副作用・競合・ジェネリック参入による販売減少
FY2016に初出。22回の記載のうち14回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2023。
第一三共がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに8社。
- FY2023再掲有価証券報告書
「当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前連結会計年度比316億円(6.4%)減収の4,579億円となりました。」
主力新製品の伸長がある一方、共同販促終了や薬価改定による販売減少が2022年度の国内事業全体の減収要因として続いた。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前年同四半期比373億円(9.5%)減収の3,564億円となりました。」
主力品の伸長がある一方、共同販促終了や薬価改定による販売減少がジャパンビジネスユニットの減収要因として引き続き現れた。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前年同四半期比305億円(11.9%)減収の2,251億円となりました。」
薬価改定や共同販促終了による販売減少要因が、主力品の伸長がある中でもジャパンビジネスユニットの減収として継続して現れた。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当ユニットの売上収益は、リクシアナ、タリージェ等が伸長したものの、ネキシウムの共同販促終了や薬価改定の影響等により、前年同四半期比201億円(15.5%)減収の1,090億円となりました。」
共同販促終了後のネキシウム減収や薬価改定の影響が、主力品の伸長がある中でもジャパンビジネスユニットの減収要因として継続して現れた。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当ユニットの売上収益は、薬価改定の影響や、共同販促が終了したネキシウムの減収、独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収等があったものの、リクシアナ、タリージェ、エンハーツ、エムガルティ等が伸長したことにより、前年同四半期比73億円(1.9%)増収の3,937億円となりました。」
薬価改定、共同販促終了、独占販売期間満了後のジェネリック参入による減収要因が続く一方、主力新製品等の伸長によりジャパンビジネスユニットは増収となった。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業、ワクチン事業及び第一三共エスファ㈱が取り扱うジェネリック事業の製品売上収益が含まれております。 当ユニットの売上収益は、薬価改定の影響や、独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収等があったものの、リクシアナ、タリージェ、エンハーツ等が伸長したことにより、前年同四半期比55億円(2.2%)増収の2,556億円となりました。」
薬価改定および独占販売期間満了後のジェネリック参入によるメマリーの減収が、主力品の伸長がある中でも国内事業の減収要因として引き続き記載された。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業、ワクチン事業及び第一三共エスファ㈱が取り扱うジェネリック事業の売上収益が含まれております。リクシアナ、タリージェ、エンハーツ等が伸長したものの、薬価改定の影響や、独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収等により、前年同四半期比11億円(0.8%)減収の1,291億円となりました。」
薬価改定および独占販売期間満了後のジェネリック参入が、主力品の伸長がある中でも国内事業の減収要因として実際に現れた。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、タリージェ等が伸長したものの、薬価改定や独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収、ワクチン販売提携の終了、季節性インフルエンザの流行が低調であることによるイナビルの減収等により、売上収益は444億円(8.3%)減収の4,891億円となりました。」
薬価改定、ジェネリック参入、ワクチン販売提携終了、インフルエンザ流行低調による販売減少が、通期の国内医薬事業実績に現れた。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「国内医薬事業では、タリージェ等が伸長したものの、薬価改定や独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収、ワクチン販売提携の終了、季節性インフルエンザの流行が低調であることによるイナビルの減収等により、売上収益は359億円(8.5%)減収の3,864億円となりました。」
薬価改定、独占販売期間満了後のジェネリック参入、ワクチン販売提携終了及びインフルエンザ流行低調による販売減少が、国内医薬事業の減収要因として引き続き実績に現れた。メマリーは前年同四半期比57.9%減、イナビルは80.4%減となった。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、タリージェ等が伸長したものの、薬価改定や独占販売期間の満了に伴うジェネリック参入によるメマリーの減収、ワクチン販売提携の終了等により、売上収益は109億円(4.2%)減収の2,501億円となりました。」
薬価改定および独占販売期間満了後のジェネリック参入による販売減少が、主力品の伸長がある中でも国内医薬事業の減収要因として現れた。メマリーは前年同四半期比42.2%減収となった。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、タリージェ等が伸長したものの、薬価改定やワクチン販売提携の終了等により、売上収益は88億円(6.3%)減収の1,302億円となりました。」
