繰越欠損金と利益剰余金の再マイナス化
FY2023に初出。8回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q3。直近の記載はFY2027-H1。
ティムスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。10社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに10社。
- FY2027-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ360,817千円減少し、2,410,313千円となりました。これは主に、新株予約権の行使があったことにより、資本金及び資本準備金がそれぞれ9,274千円増加した一方で、中間純損失393,538千円を計上したことによるものであります。」
中間純損失393,538千円の計上により、利益剰余金は前事業年度末の△716,058千円から△1,109,597千円へ再び拡大し、純資産も2,410,313千円へ減少した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「なお、2025年7月に資本金702,327千円、資本準備金702,327千円をそれぞれ減少し、同額をその他資本剰余金に振り替えるとともに、当該その他資本剰余金1,404,655千円を繰越利益剰余金に振り替えて欠損填補に充当しております。」
2025年7月15日に資本金・資本準備金の減少と剰余金振替による欠損填補を実施し、利益剰余金のマイナスは前事業年度末の1,404,655千円から487,473千円へ縮小した。ただし、当中間会計期間も純損失を計上し、利益剰余金はなおマイナスである。 - FY2025悪化有価証券報告書
「なお、当社は、2025年2月期末において、3,065百万円の繰越欠損金が存在しています。」
2025年2月期末の繰越欠損金が3,065百万円に達していることを記載し、損失先行・マイルストーン収入の遅延等によるマイナス金額拡大の可能性を示した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ468,797千円減少し、2,988,267千円となりました。これは主に、中間純損失477,820千円を計上したことに伴う利益剰余金の減少によるものであります。」
中間純損失477,820千円の計上により利益剰余金が減少し、純資産が前事業年度末から468,797千円減少して2,988,267千円となった。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ244,020千円減少し、3,213,044千円となりました。これは主に、四半期純損失247,670千円を計上したことに伴う利益剰余金の減少によるものであります。」
研究開発費等の計上により利益剰余金のマイナスが前事業年度末の744,106千円から991,777千円へ拡大し、純資産も3,213,044千円へ減少した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ553,986千円減少し、3,160,067千円となりました。これは主に、四半期純損失564,315千円を計上したことに伴う利益剰余金の減少によるものであります。」
四半期純損失564,315千円の計上により利益剰余金が215,933千円から348,381千円のマイナスへ減少し、純資産も3,160,067千円となった。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ337,694千円減少し、3,376,358千円となりました。これは主に、四半期純損失342,624千円を計上したことに伴う利益剰余金の減少によるものであります。」
四半期純損失342,624千円の計上により利益剰余金が減少し、2023年8月31日時点で利益剰余金が126,691千円のマイナスとなった。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「なお、当社は、2023年2月期末において、1,515百万円の繰越欠損金が存在しています。しかし、繰越欠損金の繰越期間内に、繰越欠損金の全て又は一部を利用するために十分な課税所得を当社が得られるという保証はありません。」
2023年2月期末に1,515百万円の繰越欠損金が存在し、将来の損失や収益不足により繰越利益剰余金が再びマイナスとなる可能性を示している。