為替影響によるロイヤルティ・海外収益の変動
FY2016-Q2に初出。16回の記載のうち12回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載はFY2024-H1。
中外製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。159社中71社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに24社。
- FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「海外製商品売上高は2,684億円(前年同期比28.2%増)となりました。ロシュ向け輸出については、「アクテムラ」が前年同期比で減少した一方、血液凝固第Ⅷ因子機能代替製剤抗血液凝固第Ⅸa/Ⅹ因子ヒト化二重特異性モノクローナル抗体「へムライブラ」が大幅に伸長するとともに、pH依存的結合性ヒト化抗IL-6レセプターモノクローナル抗体「エンスプリング」も増加しました。」
アクテムラのロシュ向け輸出減少が生じた一方、ヘムライブラおよびエンスプリングの輸出増により海外製商品売上高は前年同期比28.2%増となった。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「製商品原価率は、為替影響等により43.1%と前年同期比で2.4%ポイント上昇しました。」
為替影響等が製商品原価率の前年同期比2.4ポイント上昇として実績化した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「製商品原価率は、為替影響等により46.3%と前年同期比で3.5%ポイント上昇しました。」
為替影響等が製商品原価率の前年同期比3.5ポイント上昇として実績化した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「製商品原価率は、製品別売上構成比の変化及び為替影響等により51.8%と前年同期比で4.8%ポイント上昇しました。」
為替影響が製品別売上構成比の変化とともに製商品原価率の上昇要因として実績化した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「海外製商品売上高は3,846億円(前年同期比35.5%増)で、前年を大幅に上回りました。ロシュ向け輸出については、抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」が前年比で減少したものの、通常出荷価格での輸出本格化に伴い「ヘムライブラ」が1,911億円(同70.6%増)と大幅に増加しました。」
海外製商品売上高は円安影響もある中で増加し、製品別にはアレセンサ輸出の減少とヘムライブラ輸出の大幅増加が生じた。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「海外製商品売上高は2,839億円(前年同期比26.6%増)で、前年比での円安影響も加わり前年を大幅に上回りました。ロシュ向け輸出については、通常出荷価格での輸出の本格化に伴い「ヘムライブラ」が前年比で大幅に増加し、「アクテムラ」は前年比で大幅に減少しました。」
為替影響が海外製商品売上高に作用し、アクテムラ輸出の前年同期反動による減少が生じた一方、ヘムライブラ輸出の増加が海外売上を押し上げた。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「海外製商品売上高は1,760億円(前年同期比8.9%増)でした。ロシュ向け輸出については、「アクテムラ」が、前年比で大幅に減少しました。これは、前年同期において、新型コロナウイルス肺炎を対象とした臨床試験用を含む「アクテムラ」の輸出が増加したためです。一方で、「ヘムライブラ」や抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」のロシュ向け輸出は堅調に推移し前年比で大幅に上回りました。」
アクテムラ輸出の前年同期反動による減少が発生した一方、ヘムライブラとアレセンサの輸出増加が海外製商品売上高を補った。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「ロシュ向け輸出については、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」が前年比で大幅に減少しました。これは、前年同期において、新型コロナウイルス肺炎を対象とした臨床試験用を含む「アクテムラ」の輸出が増加したためです。一方で、「ヘムライブラ」や抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」のロシュ向け輸出は堅調に推移し前年比で大幅に上回りました。」
アクテムラ輸出の前年同期反動による減少が発生した一方、ヘムライブラとアレセンサの輸出増加が海外売上を補い、海外製商品売上高は前年同期比0.3%減となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」のロシュ向け輸出は輸出単価の低下などにより減少したものの、新型コロナウイルス肺炎を対象とした臨床試験用を含むアクテムラのロシュ向け輸出の増加や、ヘムライブラの通常出荷価格によるロシュ向け輸出の開始により、海外製商品売上高は1,616億円(前年同期比39.3%増)となりました。」
アレセンサの輸出単価低下が海外売上の減少要因として実績化した一方、アクテムラとヘムライブラの輸出増加により海外製商品売上高は増加した。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」のロシュ向け輸出は輸出単価の低下などにより減少したものの、新型コロナウイルス肺炎を対象とした臨床試験用を含むアクテムラのロシュ向け輸出の増加や、ヘムライブラの通常出荷価格によるロシュ向け輸出の開始により、海外製商品売上高は1,010億円(前年同期比39.5%増)となりました。」
アレセンサの輸出単価低下が海外売上の減少要因として実績化した一方、アクテムラとヘムライブラの輸出増が海外製商品売上高を押し上げた。 - FY2019再掲有価証券報告書
「為替リスク管理活動の目的は、当社グループが保有する現在及び将来の資産の経済的価値を維持し、当社グループの業績の変動を最小化することにあります。」
為替変動リスクを認識し、先物為替予約等によるヘッジを継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「為替リスク管理活動の目的は、当社グループが保有する現在及び将来の資産の経済的価値を維持し、当社グループの業績の変動を最小化することにあります。」
為替変動による業績影響を認識し、先物為替予約等によるヘッジと感応度分析を継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「為替リスク管理活動の目的は、当社グループが保有する現在及び将来の資産の経済的価値を維持し、当社グループの業績の変動を最小化することにあります。」
為替変動リスクを認識し、先物為替予約・通貨オプション等によるヘッジと感応度分析を継続している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「「アレセンサ」のロシュ向け輸出が増加したものの、主に為替影響による「アクテムラ」のロシュ向け輸出の減少により、海外製商品売上高は457億円(同0.2%減)となりました。」
為替影響がアクテムラのロシュ向け輸出および海外製商品売上高の減少要因として実績化した。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「「アレセンサ」の輸出が増加したものの、輸出価格低下等による「アクテムラ」のロシュ向け輸出の減少や、為替影響と競合激化による遺伝子組換えヒトG-CSF製剤「ノイトロジン」の売上減少により、海外製商品売上高は795億円(同3.3%減)となりました。」
為替影響が競合激化等とともに海外製品売上高の減少要因として実績化した。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「また、ロイヤルティ及びその他の営業収入は、アクテムラ関連収入等が為替影響を受けたものの前年同期比で増加し、103億円(同37.3%増)となりました。」
為替影響を受けたことを明示しつつ、ロイヤルティ等の収入自体は増加したと説明している。