バイオ医薬品CDMOの動物細胞技術・欧米顧客基盤の獲得
FY2016に初出。31回の記載のうち13回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026-H1前進有価証券報告書
「売上高は、合成医農薬CDMO事業の受託が減少したものの、バイオ医薬品CDMO事業の受託増に加え、円安も寄与したことから、前年同期を上回りました。営業利益は、コロラド拠点閉鎖等による固定費削減施策の効果に加え、バイオ医薬品CDMO事業の受託増及びコペンハーゲン拠点の生産性改善により、前年同期に比べ改善しました。」
バイオ医薬品CDMOでは受託増加とコペンハーゲン拠点の生産性改善が進み、コロラド拠点閉鎖等の固定費削減効果も加わって、ライフサイエンスの営業損失は前年同期の119億円から61億円へ縮小した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「本事業全体の業績は、米国コロラド拠点撤退に伴うコスト構造の改善や生産の安定化が進んでいることから回復を見込んでいるものの、動物細胞分野の受注拡大の効果発現に時間を要するため、黒字化は2027年を見込んでいます。」
コロラド拠点撤退や生産安定化による回復を見込む一方、動物細胞分野の受注拡大に時間を要し、ライフサイエンスの黒字化目標は2027年とされた。2025年度は営業損失223億円だった。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、バイオ医薬品CDMO事業における増設設備稼働開始に伴う出荷増があったものの、前年同期に計上した受託案件精算に伴う一時収入の剥落や米国ボルダー拠点で発生した生産不具合等の減収要因により、売上高は前年同期並みとなりました。営業利益は、バイオ医薬品CDMO事業における固定費削減施策等の効果は発現したものの、前述の減収要因により、同22億円増の119億円の損失となりました。」
増設設備の稼働開始や固定費削減施策の効果があったものの、受託案件の一時収入剥落と米国ボルダー拠点の生産不具合により、ライフサイエンスはなお119億円の営業損失となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「以上の結果から、当連結会計年度のライフサイエンスの売上高は、前連結会計年度比144億円(11.4%)増の1,412億円となりました。営業利益は、バイオ医薬品CDMOにおける能力増強に伴う先行費用の発生等により、同88億円減の212億円の損失となりました。」
ライフサイエンスは一時収入や受託案件増加等により売上高が増加した一方、バイオ医薬品CDMOの能力増強に伴う先行費用等により営業損失が212億円へ拡大した。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、ライフサイエンスセグメントに含まれているバイオ医薬品原薬及び遺伝子・細胞治療医薬品の開発製造の受託を営むAGC Biologics, Inc.については、主にバイオベンチャーへの資金流入減によるバイオ医薬品原薬及び遺伝子・細胞治療医薬品市場の需要低迷からの回復遅れ等により営業損益が悪化しており、また将来の受注見通し及び稼働見込みの大幅な減少など、当該有形固定資産、無形資産及びのれんが属する資金生成単位(関連する負債を含む)に減損の兆候が認められております。減損テストを実施した結果、同社の5年間の事業計画を基礎とした使用価値に基づき算定した回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を下回ったことから、70,410百万円(うち、のれん12,756百万円、有形固定資産及び無形資産57,654百万円)の減損損失を認識しております。」
バイオベンチャーへの資金流入減、需要低迷からの回復遅れ、受注・稼働見込みの大幅減少が、AGC Biologics, Inc.の70,410百万円の減損損失として実際に現れた。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、為替による増収効果はあったものの、新型コロナウイルス関連製品の特需消失、バイオベンチャーへの資金流入減や農薬市場の在庫調整の影響等により受託売上が減少したため、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前第1四半期連結累計期間比7億円(2.1%)減の325億円となりました。営業利益は、前述の減収要因に加え、バイオ医薬品分野における能力増強に伴う先行費用の発生により、同69億円減の63億円の損失となりました。」
特需消失、バイオベンチャーへの資金流入減、農薬市場の在庫調整により受託売上が減少し、能力増強に伴う先行費用も加わって営業損失が拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、為替の影響があったものの、新型コロナウイルス関連製品の特需消失、バイオベンチャーへの資金流入減や、米国での新規ラインの立ち上げ遅延及び設備改善のための稼働調整等によりバイオ医薬品の受託売上が減少したため、当連結会計年度のライフサイエンスの売上高は、前連結会計年度比150億円(10.6%)減の1,268億円となりました。営業利益は、前述の減収要因に加え、バイオ医薬品分野における能力増強に伴う先行費用の発生により、同292億円減の124億円の損失となりました。」
特需消失、バイオベンチャーへの資金流入減、米国新規ラインの立ち上げ遅延、稼働調整が通期業績に現れ、ライフサイエンスは124億円の営業損失となった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、為替の影響があったものの、新型コロナウイルス関連製品の特需消失、バイオベンチャーへの資金流入減や、米国での新規ラインの立ち上げ遅延および設備改善のための稼働調整等によりバイオ医薬品の受託売上が減少したため、当第3四半期連結累計期間のライフサイエンスの売上高は、前第3四半期連結累計期間比148億円(13.9%)減の918億円となりました。営業利益は、前述の減収要因に加え、バイオ医薬品分野における能力増強に伴う先行費用の発生により、同232億円減の77億円の損失となりました。」
