Deciphera Pharmaceuticals買収によるパイプライン・欧米自販能力の獲得
FY2024に初出。8回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2025。直近の記載は2026-07-31。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- 2026-07-31前進決算
「デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍(GIST)治療剤「キンロック」は、市場浸透の進展などにより前年同期比28億円(31.5%)増収の117億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」は、既存患者への継続投与に加えて、欧州を含む販売エリアの拡大などにより前年同期比31億円(289.3%)増収の41億円となりました。」
デサイフェラ社製品の売上増加とロンビムザの販売エリア拡大が、第1四半期実績として示された。 - FY2026前進有価証券報告書
「デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」の売上は前連結会計年度比129億円(50.6%)増収(前連結会計年度は9か月(7月~3月)の売上)の384億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」の売上は83億円となりました。」
買収後のDeciphera社製品が通期で売上に寄与し、キンロック384億円、ロンビムザ83億円となった。欧州ではROMVIMZAの承認も取得している。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」の売上は前年同期比100億円(123.3%)増加(前年は3か月(7月~9月)の売上)の181億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」の売上は28億円となりました。/本年9月、CSF-1受容体阻害薬「ROMVIMZA(DCC-3014)」について、欧州で…承認を取得しました。」
デサイフェラ社買収後、キンロックの中間期売上が181億円、ロンビムザが28億円となり、ROMVIMZAの欧州承認も取得された。買収で獲得した製品・海外展開能力の稼働が具体化している。 - FY2025前進有価証券報告書
「デサイフェラ社を米欧事業における拠点として、従来、米国および英国に有していた機能を再編し、集約します。これにより、当社グループ一体となってグローバル事業を一層加速させていきます。」
買収完了後のデサイフェラ社を米欧事業の拠点とする機能再編・集約方針が示され、買収効果の実装段階に進んだ。 - FY2025-H1達成有価証券報告書
「この契約に基づき、2024年6月11日(米国東部時間)に同社の買収が完了し、同社を当社の完全子会社としました。」
2024年4月に契約したDeciphera Pharmaceuticals, Inc.の買収が2024年6月11日に完了し、完全子会社化された。買収取引そのものが完了したというマイルストーンが確認できる。 - FY2024初出有価証券報告書
「本買収により当社は固形がん領域のパイプラインを拡充し、特にQINLOCK®とVimseltinibの獲得によって短中期的なグループの収益増加が期待できます。また、Deciphera社の欧米での開発・販売能力を獲得し、欧米自販体制を強化できます。」
2024年4月に買収契約を締結し、2024年6月11日に約24億米ドルでDeciphera社の買収を完了した。QINLOCK®、Vimseltinib、欧米の開発・販売網を取り込み、パイプライン強化と欧米自販の実現を進める施策として初めて独立して確認できる。