青島福生食品の収益悪化の顕在化
FY2016に初出。18回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2022-Q1。
理研ビタミンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当社は、青島福生食品有限公司(以下「青島福生食品」という。)の業績悪化および不適切な会計処理を契機として、グループ内における同社の位置付けについて検討を行い、当社と青島福生食品との間でシナジーが見込めないこと、また、当期においても冷凍水産品の販売低迷等により同社の収益が悪化していることなどから、青島福生食品の全持分を譲渡することが最善であると判断し、2021年6月29日に青島福生食品の全持分を同社と同じ青島膠州市で農産品の生産販売等を行う青島農邦農副産品有限公司に譲渡しました。」
青島福生食品の赤字・収益悪化そのものは続いていたが、2021年6月29日の全持分譲渡により、同社に起因する連結業績上の収益悪化リスクをグループから切り離す対応を実施した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「青島福生食品有限公司は債務超過会社であり、債務超過の額は2020年12月末時点で16,046百万円であります。主要な損益情報等(1)売上高 3,919百万円(2)経常利益 △4,250百万円(3)当期純利益 △5,875百万円(4)純資産額 △16,046百万円(5)総資産額 11,980百万円」
青島福生食品は売上高39億19百万円、経常損失42億50百万円、当期純損失58億75百万円、債務超過160億46百万円となり、収益悪化と財務的な毀損が拡大している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「この結果、当セグメントの売上高は、前年同期から10億86百万円(7.2%)減少した140億9百万円となり、営業損失は27億31百万円(前年同期は営業利益7億41百万円)となりました。」
青島福生食品を含む海外事業で減収となり、営業損益は前年同期の営業利益7億41百万円から営業損失27億31百万円へ悪化した。青島福生食品の収益悪化が海外事業全体の損失拡大として継続して現れている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「この結果、当セグメントの売上高は、前年同期から14億56百万円(14.4%)減少した86億24百万円となり、営業損失は24億6百万円(前年同期は営業利益4億30百万円)となりました。」
青島福生食品を含む海外事業で減収となり、営業損益は前年同期の利益から24億6百万円の損失へ悪化した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「さらに新型コロナウイルスの感染リスクに関する過熱した報道による中国国内向け販売の著しい低迷から販売の見通しが立たない輸入冷凍水産品に対してたな卸資産評価損19億1百万円を計上しました。この結果、売上は前年同期の実績を下回り、営業損益は前年同期から営業損失額が拡大しました。」
青島福生食品では、中国国内向け販売の著しい低迷と輸入冷凍水産品の評価損19億1百万円により、売上が前年同期を下回り、営業損失が拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品』においては、売上は前期の実績を大きく下回りました。営業損益は、一部の水産加工品の利益率が改善するも売上の大幅な減少を受け、赤字となりました。なお、青島福生食品において取引の実在性を確認するには至らなかったエビの加工販売の取引および関係する取引の売上123億51百万円を取り消し、当該売上に対する売上原価相当分120億50百万円を特別損失として計上しております。」
青島福生食品は大幅減収・営業赤字となり、さらに実在性を確認できなかった取引の売上12,351百万円を取り消し、関連する売上原価12,050百万円を特別損失として計上した。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年同期の実績を大きく上回り、前年同期の営業損失から黒字に回復しました。」
青島福生食品の収益悪化は、当四半期には売上の大幅増加と営業損失から黒字への回復が記載されている。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年同期の実績を大きく上回り、前年同期の営業損失から黒字に回復しました。」
青島福生食品の収益悪化は、当四半期には営業損失から黒字へ回復したと記載されている。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「青島福生食品有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等(1)売上高 10,571百万円 (2)経常利益 △1,604百万円 (3)当期純利益 △1,604百万円 (4)純資産額 △1,038百万円 (5)総資産額 12,063百万円」
青島福生食品は売上高105億71百万円に対し経常利益・当期純利益が各16億4百万円の赤字、純資産も10億38百万円のマイナスとなっており、収益悪化が実績として継続している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上はほぼ前年並みとなりましたが、営業損益は、構造改革の遅れに加え、売掛金の回収状況などを踏まえて貸倒引当金を計上したことにより赤字となりました。」
青島福生食品は売上がほぼ前年並みにとどまり、構造改革の遅れと貸倒引当金計上の影響により営業損益が赤字となった。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年同期の実績を下回りました。営業損益は、構造改革の遅れに加え、売掛金の回収状況などを踏まえ貸倒引当金を計上したことにより、赤字となりました。」
青島福生食品は減収となり、構造改革の遅れと貸倒引当金計上の影響により営業損益が赤字となった。青島福生食品の収益悪化が引き続き実績に現れている。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年同期の実績を上回りましたが、営業利益は、経費の抑制に努めたものの、構造改革の遅れ等により、収益の回復には至りませんでした。」
青島福生食品は増収となったものの、構造改革の遅れ等により収益回復に至らず、収益悪化が引き続き実績に現れている。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年実績を上回りましたが、構造改革の取り組み途上である為、営業利益を確保することが出来ませんでした。」
青島福生食品は売上が前年実績を上回ったものの営業利益を確保できず、収益悪化が引き続き実績に現れている。海外事業全体でも営業損失1億5百万円を計上した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「また、水産加工品が高いウエイトを占める『青島福生食品有限公司』においては、売上は前年実績を上回りましたが、構造改革の取り組み途上である為、営業利益を確保することが出来ませんでした。」
青島福生食品は売上が前年実績を上回ったものの営業利益を確保できず、海外事業全体では営業損失1億83百万円を計上した。収益悪化が継続して実績に現れている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「青島福生食品有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等(1)売上高 9,510百万円(2)経常利益 △1,128百万円(3)当期純利益 △1,497百万円」
青島福生食品の赤字が継続し、経常損失11億28百万円、当期純損失14億97百万円を計上した。また遊休資産について5億6百万円の減損損失を計上している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「また、中期経営計画に基づく事業モデル転換中の『青島福生食品有限公司』においても、『改良剤』分野と同様に為替影響を受ける結果となり、売上は前年同期を下回りました。」
青島福生食品の売上が前年同期を下回り、遊休状態となった事業用資産について当第3四半期累計で508百万円の減損損失を計上した。海外事業全体でも営業損失102百万円となっている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業において、青島福生食品有限公司が保有する事業用資産の一部が遊休状態となったため、固定資産の減損損失を特別損失に計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において525百万円であります。」
青島福生食品の事業モデル転換に関連して、遊休状態となった事業用資産について5億25百万円の減損損失を計上した。海外事業全体も営業損失1億24百万円となっている。 - FY2016初出有価証券報告書
「青島福生食品有限公司(中国)も含めた事業トータルでは、5億6百万円(前期比2億27百万円減)となりました。」
青島福生食品は売上高108億25百万円に対して経常利益△17億99百万円、当期純利益△10億3百万円であり、収益改善・ビジネスモデル転換の背景として実績上の悪化が記載されている。