特需消失に加え、バイオベンチャーへの資金流入減、米国新規ラインの立ち上げ遅延、設備改善による稼働調整が影響し、ライフサイエンス売上高は13.9%減、営業損失は77億円へ拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、為替の影響があったものの、新型コロナウイルス関連製品の特需消失や米国での新規ラインの立ち上げ遅延に伴いバイオ医薬品の受託売上が減少したため、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間比30億円(4.2%)減の680億円となりました。営業利益は、前述の減収要因に加え、バイオ医薬品分野における能力増強に伴う先行費用の発生により、前第2四半期連結累計期間比97億円(94.4%)減の6億円となりました。」
新型コロナウイルス関連製品の特需消失に加え、米国新規ラインの立ち上げ遅延が明示され、ライフサイエンスの売上高は4.2%減、営業利益は94.4%減となった。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ライフサイエンスは、新型コロナウイルス関連製品の特需消失に伴いバイオ医薬品の受託が減少したものの、為替の影響により、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前第1四半期連結累計期間並みの332億円となりました。営業利益は、バイオ医薬品分野における能力増強に伴う先行費用の発生等により、前第1四半期連結累計期間比39億円(85.8%)減の6億円となりました。」
バイオ医薬品の新型コロナウイルス関連特需が消失し、受託が減少した。能力増強に伴う先行費用も発生し、売上高は横ばい、営業利益は85.8%減となった。 - FY2022前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、合成医農薬及びバイオ医薬品の受託が増加したことから、前連結会計年度に比べ増収となりました。」
ライフサイエンス売上高は1,472億円となり、前年度の1,151億7,100万円から増加した。合成医農薬・バイオ医薬品の受託増加により、2025年売上高1,000億円以上の目標を前倒し達成した後も拡大が続いた。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「スペイン拠点での合成医薬品CDMOと米国拠点での遺伝子・細胞治療CDMOの製造能力増強を決定しました。」
バイオ医薬品CDMOについて、スペインの合成医薬品拠点と米国の遺伝子・細胞治療拠点で製造能力増強を決定し、事業領域・地域基盤をさらに拡大した。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、合成医農薬の受託が増加したことに加え、新型コロナウイルス関連製品を含むバイオ医薬品の受託も増加したことから、前年同期に比べ増収となりました。」
ライフサイエンスでは合成医農薬およびバイオ医薬品の受託が増加し、2025年売上高1,000億円以上の目標に向けた事業拡大が続いている。 - FY2021-Q3前進有価証券報告書
「当社グループは、バイオ医薬品のCDMO事業を含むライフサイエンス事業を戦略事業のひとつと位置付けており、2025年に1,000億円以上の売上規模を目指しています。このたびMolecular Medicine S.p.A.の買収により、先端技術分野である遺伝子・細胞治療の領域に新たに参入し、合成医薬品・既存バイオ医薬品のみならず、遺伝子・細胞治療までのCDMO事業の幅を広げることになります。」
2025年売上高1,000億円以上の目標と遺伝子・細胞治療CDMOへの参入方針が継続している。加えて当四半期報告書では、イタリア拠点での製造能力増強決定と米国の遺伝子治療薬工場買収が示され、事業基盤がさらに拡大した。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「戦略事業に位置付けるライフサイエンス事業ではバイオ医薬品CDMO事業子会社であるAGC Biologics S.p.A.の遺伝子・細胞治療向け製造能力増強を決定しました。」
バイオ医薬品CDMOについて、遺伝子・細胞治療領域への参入後の事業基盤をさらに拡大するため、AGC Biologics S.p.A.の製造能力増強を決定した。 - FY2020前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、合成医農薬、バイオ医薬品ともに受託件数が増加したことにより、前連結会計年度に比べ増収となりました。」
ライフサイエンスでは、合成医農薬・バイオ医薬品の受託件数増加により、通期売上高が799億4,100万円となった。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「当社グループは株式の追加取得により、2020年9月30日にMolecular Medicine S.p.A.を完全子会社化しております。」
バイオ医薬品CDMOの事業領域拡大について、遺伝子・細胞治療を手掛けるMolecular Medicine S.p.A.の完全子会社化が実施された。 - FY2020-Q2前進有価証券報告書
「当社グループは、バイオ医薬品CDMO事業を含むライフサイエンス事業を戦略事業のひとつと位置付けており、2025年に1,000億円以上の売上規模を目指しています。このたびのMolecular Medicine S.p.A.の買収により、先端技術分野である遺伝子・細胞治療の領域に新たに参入し、合成医薬品・既存バイオ医薬品のみならず、遺伝子・細胞治療までCDMO事業の幅を広げることになります。」
