販売開始前の資金繰り・追加調達リスク
FY2020に初出。17回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q3。直近の記載は2026-08-10。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。18社中8社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに5社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「この結果、継続的な営業損失の発生及び営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスを計上していることに加え、当初の計画より承認申請時期が延期となった影響等により、資金繰りの余裕度が低下してきました。この状況により当社には、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。」
承認申請時期の延期、継続的な営業損失、営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が実際に存在すると判断した。第16回新株予約権の行使やコスト削減により、現時点では重要な不確実性はないとも説明している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,258,345千円となり、前事業年度末と比較して558,598千円減少しました。営業活動によるキャッシュ・フローは、404,516千円の支出(前年同期は315,253千円の支出)となりました。」
現金及び現金同等物が前事業年度末から558,598千円減少し、営業活動によるキャッシュ・フローの支出も前年同期から拡大した。財務活動による収入は1,047千円にとどまり、販売開始前の資金流出が具体化している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「営業活動によるキャッシュ・フローは、315,253千円の支出(前年同期は294,458千円の支出)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが継続している。一方、新株予約権行使による668,409千円の財務収入により、現金及び現金同等物は前事業年度末比で231,792千円増加した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,761,239千円となり、前事業年度末と比較して740,806千円減少しました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、689,095千円の支出(前事業年度は15,796千円の収入)となりました。」
現金及び現金同等物が前事業年度末から740,806千円減少し、営業活動によるキャッシュ・フローも689,095千円の支出となった。販売本格化前の資金流出と追加調達への依存が強まった状態を示している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「これは主として、声帯瘢痕の治験費用をはじめとした研究開発費の支払いにより現金及び預金が374,466千円減少したことによるものであります。」
声帯瘢痕の治験費用など研究開発費の支払いにより、現金及び預金が前事業年度末から374,466千円減少し、資金繰り上の現金減少が拡大した。 - FY2023-Q2研究開発費支払いによる現金減少の継続有価証券報告書
「これは主として、声帯瘢痕の治験費用をはじめとした研究開発費の支払いにより現金及び預金が291,858千円減少したことによるものであります。」
声帯瘢痕の治験費用など研究開発費の支払いにより、現金及び預金が前事業年度末から291,858千円減少した。 - FY2023-Q1研究開発費支払いによる現金減少有価証券報告書
「これは主として、声帯瘢痕の治験費用をはじめとした研究開発費の支払いにより現金及び預金が164,717千円減少したことによるものであります。」
声帯瘢痕の治験費用など研究開発費の支払いにより、現金及び預金が164,717千円減少した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「研究開発等、本格的な販売開始の遅延により資金がひっ迫する可能性があります。この場合、新たな増資等によって追加の資金調達を行う必要が生じます。」
KP-100ITの本格販売開始が遅れた場合の資金逼迫、追加増資、事業継続への懸念を引き続き開示している。 - FY2020初出有価証券報告書
「研究開発等、本格的な販売開始の遅延により資金がひっ迫する可能性があります。」
KP-100ITの実用化・販売開始までの遅延、ALSの治験結果や導出条件によって資金繰り計画が変わり、追加調達や開発計画見直しが必要となる可能性を示している。