大型案件の反動によるネットワーク事業の変動
FY2017-Q1に初出。35回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載は2026-09-11。
ACCESSがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。6社中2社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「昨年に受注した大型案件の影響もあり、売上高及びセグメント利益については前年同期比で増収増益となりました。」
ネットワーク事業の業績が前年受注の大型案件に影響されており、大型案件の受注・計上時期による変動要因が引き続き確認される。 - 2026-06-12顕在化決算
「当第1四半期連結累計期間においては、ネットワーク事業における前年に受注した大型案件の寄与により、全体としては増収し赤字幅が縮小いたしました。」
前年に受注した大型案件の寄与が当四半期の業績に現れ、案件の受注・計上時期による業績変動が実績化した。 - FY2026悪化有価証券報告書
「2027年1月期(2026年2月~2027年1月)においては、IoT事業については、これまでの事業成果を活用しつつ、ハードウェア提供も含む総合的な提案によりプロフェッショナルサービスをさらに拡大、深耕することで顧客基盤の一層の充実を見込む一方で、大型案件の反動による影響もあることから、一定程度の減収を想定しています。」
IoT事業では大型案件の納品により当期は増収となった一方、翌期は大型案件の反動による一定程度の減収を想定しており、大型案件の計上時期による業績変動リスクが明示された。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間につきましては、「OcNOS®」における新規顧客獲得は堅調に推移したものの、前年同期での大型案件の反動等もあり、前年同期比で減収減益となりました。」
新規顧客獲得は堅調だった一方、前年同期の大型案件の反動等により、ネットワーク事業の売上高は前年同期比43.6%減、セグメント損失は5億78百万円から25億94百万円へ拡大した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「売上高については想定より成長が遅れたことに加え、開発コストの上昇等もあり、赤字幅が拡大する結果となりました。」
大型案件の受注・計上時期による変動に加え、ネットワーク事業の成長自体が想定より遅れ、開発コスト上昇も伴ってセグメント損失が拡大した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「主にネットワーク事業において第3四半期以降で売上計上を見込んでいた案件の一部を前倒しで計上したこともあり」
第3四半期以降に売上計上を見込んでいた案件の一部が中間期に前倒し計上され、案件の計上時期によるネットワーク事業の業績変動が実際に現れている。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間につきましては、「OcNOS®」における新規顧客獲得やリピート受注の件数・受注単価も順調に増加しているものの、前年同四半期における大型リピート案件受注の反動により、前年同四半期比で減収減益となりました。」
新規顧客・リピート受注が増加する一方、前年同期の大型リピート案件の反動が実際に現れ、ネットワーク事業の売上高は前年同期比16.9%減、セグメント損益は3億42百万円の利益から7億78百万円の損失へ転じた。 - FY2024対処有価証券報告書
「また、「OcNOS®」は柔軟性、信頼性、設備投資コストの低減を実現するキャリアグレードの製品として高い評価を受けており、前期に引き続き大型案件のリピート受注が実現する等の事業成果も現れております。」
大型案件の受注時期・規模の変動リスクが過去に生じた一方、当年度は大型案件のリピート受注が実現し、ネットワーク事業の売上高・損益が改善した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「「OcNOS®」における新規顧客獲得やリピート受注が概ね想定に沿って推移した影響により、前年同四半期比で増収及び赤字幅が縮小となりました。」
過去に見られた案件受注規模・時期の不確実性が残る中、新規顧客獲得とリピート受注が概ね想定に沿って進み、ネットワーク事業の売上高・損益が改善した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「特に大型リピート案件受注の前倒しによる影響により、前年同四半期比で大幅な増収増益となりました。」
過去に見られた案件受注時期の後ろ倒しや初期導入規模の不確実性に対し、当四半期は大型リピート案件の受注が前倒しで進み、ネットワーク事業の売上高・損益が改善した。 - FY2023対処有価証券報告書
