ESG課題の特定・具体的目標と進捗管理
FY2018に初出。9回の記載のうち6回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019。直近の記載はFY2026。
ENEOSホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より1年早い。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに14社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「当社グループは、2025年度までは「ESG経営」のもと「ESG重点課題」を特定し、各種施策を推進してきましたが、「サステナビリティ」は、ESGの観点も踏まえつつ、企業や社会全体の持続可能性も含む包括的な概念であると認識し、2026年度より、これらの呼称をそれぞれ「サステナビリティ経営」及び「サステナビリティ重点課題」に変更しています。」
ESG経営・ESG重点課題という呼称を、2026年度からサステナビリティ経営・サステナビリティ重点課題へ変更した。課題は12項目を4つの重点課題へ集約している。 - FY2025再定義有価証券報告書
「2025年度については、特定手順に沿って9個の課題を特定したあと、経営との議論を経て当社において重要な「コーポレートガバナンス」及び「リスクマネジメント」を加えた計11項目をESG項目に選定し、項目の類似性等を踏まえて以下の通り4項目のESG重点課題として集約しました。」
ESG重点課題の整理方法を、9課題から11項目を経て4項目へ集約する形に再構成した。 - FY2024前進有価証券報告書
「特定手順に沿って、2024年度は10個のESG重点課題を特定しました。また、ESG重点課題ごとに責任部署・KPIを設定しており、ESG重点課題におけるKPIの進捗状況、取組結果を経営会議及び取締役会に報告することとしています。」
ESG重点課題は2023年度の9個から2024年度の10個へ整理され、責任部署・KPI・経営会議および取締役会への報告運用が継続・具体化した。 - FY2023前進有価証券報告書
「特定手順に沿って、2023年度は9個のESG重点課題を特定しました。また、ESG重点課題ごとに責任部署・KPIを設定しており、ESG重点課題におけるKPIの進捗状況、取り組み結果を経営会議及び取締役会に報告することとしています。」
ESG重点課題を9個に整理し、課題ごとの責任部署・KPIと経営会議・取締役会への報告を設定した。 - FY2022前進有価証券報告書
「当期においては、TCFD提言に沿った情報開示の強化・充実に取り組み、気候変動に伴うリスク・機会を特定のうえ、2021年9月発行の「統合レポート2021」の中で、以下の通り財務影響を開示しました。」
ESG推進について、気候変動リスク・機会の特定と財務影響の開示へ進展した。 - FY2021前進有価証券報告書
「将来の社会課題を踏まえた事業戦略を立案・遂行していることなどについて説明し、参加者と活発な議論を行いました。引き続き、当社グループにおけるESG経営について、積極的な情報発信に努めます。」
ESGを経営の根幹に位置付け、ESG説明会の開催など、事業戦略・情報発信を含む推進体制を具体化した。 - FY2020前進有価証券報告書
「2019年5月には、気候変動がもたらすリスク及び機会の財務的影響を把握し、開示することを促す「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同する署名を行いました。」
ESG推進部の設置に続き、TCFD提言への賛同署名、ESG説明会の開催など、ESG課題の開示・推進体制を具体化した。 - FY2019前進有価証券報告書
「当社グループにおけるESG(環境、社会、ガバナンス)分野における取組体制をさらに強化するため、専任部署である「ESG推進部」の設置を決定し、2019年4月1日付でこれを設置しました。」
ESGの重点分野を定めるだけでなく、専任部署の設置・発足により推進体制を具体化した。 - FY2018初出有価証券報告書
「また、環境、社会及びガバナンスの各分野において、低炭素社会の形成、安全確保、コンプライアンスの徹底等の当社グループとして最優先に取り組むべき課題を設定し、具体的な目標を定めてその進捗を管理することにより、ESGに関する取組みを推進します。」
環境・社会・ガバナンス上の重要課題を設定し、具体的な目標と進捗管理によってESG施策を推進する枠組みが、年次報告書で明示された。