原油価格および為替レートの変動
FY2016に初出。33回の記載のうち12回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
ビーピー・カストロールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中121社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに54社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「潤滑油市場においては、原油価格、ベースオイル及び添加剤価格、物流費並びに為替相場の変動に加え、地域別・グレード別の需給動向や物流制約等の影響を受け、調達環境は不安定な状況が続きました。特に、低粘度油及び高性能ベースオイルを使用する製品を中心に、供給制約及びコスト上昇圧力が継続いたしました。」
原油・原材料価格や為替変動に加え、物流費、地域・グレード別需給、物流制約、低粘度油等の供給制約およびコスト上昇圧力を記載し、リスク要因の範囲が広がっている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「加えて、円安の長期化や原材料価格の高止まりなどの影響により、厳しい経営環境が続いております。」
円安の長期化と原材料価格の高止まりを、厳しい経営環境の要因として継続して記載している。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「加えて円安のさらなる進行と原油価格が上昇基調・高止まりの傾向にあることにより、厳しい経営環境となっております。」
円安のさらなる進行と原油価格の上昇基調・高止まりを、厳しい経営環境の要因として継続して記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「加えて円安のさらなる進行と原油価格が上昇基調・高止まりの傾向にあることにより、厳しい経営環境となっております。」
円安のさらなる進行と原油価格の上昇基調・高止まりを、厳しい経営環境の要因として記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「一方で円安傾向と原油価格の上昇が続いていることにより、厳しい経営環境となっております。」
円安傾向と原油価格の上昇が続き、厳しい経営環境となっているとの認識を継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「一方で円安傾向が続いていることにより原材料価格の下落は見込めず、先行きは不透明となっております。」
円安傾向の継続により原材料価格の下落が見込めないとの見通しを示し、原油・資源価格と為替によるコスト上昇リスクを継続して記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「加えて原油をはじめとするエネルギー・資源価格の高止まり並びに円安傾向が継続する状況から、コスト上昇を反映するタイムラグはありながらも販売価格への転嫁をさらに進め、」
エネルギー・資源価格の高止まりと円安傾向の継続を、コスト上昇要因として引き続き記載している。 - FY2022通年上昇・年後半値下がり有価証券報告書
「原油価格に関しましても、年後半には値下がり傾向に転じたものの通年でも昨年比で4割上昇となり、また一方ではOPECプラスで11月から減産の決定をするなど、先行きは不透明に推移しております。」
原油価格は年後半に値下がり傾向へ転じた一方、通年では前年比4割上昇し、OPECプラスの11月からの減産決定もあり先行き不透明と記載している。 - FY2022-Q3原油上昇幅縮小・円安傾向進行有価証券報告書
「自動車業界におきましては、小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、半導体不足や部品の調達難の影響から新車販売台数は前年同期比で10%強減少する一方、原油価格は前年同期比で1.5倍に上昇し、さらに急激な円安傾向の進行など厳しい経営環境となっております。」
原油価格の上昇は前年同期比1.5倍と前四半期の1.6倍から倍率が下がった一方、急激な円安傾向が「継続」から「進行」と表現されている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「自動車業界におきましては、小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、半導体不足や部品の調達難の影響から新車販売台数は前年同期比で14%強減少する一方、原油価格は前年同期比で1.6倍に上昇し、さらに急激な円安傾向の継続など厳しい経営環境となっております。」
原油価格の前年同期比1.6倍上昇に加え、急激な円安傾向の継続を記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「自動車業界におきましては、小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、新車販売台数は前年比で16%強減少する一方、原油価格は前年同期比で1.6倍に上昇するなど、厳しい経営環境となっております。」
原油価格が前年同期比1.6倍に上昇したと記載しており、前年度の前年平均比7割上昇に続き、原油価格上昇の影響が継続している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「原材料価格に大きな影響を与える原油価格の動向については、新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞への警戒感の一方、エネルギー需要には底堅さが示され、さらにOPECプラスの協調減産が続いたことで需給タイト感が強く意識され、前年平均と比べ7割上昇となるなど厳しい経営環境は続いております。」
原油価格が前年平均比で7割上昇し、原材料・資材価格上昇を通じて厳しい経営環境が続いている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「また、原油価格は上昇傾向を続けており、厳しい経営環境となっております。」
原油価格の上昇傾向が続き、厳しい経営環境となっているとの認識を継続している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「自動車業界におきましては、依然として小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めており、新車販売台数は前年比では持ち直した一方、原油価格が上昇を続けており、厳しい経営環境となっております。」