「当連結会計年度においては約90社の新規顧客を獲得し累計で200社以上の顧客基盤に成長するとともに、前連結会計年度までに獲得した顧客からのリピート受注の件数・受注単価も順調に増加いたしました。」
過去に見られた大型案件の受注時期・規模の変動リスクは残るが、新規顧客獲得、累計顧客数、リピート受注が増加し、案件基盤は拡大した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「「OcNOS®」をはじめとしたIP Infusion Inc.のソリューションを当期において新たに採用を決定した顧客が60社を超える等、着実な事業成長が続いております。」
ネットワーク事業では新規採用決定顧客が60社を超え、売上高も前年同期比167.5%増、セグメント損失も20億87百万円から14億84百万円へ縮小した。案件受注・顧客獲得面の改善が示されている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間につきましては、「OcNOS®」をはじめとしたIP Infusion Inc. のソリューションを採用した新規顧客は約40社となったほか、受注金額やリピート注文件数も増加いたしました。」
大型案件の受注規模にはなお不確実性があるが、新規顧客約40社の採用、受注金額・リピート注文の増加が示され、顧客獲得・受注面では改善がみられる。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「「OcNOS®」をはじめとしたIP Infusion Inc. のソリューションを採用した新規顧客は20社以上となっており、売上高は前年同四半期比で増加しております。」
大型案件の受注規模には従来から不確実性があるものの、新規顧客20社以上の採用とネットワーク事業の増収が示され、前年同期の受注遅延・損失拡大からは改善がみられる。 - FY2022悪化有価証券報告書
「案件の初期導入規模・受注額が当初の想定を下回りました。」
ホワイトボックス案件の引き合い・受注数は増加した一方、初期導入規模・受注額が想定を下回り、ネットワーク事業の売上高は計画を約20億円下回った。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「ホワイトボックス案件の初期導入規模・受注額が当初の想定を下回っております。そのため、売上高は前年同四半期比で増加したものの当初計画を下回り、体制強化に伴う人件費やソフトウェアの減価償却費の増加による費用増が上回ったことで、前年同四半期比でセグメント損益の損失額は拡大しました。」
引き合い・受注の増加とは別に、初期導入規模・受注額が想定を下回り、費用増も重なってネットワーク事業の損失額が拡大した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「案件の引き合い及び受注数は順調に増加しておりますが、初期導入金額が当初想定より小さくスタートする傾向にあること」
引き合い・受注数は増加しているものの、初期導入金額が想定を下回る傾向が新たに示され、大型案件の収益化に関する不確実性が残っている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「オンラインでの営業活動やマーケティング施策ならびに試験評価を行う体制を整え、大型案件の受注に向けた実証実験・交渉を継続しております。現在も引き合いは増加傾向にあり、第1四半期連結累計期間においてはアフリカを中心にホワイトボックスの案件を受注しております。」
従来の商談・試験評価遅延リスクに対し、オンライン活動への移行、引き合い増加、アフリカを中心とする案件受注が示された。ただし大型案件の実証実験・交渉は継続中である。 - FY2021悪化有価証券報告書
「それにより、当社製品のライセンス販売に関する大型案件の契約の締結に至らず、製品開発投資の強化に伴う減価償却費の増加が先行し、前期比で減収減益となりました。」
新型コロナの影響による試験評価・受注時期の遅れが大型案件の契約未締結として現れ、製品開発投資に伴う減価償却費の先行も加わってネットワーク事業が減収減益となった。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における当セグメントの業績につきましては、Asia Pacific Telecom(亞太電信)やMundo Pacífico等、これまでのホワイトボックスソリューションの導入を通じて得られた知見、リモートでの顧客提案や導入試験を活用した営業活動の実施により、引き合いや交渉中の案件は増加しているものの、第2四半期連結累計期間までの案件受注タイミングの遅れによる減収要因を打ち消すには至らず、製品開発投資の強化に伴う減価償却費の増加が先行し、前年同四半期比で増収減益となりました。」
