ロシア・ウクライナ侵攻等による経済活動の不透明性
FY2022-Q1に初出。13回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
モダリスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。48社中22社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「バイオ・創薬分野においては、米国市場を中心に大型資金調達や新規株式公開(IPO)の事例が見られるなど、投資環境に改善の兆しが見られました。一方で、医療政策や薬価制度を含む事業環境は引き続き変化しており、創薬企業を取り巻く経営環境は依然として不確実性の高い状況が継続しております。」
米国市場を中心に大型資金調達やIPOの事例が見られ、バイオ・創薬分野の投資環境に改善の兆しがあると説明している。一方、医療政策・薬価制度を含む事業環境の不確実性は継続している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「米国政府の医療・薬価政策の見直しや、予算編成を巡る混乱に起因する行政手続の停滞等が、研究開発活動や承認プロセスに一定の影響を与えています。」
米国政府の医療・薬価政策の見直し、予算編成の混乱による行政手続の停滞、関税などの制度変更が、研究開発活動や承認プロセスに影響し得るとして外部環境リスクを具体化した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「それに加えて米国政府の医療政策の変更は、承認申請業務を含めた今後の医薬品の研究開発や製造販売に少なからぬ影響を与え、製薬・バイオテック業界に不透明感がでていると言わざるを得ない状況です。」
米国の関税等を含む経済政策、戦争・紛争、金融市場の変動に加え、米国政府の医療政策変更が医薬品の研究開発・製造販売に影響し得るとして、製薬・バイオテック業界の不透明感を具体化している。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「当中間期連結会計期間における我が国経済は、日経平均が最高値を更新する中で、ウクライナ、中東、台湾海峡を含めた東アジアの情勢が継続的に不安定であることや、主要国が国政選挙の年であることから政治情勢が揺れ動くことで、原料価格の高騰を含むインフレの進行、為替の急激な変動等により、引き続き先行きの不透明な状況が続いております。また製薬・バイオテック業界においても、米国の金融資本市場の引き締めの影響から、レイオフやパイプラインの整理・見直しなどが進行しています。」
ウクライナ、中東、台湾海峡を含む東アジア情勢の不安定化、インフレ、為替変動に加え、製薬・バイオテック業界でレイオフやパイプライン整理・見直しが進行していると説明している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症からの回復の過程にありますが、ウクライナ、中東、台湾海峡を含めた東アジア情勢の不安定化、原料価格の高騰を含むインフレの進行、為替の急激な変動等により、引き続き先行きの不透明な状況が続いております。また製薬・バイオテック業界においても、金融資本市場の引き締めの影響から、レイオフやパイプラインの整理・見直しなどが進行しています。」
ウクライナ、中東、台湾海峡を含む東アジア情勢、インフレ、為替変動に加え、製薬・バイオテック業界でレイオフやパイプライン整理・見直しが進行していると記載し、外部環境の不透明性を広げている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「バイオテック業界にとって2023年は試練の年となりました。2020年、2021年に見られた資金流入が2022年以降に下降を始め、2023年は全世界的に資金供給が細ったために、全業界的に各社のパイプラインの見直し、リストラと、レイオフが見受けられることとなりました。」
バイオテック業界で資金供給の縮小、パイプライン見直し、リストラ・レイオフが広がったと説明し、資金調達環境の悪化を具体化している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「一方で、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっているほか、東欧や中東における政情不安、アジアの地政学的リスク、円安、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響により先行きが不透明な状況となっております。また、バイオテックのファイナンス環境は引き続き日米両方で低迷しており、厳しい環境下にあると考えております。」
金融引締め、東欧・中東の政情不安、アジアの地政学的リスク、円安、物価上昇、供給制約、金融資本市場の変動に加え、日米のバイオテックのファイナンス環境低迷が継続していると説明している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「また、バイオテックのファイナンス環境が日米両方で低迷しており、厳しい環境下にあると考えております。」
世界的な金融引締め等に加え、日米のバイオテックのファイナンス環境が低迷していると説明し、外部資金調達環境の厳しさを具体化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっているほか、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響により先行きが不透明な状況となっております。また製薬・バイオテック業界においても、金融資本市場の引き締めの影響からレイオフやパイプラインの整理などが目立つようになってきました。」
金融引締めの影響による海外景気の下振れ、金融資本市場の変動に加え、製薬・バイオテック業界でレイオフやパイプライン整理が目立つ状況を記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当連結会計年度(2022年1月1日〜2022年12月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大、ウクライナ情勢の悪化、原料価格の高騰、為替の急激な変動等により、引き続き先行きの不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響は限定的とし、ウクライナ情勢、原料価格、為替変動などによる経済環境の不透明性を継続して記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループは、新型コロナウイルスの感染状況の改善や行動制限の緩和等により経済活動の回復が期待されている中で、継続するロシアのウクライナ侵攻の影響や世界的なインフレ、円安の急伸等への懸念により不透明な状況が継続しております。」
ロシアのウクライナ侵攻に加え、世界的なインフレや円安の急伸への懸念が加わり、経済活動の不透明性が継続していると説明している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「オミクロン株を主とする新型コロナ感染症蔓延の第7波の影響や継続するロシアのウクライナ侵攻の影響により経済活動の先行きが再び不透明な状況となっております。」
新型コロナ感染症の第7波およびロシアのウクライナ侵攻の影響により、経済活動の先行きが再び不透明と説明している。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「オミクロン株の流行がピークアウトの兆しを見せつつも、ロシアのウクライナ侵攻等も重なり経済活動の先行きが再び不透明な状況となっております。」
オミクロン株の流行に加え、ロシアのウクライナ侵攻等により、経済活動の先行きが再び不透明になっていると記載している。