原油価格が上昇を続けていることを、当四半期の経営環境に実際に生じている事象として記載している。 - FY2020再定義有価証券報告書
「当社の主力商品である自動車用潤滑油の商品原価は、原材料のベースオイルや各種添加剤等資材価格の大本となる原油価格、並びに為替レートの変動により大きく左右されます。このリスクが顕在化する可能性は相応にあると認識しており、これら指標に関し米国、中国、欧州並びにアジア新興国を含む世界のエネルギー需要、中東の産油国を取り巻く地政学的リスク、産油国による生産量調整などの要因から原油価格が高騰した場合、もしくは、急激に為替レートが円安方向へ変動した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
第1四半期で直接の言及が途切れていた原油価格・為替リスクを、事業等のリスクとして再掲し、顕在化可能性は相応にあると説明している。 - FY2020-Q1削除有価証券報告書本第1四半期累計期間の経営成績説明では、原油価格や為替レートの変動に関する直接の記載がなく、前年度までの言及が途切れている。
- FY2019顕在化有価証券報告書
「売上総利益は原材料価格高止まりの中6,243百万円(前連結会計年度比92百万円の減少)となりました。」
原材料価格の高止まりが実際の売上総利益の減少とともに記載されている。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「原油市場は米国との対立をめぐるイラン情勢で不安定な推移を見せております。」
原油価格の上昇基調や為替リスクという従来の表現から、イラン情勢を背景とする原油市場の不安定な推移へと具体的な要因の表現が変わっている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「原油価格は2018年末に一時下降したものの、2019年初より上昇基調で推移しております。」
2018年末の一時下降後、2019年初から原油価格が上昇基調で推移していると引き続き記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「原油価格は2018年末に一時下降したものの、2019年初より上昇基調で推移しております。」
原油価格について、2018年末の一時下降後、2019年初から上昇基調に転じていると記載している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「また、原油価格は総じて上昇の動きが見られ、さらに円安の傾向が継続し、経営環境は厳しい状況で推移しております。」
原油価格の上昇と円安傾向が当事業年度の経営環境に実際に生じた事象として記載され、原材料価格上昇による売上総利益の減少も説明されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「自動車業界におきましては、新車販売台数は当第3四半期会計期間では前年実績より増加となったものの、累計期間では微減という結果になり、また原油価格の上昇基調や為替のリスク等、厳しい事業環境が継続しております。」
原油価格の上昇基調および為替リスクが、引き続き厳しい事業環境の要因として記載されている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「自動車業界におきましては、新車販売台数は前年実績の微減という結果になり、また原油価格の上昇基調や為替のリスク等、依然として厳しい事業環境が継続しております。」
原油価格の上昇基調と為替リスクが厳しい経営環境の要因として引き続き記載されている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「原油価格は上昇基調が続き、」
原油価格の上昇基調が継続していると記載している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「また、原油価格は2017年11月のOPEC総会での減産の延長合意により上昇の動きが見られ、さらに円安の影響により経営環境は厳しい状況で推移しております。」
原油価格の上昇と円安が当事業年度の経営環境に実際に生じた事象として記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「自動車業界におきましては小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、原油価格の上昇や為替の変動等、経営環境は依然として厳しい状況が継続しております。」
原油価格の上昇と為替の変動が、引き続き厳しい経営環境の要因として記載されている。 - FY2017-Q2後退有価証券報告書
「自動車業界におきましては小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、原油価格の上昇や為替の変動等、経営環境は依然として厳しい状況が継続しております。」
原油価格の上昇と為替の変動が引き続き厳しい経営環境の要因として記載されている。一方、第1四半期の「為替の急激な変動」から「為替の変動」へ表現が弱まっている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車業界におきましては小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、原油価格の上昇や為替の急激な変動等、経営環境は依然として厳しい状況が継続しております。」
原油価格の上昇および為替の急激な変動が当四半期の経営環境上の事象として実際に生じていると記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の主力商品である自動車用潤滑油の商品原価は、原材料のベースオイルや各種添加剤等資材価格の大本となる原油価格、並びに為替レートの変動により大きく左右されます。これら指標に関しアジア新興国を含む世界のエネルギー需要、中東の産油国を取り巻く地政学的リスク、産油国による生産量調整などの要因から原油価格が高騰した場合、もしくは、急激に為替レートが円安方向へ変動した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
原油価格の高騰および急激な円安が、潤滑油の商品原価や業績に影響する可能性を記載している。