半導体関連客先の一時的な在庫調整による利益減少
FY2019-Q1に初出。21回の記載のうち9回が「再掲」。直近の記載は2026-07-30。
東北特殊鋼がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。16社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに8社。
- 2026-07-30対処決算
「一方で、AI関連投資の拡大を背景として半導体関連産業は堅調に推移し、半導体製造装置向け需要は増加いたしました。」
半導体市場の減速・在庫調整長期化による需要下振れの記載から、AI関連投資を背景に半導体製造装置向け需要が増加したとの記載へ変化している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「しかしながら、半導体製造装置産業においては在庫調整局面が長引き、特殊鋼の需要は当初の計画を下回りました。」
半導体製造装置産業の在庫調整が長期化し、特殊鋼需要が計画を下回る状態が続いている。 - 2026-06-04顕在化株主総会
「半導体製造装置産業においては在庫調整局面が長引き、特殊鋼の需要は当初の計画を下回りました。」
半導体製造装置向け需要の在庫調整長期化が、計画未達として実績に現れた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、半導体製造装置産業においては在庫調整局面が長引き、特殊鋼の需要は当初の計画を下回りました。」
半導体関連需要について、在庫調整の長期化が明示され、特殊鋼需要が当初計画を下回る実績として現れている。 - FY2025-H1在庫調整が部分進展する一方、認証不正で需要未達有価証券報告書
「部品メーカーの在庫調整が部分的に進展し、需要回復の兆しが見えてきました。しかしながら、複数の自動車メーカーにおける型式認証の不正問題により一部車種の国内生産が停止しており、特殊鋼の需要は当初の計画を下回りました。」
部品メーカーの在庫調整は一部進展し需要回復の兆しが示されたが、型式認証の不正問題による国内生産停止が発生し、特殊鋼需要は計画未達となった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「精密加工事業は、自動車産業における長引く在庫調整や半導体市場の減速による売上減少に加え、原材料価格や電力費等の製造原価上昇分の全てを販売価格に転嫁できていないことで収益性が悪化しており、継続的に営業損失を計上していることから、減損の兆候があると判断しております。」
半導体関連需要の回復・堅調としていた過去の記載から、半導体市場の減速と在庫調整による精密加工事業の売上・収益性悪化、減損計上へ変化した。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「このような環境の中、当社グループの特殊鋼事業につきましては、在庫調整する部品メーカーからの注文減少を受け売上高は前年同四半期実績を下回りました。」
在庫調整を行う部品メーカーからの注文減少が、引き続き特殊鋼事業の売上減少要因となっている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「しかしながら、製造原価上昇のすべてを販売価格へ転嫁できていないことや在庫調整する部品メーカーからの注文減少等を受け、利益面では前年同四半期実績を下回り、増収減益となりました。」
原価上昇分の転嫁不足と在庫調整を行う部品メーカーからの注文減少が、引き続き利益減少要因となっている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、製造原価上昇のすべてを販売価格へ転嫁できていないことや在庫調整する部品メーカーからの注文減少等を受け、利益面では前年同四半期実績を下回り、増収減益となりました。」
半導体関連需要が堅調としていた直近の記載から、在庫調整を行う部品メーカーからの注文減少が実際の利益減少要因として現れている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「特に、積極的に設備投資を進めている半導体産業向けの販売が堅調を維持し、特殊鋼事業の収益を下支えしております。」
半導体産業向け販売が堅調で、特殊鋼事業の収益を下支えしている状況を継続して記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「特に、積極的に設備投資を進めている半導体産業向けの販売が堅調を維持し、特殊鋼事業の収益を下支えしております。」
半導体産業向け販売が堅調で特殊鋼事業の収益を下支えしている状況を継続して記載している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「特に、積極的に設備投資を進めている半導体産業向けの販売が堅調を維持し、特殊鋼事業の収益を下支えしております。」
半導体関連顧客の需要低迷・先行き不透明としていた従来の記載から、半導体産業向け販売が堅調で特殊鋼事業の収益を下支えしているとの記載へ変化している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「また、半導体関連需要につきましても依然、先行き不透明な状況にあります。」
半導体関連需要について、先行き不透明な状況が続いていると再記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「一方で、半導体関連顧客の需要低迷等により利益は前年に比べ減少しております。」
半導体関連顧客の需要低迷が通期の利益減少要因となったことを継続して記載している。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「半導体向け精密加工製品の販売が一部回復したものの、国内外の自動車向け鋼材製品が低調に推移いたしました。」
半導体向け精密加工製品の販売について、従来の需要低迷から一部回復したとの記載に変化している。ただし、全面的な回復や利益改善を示す記載ではない。quantifiedはfalse、materializedはfalse。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、米中貿易摩擦を背景とした半導体関連顧客の需要低迷が続き、利益が前年同四半期に比べ減少いたしました。」
半導体関連顧客の需要低迷が、米中貿易摩擦を背景として引き続き発生し、利益減少の要因となっている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「米中貿易摩擦激化を背景とした半導体関連顧客の需要低迷が続き、利益は同四半期に比べ減少しております。」
半導体関連顧客の需要低迷が継続するだけでなく、その背景として米中貿易摩擦の激化を明示しており、利益減少も続いている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「一方で、半導体関連顧客の需要低迷等により利益は前年に比べ減少しております。」
半導体関連顧客の需要低迷が通期の利益減少要因となったことを記載しており、従来のリスク認識を継続している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループの特殊鋼事業では、国内自動車関連の増産要請への対応が続く一方、半導体関連客先の需要低迷の影響で、売上はほぼ横ばいとなり、利益は前年同四半期に比べ減少いたしました。」
従来の「一時的な在庫調整」から、半導体関連客先の「需要低迷」という表現に変化し、利益減少も継続している。半導体関連需要の弱さがより広い形で記載されている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「半導体関連客先の一時的な在庫調整の影響を受けた結果、売上がやや増加したものの、利益が前年同四半期に比べ減少しました。」
半導体関連客先の一時的な在庫調整が、今回も利益減少の要因として記載されている。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「一方、半導体関連客先の一時的な在庫調整の影響を受けた結果、利益は減少しました。」
半導体関連客先の一時的な在庫調整が実際に利益減少として発生したことを、今回初めて独立したリスク要因として記載している。