国内建設需要の減少と電炉業界の供給能力過剰
FY2016に初出。35回の記載のうち20回が「再掲」。直近の記載は2026-10-30。
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- FY2026顕在化有価証券報告書
「当社グループの中核事業である国内鉄鋼事業は、競合する電炉メーカーが多数存在し、構造的な供給能力過剰問題を抱えています。他方、国内の建設現場での人手不足・働き方改革や資材価格高騰等による建設工事の遅延・見直しなどの影響により、建設鋼材需要は今後とも減少傾向が続くと考えられます。」
構造的な供給能力過剰に加え、人手不足、働き方改革、資材価格高騰による工期遅延・計画見直しが、建設鋼材需要の減少要因として具体化している。 - 2026-04-30悪化業績予想の修正
「国内鉄鋼事業については、人手不足による施工能力の制約から、住宅部門、非住宅部門ともに、建設鋼材需要の低調な推移が予想される中、鉄スクラップ価格は上昇基調が続いています。」
人手不足による施工能力の制約を背景に、次期も住宅・非住宅の建設鋼材需要が低調に推移する見通しが示された。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「国内の鋼材需要は、建設・物流現場での人手不足や猛暑による工期の遅延・長期化、資材価格等の上昇を受けた計画の見直しが散見されたことなどから、低調に推移しました。」
建設・物流現場の人手不足、猛暑による工期の遅延・長期化、資材価格上昇を背景に国内鋼材需要が低調となった。国内建設需要の長期的縮小・供給能力過剰というリスク自体に重要な変更は示されていない。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当事業部門については、国内の建設需要は企業の設備投資と公共投資が安定して続いたものの、資材価格の上昇や、建設・物流現場での人手不足や働き方改革、猛暑による工期の遅延・長期化の影響を受け、低調に推移しました。」
国内建設需要は、企業の設備投資・公共投資が続く一方、資材価格上昇、人手不足、働き方改革、猛暑による工期遅延等により低調に推移した。国内建設需要の長期的な縮小および電炉業界の供給能力過剰というリスク自体に重要な変更は示されていない。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「住宅分野の建設需要は建設コストの高止まりなどによって弱基調で推移しましたが、企業の底堅い設備投資が非住宅分野の建設需要を下支えし」
住宅分野の建設需要は弱基調である一方、非住宅分野は設備投資に下支えされている。国内建設需要の長期的な縮小および電炉業界の供給能力過剰というリスク自体に重要な変更は示されていない。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当事業部門については、国内の建設需要は底堅く推移し、製品出荷量は前年同期対比1.5万トン増の78.9万トンとなりました。」
国内建設需要は底堅く推移し、製品出荷量も増加した。長期的な国内建設需要の減少リスク自体に重要な変更は示されていない。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当事業部門については、国内の建設需要が堅調に推移する中、製品出荷量は前年同期対比0.4万トン増の40.9万トンとなりました。」
国内建設需要は堅調に推移し、製品出荷量も前年同期比で増加したため、直近の需要低迷リスクには一定の緩和が示された。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループの中核事業である国内鉄鋼事業は、競合する電炉メーカーが多数存在し、構造的な供給能力過剰問題を抱えています。他方、人口減少が進む成熟した日本経済の下、長期的に見て、国内の公共事業、民間建設需要が大きく伸長することは考えにくく、当社グループの主力製品である異形棒鋼の需要もそれに伴い減少することが考えられます。」
国内電炉業界の構造的な供給能力過剰と、人口減少を背景とする国内建設需要・異形棒鋼需要の長期的な減少リスクを継続して開示している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間において、国内建設用鋼材市場では、秋需への期待があったものの、原材料の鉄スクラップ市況軟化による製品価格の先安観から当用買いが続き、需要は低調に推移しました。」
国内建設用鋼材需要は、鉄スクラップ市況軟化による製品価格の先安観と需要家の当用買いを背景に低調な状態が続いた。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「国内建設用鋼材市場においては、原材料の鉄スクラップ価格が4月下旬から8月中旬まで下げ基調となり、需要家が値下げ期待から当用買いを続けたため、需要は低水準で推移しました。」
鉄スクラップ価格の下落局面で需要家の当用買いが続き、国内建設用鋼材需要の低水準が継続した。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「国内建設用鋼材市場において需要家が様子見姿勢に転じ、需要は低調に推移しました。」
国内建設用鋼材需要の低調さが続き、需要低迷リスクは前年度から継続している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「人口減少が進む成熟した日本経済の下、長期的に見て、国内の公共事業、民間建設需要が大きく伸長することは考えにくく、当社グループの主力製品である異形棒鋼の需要もそれに伴い減少することが考えられます。」
人口減少を背景とする国内建設需要の中長期的な縮小リスクを継続して認識している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場は、当第3四半期連結会計期間において、緊急事態宣言の解除後も需要は盛り上がらず弱含み横這いで推移しました。また、鉄スクラップ価格は、9月末以降再び高騰し、利益の源泉となる売買価格差(製品価格と原材料価格の差額)は前年同期対比で縮小するなど、引き続き厳しい事業環境となりました。」
国内建設需要の低調さと鉄スクラップ価格の高騰が続き、国内鉄鋼事業の厳しい事業環境リスクが継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建設需要が盛り上がりを欠く中、鉄スクラップ価格は一時調整局面に入るもその後反転して高水準で推移し、引き続き厳しい事業環境となりました。」