2025年売上高1,000億円以上の目標に対し、Molecular Medicine S.p.A.を子会社化して遺伝子・細胞治療CDMOへ参入し、事業領域を拡大した。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、バイオ医薬品原薬の受託件数が増加したことに加え、2019年3月からMalgrat Pharma Chemicals, S.L.U.(現AGC Pharma Chemicals Europe, S.L.U.)を連結化したことにより前年同期に比べ増収となりました。」
バイオ医薬品原薬の受託件数増加とMalgrat社の連結化による増収が続き、ライフサイエンス売上高は前年同期比21.7%増の160億円となった。 - FY2019前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、バイオ医薬品原薬の受託開発件数が増加したことに加え、2019年3月からMalgrat Pharma Chemicals, S.L.U.(現AGC Pharma Chemicals Europe,S.L.U.)を連結化したことにより、前連結会計年度に比べ増収となりました。」
バイオ医薬品CDMOでは、受託開発件数の増加とMalgrat Pharma Chemicals社の連結化により、ライフサイエンス売上高が449億4,900万円から617億3,100万円へ増加した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「ライフサイエンスは、バイオ医薬品原薬の受託件数が増加したことに加え、2019年3月からマルグラット・ファーマ・ケミカルズ社を連結化したことにより、前年同期に比べ増収となりました。」
バイオ医薬品原薬の受託件数増加とマルグラット・ファーマ・ケミカルズ社の連結化による増収が確認された。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「ライフサイエンスは、バイオ医薬品原薬の受託件数が増加し前年同期に比べ増収となりました。」
バイオ医薬品CDMO関連では、バイオ医薬品原薬の受託件数増加と増収が記載された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「今般のCMCバイオロジクス社の買収は、動物細胞を用いたバイオ医薬品製造技術の獲得と、その主要市場である欧米の顧客基盤獲得を目的とした当社のバイオ事業戦略の一環であります。本買収を通じ、高い技術力と信頼される品質に裏付けられた世界トップレベルのグローバルCDMOとして、製薬会社、患者様、そして社会に貢献していくことを目的としております。」
CMCバイオロジクス社はAGCバイオロジクス社へ名称変更されたが、動物細胞技術・欧米顧客基盤を活用してグローバルCDMOを目指す方針は維持されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「今般のCMCバイオロジックス社の買収は、動物細胞を用いたバイオ医薬品製造技術の獲得と、その主要市場である欧米の顧客基盤獲得を目的とした当社のバイオ事業戦略の一環であります。本買収を通じ、高い技術力と信頼される品質に裏付けられた世界トップレベルのグローバルCDMOとして、製薬会社、患者様、そして社会に貢献していくことを目的としております。」
CMCバイオロジックス社の買収目的である動物細胞技術・欧米顧客基盤の獲得と、世界トップレベルのグローバルCDMOを目指す方針が企業結合注記でも維持されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「本買収を通じ、高い技術力と信頼される品質に裏付けられた世界トップレベルのグローバルCDMO(製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社:Contract Development & Manufacturing Organization)として、製薬会社、患者様、そして社会に貢献していくことを目的としております。」
CMCバイオロジックス社買収後に世界トップレベルのグローバルCDMOを目指す方針が、企業結合の注記でも継続して記載されている。 - FY2017-Q2引き上げ有価証券報告書
「本買収を通じ、高い技術力と信頼される品質に裏付けられた世界トップレベルのグローバルCDMO(製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社:Contract Development & Manufacturing Organization)として、製薬会社、患者様、そして社会に貢献していくことを目的としております。」
従来の動物細胞技術・欧米顧客基盤の獲得に加え、世界トップレベルのグローバルCDMOとして展開するという買収後の目指す範囲が明示されている。 - FY2017-Q1達成有価証券報告書
「当社グループは、2000年初めよりバイオ医薬品製造受託事業を開始し、主に日本で微生物を用いたCMO事業を行ってきました。今般のCMCバイオロジックス社の買収は、動物細胞を用いたバイオ医薬品製造技術の獲得と、その主要市場である欧米の顧客基盤獲得を目的とした当社のバイオ事業戦略の一環であります。」
CMCバイオロジックス社の全株式取得・子会社化が2017年2月1日に完了し、動物細胞技術と欧米顧客基盤の獲得という買収目的に関する取引が完了した。 - FY2016初出有価証券報告書
「今般のCMCバイオロジックス社の買収は、動物細胞を用いたバイオ医薬品製造技術の獲得と、その主要市場である欧米の顧客基盤獲得を目的とした当社のバイオ事業戦略の一環であります。」
2017年2月1日にCMCバイオロジックス社を子会社化し、動物細胞技術と欧米拠点を獲得したと記載している。