為替影響による海外販売の円換算売上伸び悩み
FY2016-Q2に初出。18回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
アース製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。159社中71社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに23社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済について、物価の上昇や不安定な為替、金融政策の見直しなどにより依然として経済の先行きは不透明な状況が続いています。」
不安定な為替が2024年度の経済環境に実際の影響を与える要因として引き続き記載された。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「利益面では想定外の為替変動を含め、原材料価格高騰の影響が長引いていることに加え、人件費や広告宣伝費の増加はありましたが、増収に伴う売上総利益の増加により、営業利益107億58百万円(前年同期比8.4%増)となりました。」
想定外の為替変動が原材料価格高騰等とともに利益面の実際の影響要因として記載され、為替影響の顕在化が続いている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「しかし、急速な為替変動、地政学リスクの高まりに起因する資源価格の高騰、物価上昇に伴う消費マインドの低下などにより、先行きは不透明な状況が続きました。」
為替変動が資源価格高騰や消費環境とともに事業環境へ実際に影響した要因として記載された。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて重要な変更はないと扱われている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「加えて、依然として円安傾向は続き、また、原材料市況においても、落ち着きを見せ始めている原材料はあるものの、エネルギー価格高騰を起因とするコスト上昇は継続しており、厳しい状況は続くものと想定しています。」
円安傾向が継続していると記載している。原材料・エネルギー価格のコスト上昇も併記され、海外事業や収益への為替影響が引き続き意識されている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「国内においては、ウィズコロナ下での経済活動の再開が進む一方で、ウクライナ侵攻や資源・エネルギー価格の高騰、急激な円安進行等によって、2022年度は当社グループの事業に大きな影響を与えました。」
為替変動リスクについて、急激な円安進行が事業に大きな影響を与えたと記載され、従来の可能性としてのリスクが実績上の影響として表れている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
為替による海外販売の円換算変動リスクについて重要な変更はないと扱われている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて重要な変更はないと記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて重要な変更はないと記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。」
為替による海外事業の円換算変動リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「在外子会社の売上高、費用、資産及び負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算しますが、換算時の為替レートにより、円換算後の数値が大幅に変動し、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
海外事業の円換算数値が為替レートにより変動するリスクを引き続き明示している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「一方、海外販売においては、タイ・中国を中心に積極的な販売促進施策を実施したことが奏功し、現地通貨ベース、円換算ベースとも伸長しました。」
海外販売は現地通貨ベース、円換算ベースの双方で伸長したとの記載を維持している。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「一方、海外販売においては、タイ・中国を中心に積極的な販売促進施策を実施したことが奏功し、現地通貨ベース、円換算ベースとも伸長しました。」
海外販売は現地通貨ベース、円換算ベースの双方で伸長し、為替換算による伸び悩みの記述から改善した。 - FY2016再掲有価証券報告書
「また、在外子会社の売上高、費用、資産及び負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算しますが、換算時の為替レートにより、円換算後の数値が大幅に変動し、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
海外事業の円換算数値が為替レートにより変動するリスクを引き続き明示している。 - FY2016-Q3対処有価証券報告書
「海外販売においては、タイ・中国を中心に販売網の拡大や取扱製品の充実を図るとともに、積極的な販売促進施策を推進したことで、現地通貨ベースで2ケタ増と大幅に伸長し、円換算でも為替の影響を受けたものの前年を上回りました。」
為替の影響自体は受けているが、円換算の海外販売は前年を上回り、前回の伸び悩みから記述が改善している。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「海外販売においては現地通貨ベースで伸長したものの、為替の影響から円換算では伸び悩んだこともあり」
現地通貨ベースでは伸長した海外販売が、為替の影響により円換算で伸び悩んだと記載している。