核となるヒット作品の不足
FY2017-Q1に初出。24回の記載のうち10回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
フジ・メディア・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。11社中10社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに7社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽パッケージが前期の規模に及ばず、アニメのヒット作品数減少により配信が減収となったほか、イベント規模も前期に及ばず売上高は減収となりました。利益面ではアニメ関連の出資金償却の増加及びアニメ関連の構造改革を進める中でアニメ制作費用に係る評価損を計上したこともあり、営業損失を計上しました。」
音楽パッケージ、アニメ配信、イベント規模が前期を下回り、アニメ関連の出資金償却と評価損も加わって営業損失を計上した。ヒット作品不足による影響がさらに悪化した。 - 2026-05-12悪化決算
「㈱ポニーキャニオンは、音楽パッケージが前期の規模に及ばず、アニメのヒット作品数減少により配信が減収となったほか、イベント規模も前期に及ばず売上高は減収となりました。利益面ではアニメ関連の出資金償却の増加及びアニメ関連の構造改革を進める中でアニメ制作費用に係る評価損を計上したこともあり、営業損失を計上しました。」
アニメのヒット作品数減少、出資金償却の増加、構造改革に伴う評価損が併記され、業績影響が悪化した。canonical thread は変更しない。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽パッケージが前期の規模に及ばず、アニメのヒット作品数減少により番組販売や配分金が減収となったほか、イベント規模も前期に及ばず売上高は減収となりました。」
音楽パッケージ、アニメ番組販売・配分金、イベント規模がいずれも前期を下回り、ヒット作品不足による業績影響が再び悪化した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、配信、アニメの海外番組販売及び配分金、イベント収入、グッズ売上等が寄与し増収増益となりました。」
配信、アニメ海外販売・配分金、イベント、グッズ等の複数収入源が寄与して増収増益となり、核となるヒット作品不足による従来の業績影響は緩和した。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、アニメの配分金やイベント収入、グッズ売上等が寄与し増収となりましたが、音楽パッケージが振るわず、アニメ関連の出資金償却が増加したことも響き、減益となりました。」
アニメ配分金・イベント・グッズの好調と、音楽パッケージの不振およびアニメ関連償却増加が併存する構図が続いた。 - FY2024-Q1アニメ・イベント好調と音楽新作不在の併存有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、アニメの配分金やイベント収入、グッズ売上等が寄与し増収となりましたが、音楽パッケージで新作リリースが無かったほか、アニメ関連の出資金償却が増加し、減益となりました。」
アニメ配分金、イベント、グッズが増収に寄与した一方、音楽パッケージの新作不在とアニメ関連出資金償却の増加により減益となり、好調要因と課題が併存した。 - FY2023対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、劇場版アニメ映画「五等分の花嫁」、アニメ「東京リベンジャーズ」やOfficial髭男dismの楽曲が寄与したほか、イベント・コンサート収入が回復したことで増収となりました」
劇場版アニメ、アニメ作品、楽曲およびイベント・コンサート収入が寄与し、ヒット作品不足による従来の業績影響は緩和した。ただし、音楽・映像パッケージの減収と原価率上昇により減益となった。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、配給を担った劇場版アニメ映画「五等分の花嫁」が大ヒットとなったことや、イベント・コンサート収入が回復傾向となり売上高全体では増収となりましたが、音楽・映像パッケージや配信などでの原価率の上昇が響き減益となりました。」
ポニーキャニオンでは劇場版アニメ映画の大ヒットとイベント・コンサート収入の回復により、ヒット作品不足による従来の業績影響が緩和した。ただし原価率上昇により減益となった。 - FY2022対処有価証券報告書
「また、㈱ポニーキャニオンは、音楽配信、映像配信、アニメ作品からの配分金収入がさらに拡大し、5期連続の増益となりました。」
音楽・映像配信およびアニメ作品の配分金収入が拡大し、ポニーキャニオンは5期連続の増益となったため、核となるヒット作品不足による従来の業績影響は緩和した。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、イベント・コンサート収入が回復傾向となり、音楽パッケージ販売やアニメの国内外の配信権販売収入も好調に推移しましたが、映像パッケージ販売の減収に加え、収益認識会計基準等の適用の影響もあり、売上高全体で減収となりました。」
イベント・コンサート、音楽パッケージ、アニメ配信権販売の好調と、映像パッケージ販売の減収が併存する構図が続いた。 - FY2022-Q1配信権・イベント回復とパッケージ減収の併存有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、イベント・コンサート収入やグッズ販売が回復傾向となり、アニメの国内外の配信権販売収入も好調に推移しましたが、音楽・映像のパッケージ販売の減収に加え、収益認識会計基準等の適用の影響もあり、売上高全体で減収となりました。」
