特定販売先への依存
FY2017に初出。9回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2026。
NANOホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。92社中29社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに32社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の決算日現在における営業債権の100%が特定の大口顧客に対するものであります。」
特定大口顧客への営業債権集中度が100%となり、前回記載の78.6%から上昇した。 - 2026-05-30悪化株主総会
「当連結会計年度の決算日現在における営業債権の100%が特定の大口顧客に対するものであります。」
営業債権の特定大口顧客への集中度を100%と記載しており、特定販売先への信用リスク集中が具体化している。 - FY2025主要販売先構成を更新有価証券報告書
「株式会社アルビオンの販売高は75,700千円、総販売実績に対する割合は69.7%であり、日本電気株式会社の販売高は22,816千円、割合は21.0%であります。」
主要販売先としてアルビオンに加え日本電気を記載し、アルビオンの販売割合は69.7%となった。 - FY2023連結化後の集中度を記載有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち78.6%が特定の大口顧客に対するものであります。」
連結ベースで特定大口顧客への営業債権集中を78.6%と記載した。前年の単体ベース98.9%とは連結範囲が異なる。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当事業年度末における営業債権のうち98.9%が特定の大口顧客に対するものであります。」
特定大口顧客への営業債権集中が98.9%となり、前回記載の96.6%から集中度が上昇した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当期の貸借対照表日現在における営業債権のうち96.6%が特定の大口顧客に対するものであります。」
特定大口顧客への営業債権集中が96.6%と明示された。また、OEP向け売上高は前事業年度の52.3%から57.5%へ上昇している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社の主な販売先は、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(生産、受注及び販売の状況)(3)販売実績」に記載のとおりであり、Orient Europharma Co., Ltd.、株式会社アルビオン等が挙げられますが、これらの会社が今後、当社との取引を継続的に行う保証はありません。」
OEP、アルビオン等の特定販売先への依存と取引継続不能時の業績影響リスクを再確認している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社の主な販売先は、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(生産、受注及び販売の状況)(3)販売実績」に記載の通りであり、株式会社アルビオン等が挙げられますが、これらの会社が今後、当社との取引を継続的に行う保証はありません。」
アルビオン等の特定販売先との取引方針変更、収益動向変化、事業停止が業績に影響する可能性を再掲している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社の主な販売先は、「2 生産、受注及び販売の状況 (3) 販売実績」に記載のとおりであり、株式会社アルビオン等が挙げられますが、これらの会社が今後、当社との取引を継続的に行う保証はありません。」
アルビオン等の特定販売先との取引方針変更、収益動向変化、事業停止が業績に影響する可能性を示している。