本報告書の対象企業は、有価証券報告書(通常方式)において、2026年3月期に事業構造を投資事業へ転換したグローバル投資ファンド運用および核酸医薬プラットフォーム企業群を中核とするグループである。当該グループは、Nano Bridge Investment株式会社(NBI)を中核とし、NBI–SBISGC1号投資事業有限責任組合(Bio Bridge I)を組成し、日本のヘルスケア領域の成長企業への投資機会拡大と資金供給の枠組みの提供を目指す。NBI事業は、管理報酬と成功報酬を収益源とし、ファンド期間は6年11か月を予定している。NBIは、未公開ヘルスケア企業や製薬企業の創薬パイプライン、上場ベンチャー等を対象とし、EXITとしてのM&A・IPO等を想定する。NBIとSBI新生グロースキャピタル株式会社が共同で組成するBio Bridge Iファンドの期間は6年11か月を予定しており、管理報酬による安定収入の継続と、投資成果に応じた成功報酬の獲得を目指す。NANO MRNA事業は、2026年4月のホールディング体制移行後は新設NANO MRNA株式会社が創薬事業の中核を担い、TUG1 ASOおよびRUNX1 mRNAの臨床開発を優先して進める。RNA創薬領域のIP獲得を積み上げ、複数のアセットを継続的に導出し、早期の継続的黒字化を実現することを中長期目標とする。LNP技術をもつLuna RD株式会社を買収し、PEGフリーのLNP技術をDDS技術のコアと位置付け、mRNAまたはオリゴ核酸のプラットフォーム主導型の事業展開を加速する方針である。in vivo CAR Tの研究開発にも積極的に取り組む。