後発医薬品の使用促進と医薬品市場の競争激化
FY2016に初出。31回の記載のうち16回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載は2026-08-06。
ゼリア新薬工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。66社中21社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに18社。
- 2026-08-06顕在化決算
「当社子会社であるTillotts Pharma AGが保有する製品「ディフィクリア」の販売権につきましては、経済的便益の発生が期待される期間をもとに耐用年数を見積って償却しておりますが、今後の後発品参入可能性が高まったことから耐用年数を短縮し、将来にわたり変更しております。」
ディフィクリアへの後発品参入可能性の高まりが、販売権の耐用年数短縮と償却費増加として実際に反映された。 - FY2026悪化有価証券報告書
「自社の医療用医薬品について、特許期間が満了したり、国によって定められた再審査期間が終了した場合には、ジェネリック医薬品の参入が予想されます。これにより医療用医薬品市場での競合が激化し、当社グループの業績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の後発品使用促進・市場競争リスクに加え、特許期間・再審査期間の終了後にジェネリック参入が予想されるリスクを明示し、製品ライフサイクル上の脅威を具体化した。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「国内市場におきましては、薬価改定や長期収載品の選定療養制度、競合品の影響などにより厳しい状況が続きました。」
薬価改定、長期収載品の選定療養制度、競合品の影響が国内医療用医薬品市場の厳しい状況として実際に現れている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「一方、炎症性腸疾患治療剤「エントコート」は、海外の一部の国で後発医薬品が上市された影響を受け、売上は減少いたしました。」
後発医薬品の参入リスクが、エントコートの海外売上減少として当年度も実際に現れた。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「エントコート」(国内販売名:「ゼンタコート」)につきましては、海外の一部の国で後発医薬品が上市された影響を受け苦戦いたしました。」
後発医薬品の上市が実際にEntocort/ゼンタコートの海外販売の苦戦として現れた。 - FY2023悪化有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、薬価の毎年改定や後発医薬品の使用促進などの医療費抑制策が従来にも増して強力に推進されており、事業環境は一層厳しさを増しております。また、OTC医薬品市場におきましても、市場競争の激化に加え、インバウンド需要の低迷などにより、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価の毎年改定、後発医薬品の使用促進、OTC市場の競争激化に加え、インバウンド需要の低迷が続き、事業環境を一層厳しいと説明している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「なお、昨年9月欧州の一部の国で後発医薬品が上市されたものの、現状その影響は軽微であります。」
欧州の一部の国で後発医薬品の上市が実際に発生し、現時点での影響は軽微と説明されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、植物性便秘薬「ウィズワン群」は、競合品の影響などにより、売上は減少いたしました。」
競合品の影響がウィズワン群の売上減少として実際に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、植物性便秘薬「ウィズワン群」や消毒薬などの衛生用品は、競合品の影響などにより、売上が減少いたしました。」
競合品の影響がウィズワン群や衛生用品の売上減少として実際に表れている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「一方で「コンドロイチン群」や植物性便秘薬「ウィズワン群」、殺菌消毒薬などの衛生用品につきましては、競合品の影響などにより、売上は減少いたしました。」
競合品の影響がコンドロイチン群、ウィズワン群、衛生用品の売上減少として実際に表れている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「一方、植物性便秘薬「ウィズワン群」や、殺菌消毒薬などの衛生用品につきましては、競合品の影響などにより、売上は減少いたしました。」
競合品の影響がウィズワン群・衛生用品の売上減少として引き続き表れている。 - FY2022-Q1影響継続と回復基調の併存有価証券報告書
「いまだ外出自粛措置・インバウンド需要の減少などの影響を強く受けてはおりますが、ドラッグストア・薬局・薬店向け医薬品ヘパリーゼ群・コンビニエンスストア向けヘパリーゼW群ともに回復基調にあります。」
新型コロナウイルスに伴う外出自粛・インバウンド需要減少の影響は継続している一方、ヘパリーゼ群は回復基調と説明されている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「殺菌消毒薬などの衛生用品につきましては売上が伸長いたしましたが、新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出自粛措置やインバウンド需要の減少、他社製品との競合激化などにより、主力製品である「ヘパリーゼ群」や「コンドロイチン群」をはじめとして、全体としては苦戦を余儀なくされました。」
OTC市場の競争激化が継続する中、新型コロナウイルスに伴う外出自粛・インバウンド需要減少も加わり、主力製品の苦戦として実際に表れている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「薬価制度の抜本的な見直しや後発医薬品の使用促進などによる医療費抑制策が従来にも増して強力に推進されており、国内市場につきましては今後成長の鈍化が不可避であると予想されます。特に先発医薬品メーカーにおきましては、厚生労働省から2020年度までの間に後発品の数量シェア80%以上とする目標が掲げられており、2019年9月薬価調査の段階でも後発医薬品の数量シェアが約76.7%(※1)までに至っており、さらに厳しい経営環境になると考えられます。」