薬価改定およびワクチン販売提携の終了が、主力品の伸長がある中でも国内医薬事業の減収要因として実際に現れた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「オルメサルタンは、独占販売期間満了等の影響により、前連結会計年度比51億円減収の1,008億円となりました。」
独占販売期間満了や競合・薬価等による主力品の販売減少が継続して実績に現れた。国内オルメテック、北米・欧州のオルメサルタン、米国ウェルコール等の減収を記載している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「第一三共Inc.では、5月にジェネリック品が参入したウェルコールに加え、オルメサルタン及び配合剤、エフィエントが減収となりました。」
ジェネリック参入や競合等による販売減少が実際に発生した。ウェルコールは前年同期比60.5%減、オルメサルタンは49.6%減、エフィエントは77.1%減となった。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、リクシアナ、プラリア等の主力品の伸長及びオーソライズド・ジェネリック(注1)製品の寄与があったものの、薬価制度改革に伴う薬価引下げの影響及び独占販売期間の満了によるオルメテックの減収等により、売上収益は224億円(5.4%)減収の3,957億円となりました。」
主力品やオーソライズド・ジェネリック製品の寄与がある一方、薬価制度改革に伴う薬価引下げとオルメテックの独占販売期間満了による減収が国内医薬事業に実際に影響した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、リクシアナ、プラリア等の主力品の伸長及びオーソライズド・ジェネリック(注1)製品の寄与があったものの、独占販売期間の満了によるオルメテックの減収及び薬価制度改革に伴う薬価引下げの影響等により、売上収益は139億円(5.4%)減収の2,437億円となりました。」
オーソライズド・ジェネリック製品や主力品の寄与がある一方、薬価制度改革に伴う薬価引下げ等が国内医薬事業の減収要因として実際に現れた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、リクシアナ、プラリア等の主力品の伸長及びオーソライズド・ジェネリック(注1)製品の寄与があったものの、薬価制度改革に伴う薬価引下げの影響及びオルメテックの減収等により、売上収益は61億円(4.7%)減収の1,239億円となりました。」
薬価制度改革に伴う薬価引下げとオルメテック減収が国内医薬事業の減収要因として実際に現れた。主力品やオーソライズド・ジェネリックの寄与がある中でも、販売減少リスクの影響が継続した。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、オルメテックの減収やジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響があったものの、リクシアナ、イナビル、プラリア、ネキシウム、エフィエント、テネリア、メマリー、ランマーク等の主力品の伸長、及び新発売したオーソライズド・ジェネリック製品の寄与等により、売上収益は335億円(6.6%)増収の5,400億円となりました。」
ジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響が継続して発生した。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、オルメテックの減収やジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響があったものの、リクシアナ、プラリア、ネキシウム、エフィエント、メマリー、イナビル、テネリア、ランマーク等の主力品の伸長、及び新発売したオーソライズド・ジェネリック製品の寄与等により、売上収益は279億円(7.1%)増収の4,181億円となりました。」
ジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響が、当第3四半期にも国内医薬事業で発生した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、オルメテックの減収やジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響があったものの、リクシアナ、ネキシウム、プラリア、エフィエント、テネリア、メマリー等の主力品の伸長、及び新発売したオーソライズド・ジェネリック製品の寄与等により、売上収益は2,576億円(前年同四半期比7.8%増)となりました。」
ジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響が引き続き国内医薬事業で発生した。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「国内医薬事業では、オルメテックの減収やジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響があったものの、リクシアナ、ネキシウム、テネリア等の主力品の伸長により、売上収益は1,300億円(前年同四半期比5.4%増)となりました。」
ジェネリック医薬品の処方拡大による長期収載品の減収影響が、当第1四半期にも実際の国内医薬事業への影響として記載された。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「国内医薬では、薬価改定やジェネリック医薬品の処方拡大による影響があったものの、テネリア、リクシアナ、ネキシウム、エフィエント、プラリア、メマリー等の主力品の伸長により、売上収益は2,412億円(前年同四半期比4.9%増)となりました。」
薬価改定およびジェネリック医薬品の処方拡大が国内医薬の売上に実際に影響したと記載された。 - FY2016初出有価証券報告書
「予期していなかった副作用の発現、同領域の他社製品との競合や特許切れによる後発品の参入、特に特許切れ後の安価なジェネリック医薬品の発売等は、当社医薬品の売上を減少させる要因となり、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼすことがあります。」
副作用、競合、特許切れ後のジェネリック参入、保険者との交渉結果を製品販売上のリスクとして列挙している。