特殊原材料・少数サプライヤーへの依存
FY2020に初出。7回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2022。
クリングルファーマがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに21社。
- FY2022再掲有価証券報告書
「当社はセカンドサプライヤーの検討や一定程度の在庫量の確保等を進めておりますが、前述のとおり、原材料や消耗品等の供給に不足が生じた場合、将来製品の製造に遅延が生じる可能性があります。」
少数サプライヤーへの依存リスクに対し、セカンドサプライヤー検討と在庫確保を進める対応を示している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大・長期化を原因とした世界的な工場稼働率の低下や新型コロナウイルスに対するワクチン製造への優先的な原材料供給等により、当社のHGF製造開発に必要となる原材料等の供給量の低下、供給の遅延などが発生し、前事業年度に続き、今期予定していた試験等の一部は、来期以降に変更予定となっております。」
特殊原材料等の供給量低下・遅延が続き、今期予定の製造開発試験等の一部が来期以降へ変更予定となった。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大・長期化を原因とした世界的な工場稼働率の低下や新型コロナウイルスに対するワクチン製造への優先的な原材料供給等により、当社のHGF製造開発に必要となる原材料等の供給量の低下、供給の遅延などが発生し、前事業年度に完了を予定していた試験の一部は、今期での完了予定に変更となっております。」
特殊原材料等の供給量低下・遅延が継続し、製造開発試験の一部が今期完了予定へ変更された状態を再掲している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大・長期化を原因とした世界的な工場稼働率の低下や新型コロナウイルスに対するワクチン製造への優先的な原材料供給等により、当社のHGF製造開発に必要となる原材料等の供給量の低下、供給の遅延などが発生し、前事業年度に完了を予定していた試験の一部は、今期での完了予定に変更となっております。」
特殊原材料等の供給量低下・遅延が継続し、製造開発試験の一部の完了予定変更に結びついている。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「海外でのロックダウン措置による世界的な工場稼働率の低下や新型コロナウイルスに対するワクチン製造への優先的な原材料供給等により、当社の製造開発に必要となる原材料等の供給量の低下、供給の遅延が起きるなどしており、十分な在庫の確保に努めてはいるものの、感染症対策の長期化によっては、製造開発の進捗に影響を与える可能性があります。」
特殊原材料・少数サプライヤーへの依存に関連して、原材料等の供給量低下・遅延が引き続き発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「海外でのロックダウン措置による世界的な工場稼働率の低下や新型コロナウイルスに対するワクチン製造への優先的な原材料供給等により、当社の製造開発に必要となる原材料等の供給量の低下、遅延が起きるなどしており、十分な在庫の確保に努めてはいるものの、感染症対策の長期化によっては、製造開発の進捗に影響を与える可能性があります。」
特殊原材料・少数サプライヤーへの依存に関連し、感染症拡大等を背景とする原材料供給量の低下・遅延が発生している。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社は前述のように特殊な原材料、消耗品等を使用しているため、少数のサプライヤーに依存して製造を行っております。」
特殊原材料の不足やサプライヤー側の事情による供給停滞が、製造遅延や安定供給問題につながる可能性を示している。