後発品数量シェアが約76.7%まで上昇し、80%以上の政策目標に近づいたことから、先発品メーカーを取り巻く厳しい環境を継続して示している。OTC市場でも競争激化と新型コロナウイルスの影響が記載されている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、2019年10月に消費税引き上げに伴う薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
消費税引き上げに伴う薬価改定、後発医薬品使用促進、OTC市場の競争激化が引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
後発医薬品の使用促進とOTC医薬品市場の競争激化が、引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、「ウィズワン群」等一部品目は市場競争の激化を受けて、苦戦いたしました。」
市場競争の激化がウィズワン群等一部品目の業績に実際に表れ、苦戦したと説明している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「薬価制度の抜本的な見直しや後発医薬品の使用促進などによる医療費抑制策が従来にも増して強力に推進されており、国内市場につきましては今後成長の鈍化が不可避であると予想されます。特に先発医薬品メーカーにおきましては、厚生労働省から2018年度から2020年度末までの間に後発品の数量シェア80%以上とする目標が掲げられており、2018年9月薬価調査の段階でも後発医薬品の数量シェアが72.6%までに至っており、さらに厳しい経営環境になると考えられます。」
後発品数量シェアが72.6%まで上昇し、80%以上の政策目標と国内市場成長鈍化の見通しを示している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、昨年4月に薬価制度の抜本改革による想定外の薬価引き下げを受けたことや、後発医薬品の使用促進など医療費抑制策が強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価引き下げ、後発医薬品の使用促進、OTC市場の競争激化が引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、本年4月に薬価制度の抜本改革による想定外の薬価引き下げを受けたことや、後発医薬品の使用促進など医療費抑制策が強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価引き下げ、後発医薬品の使用促進、OTC市場の競争激化が引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、本年4月に薬価制度の抜本改革による想定外の薬価引き下げを受けたことや、後発医薬品の使用促進など医療費抑制策が強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価制度の抜本改革による想定外の薬価引き下げが実際に発生し、後発医薬品の使用促進とOTC市場の競争激化も継続している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「特に先発医薬品メーカーにおきましては、厚生労働省から平成30年度から平成32年度末までの間に後発品の数量シェア80%以上とする目標が掲げられており、平成29年9月薬価調査の段階でも後発医薬品の数量シェアが65.8%までに至っており、さらに厳しい経営環境となると考えられます。」
後発品数量シェア80%以上の政策目標と、平成29年9月時点で65.8%に達した実績を示し、先発品メーカーにとってさらに厳しい環境になるとの認識を示している。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、「コンドロイチン群」につきましては、市場競争の激化により苦戦いたしました。」
市場競争の激化がコンドロイチン群の業績に実際に表れ、苦戦したと記載されている。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
後発医薬品の使用促進とOTC市場の競争激化が続き、医薬品業界の厳しい環境が継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として薬価制度の見直しや後発医薬品使用の促進が従来にも増して強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価制度見直し、後発医薬品使用促進、OTC市場競争激化が引き続き厳しい環境要因として記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、昨年4月に薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
薬価改定、後発医薬品の使用促進、OTC医薬品市場の競争激化が引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、今年4月に薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
後発医薬品の使用促進とOTC市場の競争激化が引き続き厳しい事業環境として記載されている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、本年4月に薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
後発医薬品の使用促進とOTC市場の競争激化が引き続き発生しており、医薬品業界の厳しい環境として現れている。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が従来にも増して強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。」
アシノン、プロマックなどが後発医薬品の使用促進の影響を受けて苦戦したと記載されている。