固定資産の減損
FY2016に初出。7回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019。直近の記載はFY2024。
ニチリンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。129社中66社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに57社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「当社における自転車用ブレーキホース生産設備のうち受注量の減少により遊休資産となり投資額の回収が見込めなくなった一部の設備については、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額(143百万円)を減損損失として特別損失に計上しております。」
自転車用ブレーキホースの受注量減少により設備が遊休化し、143百万円の減損損失が実際に計上された。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「当社における自転車用ブレーキホース生産設備のうち受注量の減少により遊休資産となり投資額の回収が見込めなくなった一部の設備については、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当中間連結会計期間において、当該減少額(143百万円)を減損損失として特別損失に計上しております。」
自転車用ブレーキホースの受注量減少により一部設備が遊休化し、143百万円の固定資産減損損失を計上した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「NICHIRIN IMPERIAL AUTOPARTS INDIA PVT., LTD.における収益性の低下により顧客関連資産126百万円の減損損失を計上することとしました。」
インド子会社の収益性低下により、顧客関連資産の回収可能性が失われ、126百万円の減損損失を実際に計上した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、売却した駐車場(土地及び構築物)について、不動産売買契約の締結に伴い帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上したものであります。」
売却した駐車場について減損損失を計上し、固定資産の減損リスクが引き続き実績として現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間において、当連結会計年度で売却することが決定している当社が保有する処分予定資産の駐車場4件(土地及び構築物)について、不動産売買契約の締結に伴い帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上したものであります。」
売却予定の駐車場4件について、不動産売買契約の締結に伴う固定資産減損損失を計上し、減損リスクが新たな実績として現れている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度末において上海日輪汽車配件有限公司の生産停止に伴い取り壊し及び廃却、および2020年6月末においてニチリン ユー・ケー・リミテッドの生産停止に伴い廃却が見込まれており、帳簿価額を回収可能価額まで減額し」
上海・英国子会社の生産停止に伴い、固定資産減損損失62百万円を実際に計上している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、事業環境が大幅に悪化するなどの場合は、減損損失が発生し、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
事業環境の大幅な悪化などを契機とする固定資産の減損損失リスクを記載している。