ニッケル銑鉄等への原料調達シフトによるフェロニッケル販売減少
FY2021-Q1に初出。16回の記載のうち9回が「再掲」。直近の記載は2026-08-06。
大平洋金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに0社。
- 2026-08-06再掲業績予想の修正
「フェロニッケル需要は、前述の環境に加え、価格優位性の見られるニッケル銑鉄へ調達がシフトし、また、カーボンニュートラルを意識したステンレススクラップ配合比率見直しもあり、低迷した推移となりました。」
ニッケル銑鉄への調達シフトとステンレススクラップ配合比率の見直しを背景とするフェロニッケル需要低迷を再確認している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「フェロニッケル需要は、前述の環境に加え、価格優位性の見られるニッケル銑鉄へ調達がシフト、また、カーボンニュートラルを意識したステンレススクラップ配合比率見直しもあり、鈍化傾向の推移となりました。」
ニッケル銑鉄への調達シフトが「一部」ではなく「シフト」と記載され、スクラップ配合比率の見直しも続く中でフェロニッケル需要の鈍化傾向を記載している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「フェロニッケル需要は、前述の環境に加え、価格優位性の見られるニッケル銑鉄へ調達がシフトしており」
海外ステンレス生産者の原料調達について、従来の「一部シフト」から「シフト」と記載され、ニッケル銑鉄への移行が続く状況を示している。これを背景に販売数量は前年中間期比42.4%減少した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「前述した価格優位性の見られるニッケル銑鉄の価格が当社の販売価格へも影響する環境となっており、一定の収益性を損なわない戦略的な数量抑制方針を継続する中で」
ニッケル銑鉄価格がフェロニッケル販売価格に影響する状況を前提に、収益性を維持するための戦略的数量抑制を継続している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「価格優位性の見られるニッケル銑鉄の価格は当社の販売価格へも影響する環境になっていることから、LMEニッケル価格と外国為替相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準としているため」
ニッケル銑鉄価格がフェロニッケル販売価格に影響し、予想収益や販売数量に影響し得るリスクを再確認している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「その中で、当社のフェロニッケル販売数量は、前述した価格優位性の見られるニッケル銑鉄の価格が当社の販売価格へも影響する環境となっており、一定の収益性を損なわない戦略的な数量抑制方針を継続したため、前年同四半期と比べ国内外向けともに減少し、全体では前年同四半期比52.7%の減少となりました。」
ニッケル銑鉄価格が当社販売価格に影響する状況と、それを踏まえた戦略的な数量抑制方針を再確認している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「前述した価格優位性の見られるニッケル銑鉄の価格は、当社の販売価格へも影響する環境となっており」
価格優位性のあるニッケル銑鉄の価格が当社販売価格に影響する状況を再確認している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「海外ステンレス生産者は価格優位性の見られるニッケル銑鉄へ一部調達をシフトしており、ニッケル銑鉄の価格は当社の販売価格へも影響する環境となっていること等から、一定の収益性を損なわない戦略的な数量抑制方針は継続したため」
海外ステンレス生産者のニッケル銑鉄への一部調達シフトと、同価格が当社販売価格へ影響する状況を再確認している。これを踏まえ、戦略的な数量抑制方針を継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループ事業の売上高の大部分をフェロニッケル製品が占めており、当該製品は、LMEニッケル価格と外国為替相場を参考とした販売価格としておりますが、価格優位性の見られるニッケル銑鉄の価格は当社の販売価格へも影響する環境になっていることから、LMEニッケル価格と外国為替相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準としております。ニッケル銑鉄の価格が色濃く影響する場合、予想収益を確保出来ない可能性があります。」
ニッケル銑鉄の価格が販売価格形成に影響する状況が明示され、LME価格・為替だけでは予想収益を確保できない可能性へリスク認識が拡大した。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へ一部シフトする状況は継続し」
海外ステンレス生産者のニッケル銑鉄等への原料調達シフトは一部継続しており、販売数量減少の要因となった。 - FY2022再掲有価証券報告書
「海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へ一部シフトしておりますが」
ニッケル銑鉄等への原料調達シフトは一部継続しているが、販売数量は前年度比30.1%増加した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へ一部シフトしておりますが、前述したステンレス鋼業界の環境を背景に、前年同四半期と比べ国内外向けともに増加し、全体では前年同四半期比31.9%の増加となりました。」
ニッケル銑鉄等への原料調達シフトは一部継続しているが、フェロニッケル販売数量は前年同期比31.9%増加した。 - FY2022-Q1後退有価証券報告書
「その中で、当社のフェロニッケル販売数量は、海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へ一部シフトしておりますが、前述したステンレス鋼業界の環境を背景に、前年同四半期と比べ国内外向けともに増加し、全体では前年同四半期比41.4%の増加となりました。」
海外ステンレス生産者のニッケル銑鉄等への原料調達シフトは「一部」と記載され、販売数量は前年同期比41.4%増へ回復した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「数量面では、ニッケル事業の主需要先であるステンレス鋼業界は、海外の一部は回復基調を辿るものの、原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へシフトしていること等もあり、フェロニッケル需要回復の動きは鈍く、厳しい状況での推移が見込まれます。」
ニッケル銑鉄等への原料調達シフトが続き、フェロニッケル需要の回復は鈍く、今後も厳しい状況が見込まれる。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へシフトしたこと等もあって厳しい販売環境となり」
前四半期の「一時シフト」という表現から、海外ステンレス生産者の原料調達がニッケル銑鉄等へシフトしたと記載され、販売数量の前年同期比35.0%減少につながる厳しい販売環境となった。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「海外ステンレス生産者の原料調達が比較的価格優位性の見られるニッケル銑鉄等へ一時シフトしたこと等もあって、厳しい販売環境となり」
海外ステンレス生産者が価格優位性のあるニッケル銑鉄等へ一時的に原料調達を切り替えたことが、フェロニッケルの販売環境悪化要因として初めて記載されている。