ちの兆しが示された一方、低調は継続し、国内自動車販売台数も減少している。国内需要停滞リスクの認識は継続している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(平成28年4月~平成28年6月)における当社グループを取りまく経営環境は、円高に振れた為替の影響を受ける中、建設機械業界において、国内及び中国をはじめとし、需要は引き続き低迷しました。自動車業界は、北米は堅調に推移しているものの、国内は昨年の軽自動車税引き上げの反動減の影響が長引いていること等により、販売台数が減少しました。」
国内の建設機械需要の低迷と国内自動車販売台数の減少が実際の事業環境として現れており、国内需要停滞リスクが顕在化している。 - FY2016初出有価証券報告書
「今後、国内需要の伸びが期待できない状況において、顧客の海外進出が加速するとともにグローバル化による競争激化が予想されます。」
国内需要の伸び悩み、顧客の海外進出、グローバル競争の激化を事業環境上の課題として認識している。