国内建設需要の低調さと原材料価格の高水準が続き、国内鉄鋼事業の事業環境リスクが継続している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建設需要が盛り上がりを欠く中、前年度下期から上昇基調にあった鉄スクラップ価格が引き続き高水準で推移し、厳しい事業環境となりました。」
国内建設需要が盛り上がりを欠く状況と、鉄スクラップ価格の高水準が続いていることが示された。 - FY2021悪化有価証券報告書
「人口減少が進む成熟した日本経済の下、長期的に見て、国内の公共事業、民間建設需要が大きく伸長することは考えにくく、当社グループの主力製品である異形棒鋼の需要もそれに伴い減少することが考えられます。」
国内建設需要の減少が、従来の景気循環的な低調さだけでなく、人口減少を背景とする長期的な需要縮小リスクとして明示された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの属する普通鋼電炉業界においては、新型コロナウイルスの影響による先行き不透明感などにより、国内建設用鋼材需要は低水準で推移しました。」
国内建設用鋼材需要の低水準が続き、需要低迷リスクが継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの属する国内建設用鋼材市場におきましては、先行き不透明感から鋼材需要は弱含みに推移しました。」
国内建設用鋼材需要の弱含みが続き、需要低迷リスクは前四半期から継続している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、鉄スクラップ価格が低位で推移したことから需要家の様子見・当用買いが続き、全般的に軟調となりました。」
国内建設用鋼材市場は、前期の低調さに加え、鉄スクラップ価格の低位推移を背景とする需要家の様子見・当用買いにより全般的に軟調となった。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野向けともに鋼材需要は盛り上がりを欠く状況が続きました。」
国内建設用鋼材需要の低調さが続いているが、前四半期から新たな悪化を示す記載ではなく、需要低迷リスクが継続している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら鉄スクラップ価格の市況軟化の影響から、国内鋼材需要は様子見状況が続き、国内鋼材市況は弱含みに推移しました。」
前四半期の国内建設用鋼材需要が堅調だったとの記載から、国内鋼材需要は様子見、国内鋼材市況は弱含みへと悪化した状況が示された。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに需要は堅調に推移しました。」
国内建設用鋼材需要は堅調に推移しており、前四半期までに示されていた需要低迷リスクがさらに悪化した状況は記載されていない。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに需要は堅調に推移した一方」
国内建設用鋼材需要は堅調に推移しており、従来の需要低迷からは一定程度緩和された状態が続いている。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに需要は底堅く、堅調に推移しました。」
国内建設用鋼材需要は、従来の低調・本格回復未達から底堅く堅調な推移へ進み、需要低迷リスクは一定程度緩和された。 - FY2018対処有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに需要は回復傾向にあり、製品出荷量は増加しました。」
国内建設用鋼材需要は回復傾向となり、従来の低調・本格回復未達という状態から一定の緩和が示された。ただし、中長期的な需要減少は引き続き認識されている。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに需要は回復傾向にあり製品価格の値上げを進めましたが、原材料である鉄スクラップの価格が、中国鋼材需要の影響を受け一段と上昇したことから、利益の源泉となる売買価格差(製品価格と原材料価格の差額)は縮小しました。」
国内建設用鋼材需要は従来の低調・本格回復未達から回復傾向へ進んだため、需要低迷リスクには一定の緩和が示された。ただし、原材料価格上昇による利益圧迫は継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに一部には需要回復の兆しが見られるものの、本格的な盛り上がりには至りませんでした。」
国内建設用鋼材需要には一部回復の兆しがあったものの、本格回復に至らない状況が続いた。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野ともに一部には需要回復の兆しがあるものの、本格的な盛り上がりには至りませんでした。」
国内建設用鋼材需要には一部回復の兆しがあったものの、本格回復には至らず、需要低迷リスクが継続した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である建設用鋼材市場では、第3四半期における製品需要が引き続き盛り上がりに欠ける中」
国内建設用鋼材需要の低調さが第3四半期にも続いていることが記載され、既に顕在化している需要低迷リスクが継続した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、需要は建築・土木分野とも低調に推移し、本格的な回復には至りませんでした。」
国内建設需要の低迷が第1四半期に続いて確認され、本格回復に至っていない状況として記載された。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの主要需要先である建設用鋼材市場では、建築・土木分野とも需要は低調に推移しました。」
前年度にリスクとして示されていた国内建設需要の低下が、当四半期の市場状況として実際に表れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「国内の建設用鋼材需要については、当面は堅調に推移するものと思われますが、普通鋼電炉業界は構造的に供給能力過剰の状況にあるため、過剰生産及び販売による販売価格の下落リスクがあります。」
国内建設需要の中長期的な減少と、供給能力過剰による販売量・販売価格への影響をリスクとして挙げている。