引き合いや交渉中の案件は増加したものの、受注タイミングの遅れを打ち消すには至らず、ネットワーク事業は売上高が前年同期比3.0%増となる一方、セグメント損失は6億77百万円から14億06百万円へ拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「今後の商用採用に向けて当社製品を試験評価している案件において、新型コロナウイルス感染症の拡大により人材・機材の調達に制限を受けたことで、試験評価の遅延や中断が発生したことに加えて、受注までに要する試験評価期間自体が当初想定よりも長引く見込みとなり、総じて案件受注タイミングが後ろ倒しになった結果」
ネットワーク事業で人材・機材の調達制限による試験評価の遅延・中断が発生し、受注時期の後ろ倒しが一段と具体化している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当セグメントの業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で、新規顧客獲得の大きな機会と想定していたグローバル規模で行われる通信事業者向けイベント等が中止となったことや新規顧客との商談遅延が発生したこと、顧客側での製品評価プロジェクトの中断等といった事象が発生した結果、製品開発投資の強化に伴う減価償却費の増加が先行し、前期比で減収減益となりました。」
ネットワーク事業では、イベント中止、新規顧客との商談遅延、顧客側の製品評価プロジェクト中断が重なり、新規顧客獲得が当初想定を下回った。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「「OcNOS®」関連の製品開発の一部遅れに伴い大型ライセンス案件の契約締結が第4四半期にずれ込んだことによる売上減に加え、Northforge社の買収関連費用等の一時費用が先行していることもあり、前年同四半期比で減収となっております。」
ネットワーク事業の業績変動要因として、案件受注時期の後ろ倒しに加え、OcNOSの製品開発遅延により大型ライセンス案件の契約締結が第4四半期へずれ込んだことが具体化している。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「「OcNOS®」関連の製品開発の一部遅れ等の影響があり減収・減益となっております。」
ネットワークソフトウェア事業の業績変動要因が、前四半期の案件受注タイミングの後ろ倒しから、OcNOS関連の製品開発の一部遅れ等へ置き換わっている。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における当セグメントの業績につきましては、前年同四半期と比較して案件受注のタイミングが後ろ倒しになったため減収・減益となっておりますが、概ね計画通りに事業進捗しております。」
従来の大型案件の反動減ではなく、案件受注タイミングの後ろ倒しがネットワークソフトウェア事業の減収・減益要因として記載され、事業変動の説明が置き換わっている。 - FY2017削除有価証券報告書
「「ZebOS®」の安定的な事業推進に加え、「OcNOS®」の顧客基盤形成がなされ始めたことから前連結会計年度と比べて増収増益となり、事業推進の効率化と相俟ってセグメント損益の黒字化を果たしました。」
前回まで記載されていた大型案件の反動減によるネットワーク事業の悪化は、当連結会計年度の記載では確認できず、同事業は増収増益・黒字化となっている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における当セグメントの業績につきましては、前年同四半期に獲得した大型案件の反動減や円高の影響等により、売上高・セグメント損益ともに悪化いたしました。」
大型案件の反動減と円高によるネットワークソフトウェア事業の変動が引き続き記載されている。売上高は前年同期比28.2%減、セグメント損失は1億3,248万円となった。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における当セグメントの業績につきましては、前年同四半期に獲得した大型案件の反動減や円高の影響等により、売上高・セグメント損益ともに悪化いたしました。」
大型案件の反動減と円高によるネットワークソフトウェア事業の変動が継続している。売上高は前年同期比35.0%減で、セグメント損益も黒字からマイナス6,375万円となった。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「前年同四半期に獲得した大型案件の反動等の影響により、売上高・セグメント損益ともに悪化しております」
大型案件の反動が当四半期の売上高・セグメント損益の悪化として発生しており、ネットワークソフトウェア事業の売上高は前年同期比58.4%減となっている。