原油価格・為替による原燃料価格変動
FY2016に初出。21回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2026。
日本山村硝子がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中121社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに54社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「中東情勢の緊迫化や為替変動の影響により、ガラス溶融の燃料である天然ガスやプラスチックキャップの主原料であるナフサは、仕入価格が大きく変動する可能性があります。また、原油価格の動向により物流関連事業における車両の燃料費のほか、包装資材やその他副原料の価格が大きく変動する可能性があります。」
原燃料価格リスクについて、中東情勢の緊迫化を新たな要因として明示し、天然ガス、ナフサ、物流燃料、包装資材・副原料へ影響範囲を広げた。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、当社における出荷量・生産量の減少、燃料・動力価格の高騰および物流費・労務費等の増加により、1,614百万円(前年同中間期比38.7%減)と減益となりました。」
燃料・動力価格の高騰が、物流費・労務費等の増加とともにガラスびん関連事業の減益要因として実際に現れた。 - FY2024悪化有価証券報告書
「翌連結会計年度(2025年3月期)においては、原燃料価格について、足元では原油価格は高騰しており、さらに為替レートも円安で推移しているため、今後資材価格は一層高騰することを想定しております。」
原油価格・為替による原燃料価格変動リスクについて、原油高と円安を背景に翌年度の資材価格が一層高騰する想定を示した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「セグメント利益は、当社において原燃料・動力価格の高騰がありましたが、販売単価が上昇したことや前第2四半期連結累計期間に損失の発生していた中国の子会社の全持分を譲渡したこと等による良化により、2,634百万円の利益(前年同期は193百万円の利益)と増益となりました。」
原燃料・動力価格の高騰は続いたが、販売単価上昇や中国子会社の全持分譲渡による改善により、ガラスびん関連事業の利益は前年同期から増加した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「セグメント利益は、当社において原燃料・動力価格の高騰がありましたが、販売単価が上昇したことや前第1四半期連結累計期間に損失の発生していた中国の子会社の全持分を譲渡したことによる良化等により、1,565百万円の利益(前年同期は42百万円の利益)と増益となりました。」
原燃料・動力価格の高騰は継続したが、販売単価上昇等によりガラスびん関連事業の利益は前年同期から改善した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「なお、原燃料・動力価格の高騰に対応するためのガラスびん製品の追加の価格改定については、顧客に一部ご協力をお願いしておりますが、コスト上昇分全てはカバーできておらず、引き続き取り組んでまいります。」
価格改定を進めているものの、原燃料・動力価格の上昇分を全て吸収できない状態が通期でも続いた。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「欧州の政情不安や円安の影響による原燃料・動力価格の高騰に伴う悪化をカバーするには至りませんでした。」
価格改定や設備投資抑制による改善要因があったものの、欧州情勢と円安を背景とする原燃料・動力価格高騰が利益を押し下げた。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「欧州の政情不安や円安の影響による原燃料・動力価格の高騰に伴う悪化に追い付かず」
原油価格・為替などによる原燃料価格変動リスクについて、欧州の政情不安と円安を背景とする原燃料・動力価格高騰が利益悪化として顕在化した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、国内において販売単価が上昇したものの原燃料価格の上昇に追い付かず」
原燃料価格の上昇が販売単価の上昇を上回り、ガラスびん関連事業の利益を押し下げる要因として実際に現れた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「さらには原燃料高騰が続いており今後の動向も見通しが難しく、値動きが激しい展開も予想されます。」
従来の原油価格・為替による原燃料価格変動リスクについて、原燃料高騰の継続と価格変動の不透明性が明示された。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「セグメント利益は、資材単価の下落や出荷量および生産量の増加等により、458百万円(前年同期比245.0%増)と増益となりました。」
原材料・資材価格の変動リスクについて、資材単価の下落がプラスチック容器関連事業の利益改善要因として続いた。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「セグメント利益は、資材単価の下落や出荷量および生産量の増加等により、415百万円(前年同期比268.7%増)と増益となりました。」
原材料・資材価格の変動リスクについて、資材単価の下落がプラスチック容器関連事業の利益改善要因として現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、当社において生産量の増加等の増益要因はありましたが、減価償却費の増加や資材単価の上昇、減収による影響等により、249百万円(前年同期比44.7%減)と減益となりました。」
資材単価の上昇が実際に発生し、プラスチック容器関連事業の利益減少要因となった。 - FY2019悪化有価証券報告書
「原料および各種資材の供給不足や価格高騰による製造コストの上昇が予想されますが、様々な取り組みにより、安定調達やコスト吸収を図り、また環境変化に対応できる体制を構築してまいります。」
従来の原油価格・為替による原燃料価格変動に加え、原料・資材の供給不足と価格高騰による製造コスト上昇をリスクとして明示した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、増収による増益効果等はありましたが、販売の品種構成による利益率低下や海外子会社における為替換算の影響により、450百万円(前年同期比0.6%減)と減益となりました。」
海外子会社の為替換算の影響が利益率低下要因となり、原燃料価格・為替変動リスクのうち為替影響が実績に現れた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、海外子会社において生産性は向上しましたが、ガラス溶解窯の更新による稼働率の低下に加え、品種構成や為替の影響による利益率の低下、環境規制強化に対応する費用の増加があり、また国内子会社においてもガラス溶解窯の更新という減益要因があったため、△201百万円(前年同期は608百万円)と減益となりました。」
為替の影響による利益率低下がガラスびん関連事業の利益減少要因として実際に現れた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、増収による増益効果等はありましたが、販売の品種構成による利益率低下や原料価格の上昇等により、191百万円(前年同期比13.3%減)と減益となりました。」
プラスチック容器関連事業で原料価格の上昇が実際に発生し、利益減少要因となった。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「増収による増益効果や当社ガラスびんカンパニーの修繕費等の費用減はありましたが、国内燃料価格の上昇や販売の品種構成による利益率低下等により、セグメント利益は919百万円(前年同期比36.5%減)と減益となりました。」
国内燃料価格の上昇が、ガラスびん関連事業の利益減少要因として引き続き実際に発生した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「国内燃料価格の上昇や販売の品種構成による利益率低下等により、セグメント利益は608百万円(前年同期比27.2%減)と減益となりました。」
国内燃料価格の上昇が、ガラスびん関連事業の利益減少要因として実際に発生した。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「セグメント利益は、原料価格を抑えることができたことに加え、海外子会社の損益改善も寄与し」
プラスチック容器関連事業では、原料価格を抑制できたことが利益改善要因となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「天然ガスや重油などのガラス溶融の燃料や、プラスチックキャップの主原料は、原油価格の動向と為替変動の影響により、仕入価格が大きく変動する可能性があります。」
ガラス・プラスチック双方に関係する原材料コストリスク。