D/Cレシオ50%程度以下の維持
FY2020に初出。8回の記載のうち1回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2021。直近の記載は2026-08-10。
DICがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年早い。
直近の記載が「実績引用」なのは、ほかに1社。
- FY2025引き上げ有価証券報告書
「当社グループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」において、ネットD/Eレシオを経営指標として設定することとし、これを0.8倍以下に維持することを目標としています。翌連結会計年度末のネットD/Eレシオは、堅調な営業キャッシュ・フロー創出と利益の蓄積、及び資産売却に取り組むことにより、0.80倍程度まで改善する計画です。」
ネットD/Eレシオの目標は前年度の1.0~1.1倍から0.8倍以下へ引き下げられ、より低い負債水準を目指す計画へ変更された。2025年度末実績は0.83倍である。 - FY2024後退有価証券報告書
「当社グループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」において、ネットD/Eレシオ(注2)を経営指標として設定することとし、これを1.0~1.1倍に維持することを目標としています。」
従来の1.0倍程度という目標から1.0~1.1倍のレンジ目標へ表現が変わった。一方、2024年度末実績は1.05倍、翌年度計画は1.03倍程度で、実績・計画は新レンジ内にある。 - FY2023悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末のネット有利子負債は4,414億円、ネットD/Eレシオは1.21倍となりました。」
ネットD/Eレシオは前年度末の1.15倍から1.21倍へ悪化し、長期計画の1.0倍程度という目標を上回った。資産売却・在庫圧縮により翌年度1.13倍程度、調整後0.97倍程度を見込む計画が示された。 - FY20222022年度末の目標超過と翌年度改善計画有価証券報告書
「当社グループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」において、ネットD/Eレシオ(注2)を経営指標として設定することとし、これを1.0倍程度に維持することを目標としています。翌連結会計年度末のネットD/Eレシオは、在庫を中心とする運転資本圧縮に取り組むことにより、1.09倍程度まで改善する計画です。」
2022年度末のネットD/Eレシオは1.15倍で目標1.0倍程度を上回った。翌年度は運転資本圧縮により1.09倍程度まで改善する計画が示された。 - FY2021再定義有価証券報告書
「当社グループは、長期経営計画「DIC Vision 2030」において、ネットD/Eレシオを経営指標として設定することとし、これを1.0倍程度に維持することを目標としています。」
従来のD/Cレシオ50%程度以下の目標に加え、DIC Vision 2030ではネットD/Eレシオ1.0倍程度を経営指標として設定した。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社グループは、経営指標としてD/Cレシオを設定し、これを50%程度以下に維持することを目標としています。」
有利子負債を有利子負債と純資産の合計で除したD/Cレシオについて、50%程度以下を維持する目標が初めて抽出された。2021年度末はBASF買収を見込み、資本性借入、資産売却、運転資本管理で維持する見込みとしている。