営業キャッシュ・フローのマイナスと資金繰りリスク
FY2020に初出。18回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
モダリスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。12社中6社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに5社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は692,410千円(前中間連結会計期間は910,281千円の使用)となりました。」
営業活動による資金使用額は前年同期の910,281千円から692,410千円へ縮小した。ただし、営業キャッシュ・フローのマイナス自体は継続している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は2,118,409千円(前連結会計年度使用した資金は1,432,005千円)となりました。」
営業活動による資金使用額は前期の1,432,005千円から2,118,409千円へ拡大した。現金残高2,812,367千円により翌年度の資金は十分としつつも、営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスは継続している。 - 2026-03-04悪化株主総会
「継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
継続企業に関する重要事象を継続して記載し、2025年12月期の営業損失は2,211,801千円、当期純損失は2,152,710千円となった。一方、翌連結会計年度の資金は十分に確保しているとの記載もある。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「資金面においては、当中間連結会計期末現在で、現金及び預金3,261,672千円を有しており、上記の取り組みにより、今後1年間の事業活動を展開するための資金は十分に確保していると判断しております。」
営業活動による資金使用額は前年同期の931,410千円から910,281千円へ縮小した。継続的な営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスは続くが、現金及び預金3,261,672千円により今後1年間の事業活動資金は十分と判断し、重要な不確実性はないとの認識を示している。 - FY2024対処有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は1,432,005千円(前連結会計年度使用した資金は2,254,466千円)となりました。」
営業活動による資金使用額は前期の2,254,466千円から1,432,005千円へ縮小し、期末現金は3,575,277千円となった。継続企業の前提に関する重要な不確実性はないとの認識を継続している。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
継続的な営業損失と営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。一方、1年間の事業活動資金は十分と説明している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
継続的な営業損失と営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。一方、現金及び預金1,413,413千円により今後1年間の事業活動資金は十分と判断し、重要な不確実性はないと説明している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は2,254,466千円(前連結会計年度使用した資金は1,895,773千円)となりました。」
営業活動による資金使用額が1,895,773千円から2,254,466千円へ拡大し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が引き続き存在している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。」
現金及び預金が1,897,075千円まで減少し、継続的な営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況があると記載している。一方、今後1年間の事業活動資金は十分に確保できているとも説明している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は979,332千円(前年同四半期は713,384千円の使用)となりました。」
営業活動による資金使用額が前年同四半期の713,384千円から979,332千円へ増加した。一方、会社は現金及び預金により今後1年間の事業活動資金は十分と説明している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「資金面においては、当第1四半期連結会計期末現在で、現金及び預金2,708,052千円を有しており、今後1年間の事業活動を展開するための資金は十分に確保できております。さらに、2022年12月に第三者割当による行使価額修正条項付第9回新株予約権を発行済みであり、資金調達を実施中です。以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと認識しております。」
継続的な営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスは続く一方、現金及び預金2,708,052千円により今後1年間の事業活動資金は十分とし、継続企業の前提に関する重要な不確実性はないと認識している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は1,895,773千円(前連結会計年度使用した資金は747,466千円)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローの使用額が1,895,773千円に拡大し、現金及び現金同等物は2,933,162千円へ減少した。継続的な営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況を記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「営業活動の結果、使用した資金は713,384千円(前年同四半期は18,377千円の獲得)となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の18,377千円の獲得から713,384千円の使用へ転じ、研究開発型企業の資金繰りリスクが数値面で悪化している。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社も営業活動によるキャッシュ・フローのマイナス計上期間が長く、かつ現状では安定的な収益源を十分には有しておりません。」
研究開発型企業として営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなる傾向があり、必要な時期に資金を確保できない場合の事業継続懸念を記載している。2020年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは376,575千円の支出となった。