イベント・コンサート、グッズ、アニメ配信権販売は回復・好調となった一方、音楽・映像のパッケージ販売は減収となり、好調な収入源と従来型販売の弱さが併存した。 - FY2021対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽配信や旧譜販売は堅調でしたが、新作のリリースが少なかったためパッケージ販売全体では減収となった他、イベント収入も新型コロナウイルス感染症による影響を受け、売上高全体で減収となりました。利益面では原価率が改善し販管費も低減したことから増益となりました。」
新作不足によるパッケージ販売減収とイベント収入減少は残ったが、音楽配信・旧譜販売の堅調さ、原価率改善、販管費低減により利益面の影響は緩和した。 - FY2020対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンでは、長年主力としてきたCDやDVDなどパッケージ販売の市場縮小に対応して、中期的に収益源の多様化やアーティストの発掘、コンテンツ制作などに取り組んできました。こうした構造的な事業改革が功を奏して当期は大きなヒット作を生み出し、配信、ライブ、さらにパッケージでも高い収益を獲得して同社の業績は大幅に向上しています。」
従来のヒット作品不足とパッケージ市場縮小への対応として、音楽・配信・ライブ等で大きなヒットと高収益を実現し、業績影響が緩和した。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽部門に加え、配信やイベント、グッズ収入が好調に推移したことで増収となり、前年同期の営業損失から営業利益を確保しました。」
音楽、配信、イベント、グッズ収入の好調により増収となり、前年同期の営業損失から営業利益へ転じたため、ヒット作品不足による従来の業績影響は緩和した。 - FY2019後退有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、配信やイベント収入などが好調で増収増益となりました。」
ポニーキャニオンでは配信・イベント収入の好調により増収増益となり、従来の映像・音楽部門の苦戦による業績影響は弱まった。ただし、核となるヒット作品不足が解消したとは記載されていない。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽部門、配信などが増収でしたが、映像部門が苦戦し、売上高全体では減収となったものの、原価のコントロールが奏功し営業損失は改善しました。」
音楽・配信の増収がある一方、映像部門の苦戦は続いた。原価コントロールにより営業損失は改善した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽・映像部門が苦戦し減収となったものの、前期に実施した事業構造改革が奏功し営業損失は改善しました。」
音楽・映像部門の苦戦は続いている一方、事業構造改革の効果により営業損失が改善した構図が再確認された。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽・映像部門が苦戦した一方、配信やライセンス収入が好調に推移し、増収黒字化となりました。」
音楽・映像部門の苦戦は続く一方、配信・ライセンス収入が好調で、同社は増収と黒字化を記録した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽、映像部門が伸び悩んだ一方で、利益率の高い配信や海外ライセンス収入が好調だったこともあり、減収増益となりました。」
音楽・映像部門の伸び悩みは続いたが、配信・海外ライセンス収入が利益面を補った。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、映像部門に核となるヒット作品がなく売上高全体では、減収となりました。利益面では、営業損失を計上しました。」
映像部門で核となるヒット作品がないことによる減収と営業損失が引き続き記載されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、イベントコンサートのチケット収入やグッズ収入、アニメ作品の海外ライセンス収入が好調でしたが、音楽部門、映像部門の不振が響き、減収減益となりました。」
イベント・海外ライセンスの好調がある一方、音楽部門・映像部門の不振が通期の減収減益要因として記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、音楽部門、映像部門ともに核となるヒット作品が少なく売上高全体では、減収となりました。利益面では、映像作品の調達費用の負担が大きく営業損失を計上しました。」
音楽・映像の両部門で核となるヒット作品が少ないことによる減収と、映像作品の調達費用負担による営業損失が記載されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、核となるヒット作品が少なく売上高全体では、減収となりました。利益面では、映像作品の調達費用の減少により営業損失は前年同期に比べて改善されました。」
核となるヒット作品の不足による減収は継続している一方、映像作品の調達費用減少により営業損失は改善した。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「㈱ポニーキャニオンは、核となるヒット作品が少なく売上高全体で減収となりました。利益面では、映像作品の調達費用の減少により営業損失は前期に比べて改善されました。映像音楽事業全体の売上高は111億26百万円と前年同期比2.9%の減収、セグメント損失は3億96百万円となりました。」
ヒット作品の不足が減収およびセグメント損失に結び付いている一方、映像作品の調達費用減少による損失改善も併記されている。