インバウンド需要減速リスク
FY2016-Q3に初出。20回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載はFY2025。
花王がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。19社中8社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに9社。
- FY2025対処有価証券報告書
「日本市場では、一部で賃上げやインバウンド需要の拡大が消費を下支えする動きがみられるものの、物価上昇の影響により、消費行動は引き続き慎重な傾向を示しています。」
インバウンド需要の拡大が日本の消費を下支えする動きとして示され、需要減少リスクは改善方向となった。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「日本市場では、一部で賃上げやインバウンド需要の拡大が消費を下支えする動きがみられるものの、物価上昇の影響により、消費行動は引き続き慎重な傾向を示しています。」
日本ではインバウンド需要の拡大が消費を下支えする動きがみられ、従来のインバウンド需要減少リスクは改善方向を示した。 - FY2024対処有価証券報告書
「国内でも、訪日外客数がコロナ禍前の水準を超える等、明るい兆しが見えてきています。」
日本市場では消費の持ち直しと訪日外客数の回復がみられ、インバウンド需要減少リスクは改善方向を示した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「日本市場では消費の持ち直しやインバウンド需要に回復の動きが見られた一方で、中国市場では、景況感の悪化やALPS処理水の影響を受けました。」
日本市場は消費の持ち直しとインバウンド需要の回復の動きが見られ、インバウンド需要減少による下振れリスクについて改善方向を示した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「特に日本でのインバウンド需要の消滅や繰り返された緊急事態宣言の発出等により市場の回復が大幅に遅れた影響を受けました。」
国内化粧品市場ではインバウンド需要の消滅と緊急事態宣言の影響が続き、市場回復の遅れが引き続き記載された。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「日本では、売り上げはインバウンド需要の減少や緊急事態宣言の継続による市場回復の遅れにより、特にメイクブランドが苦戦し前年同期を下回りました。」
インバウンド需要の減少と緊急事態宣言の継続による市場回復の遅れが、国内化粧品事業の減収要因として続いた。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「日本の売り上げはインバウンド需要の消滅や緊急事態宣言継続等による市場回復の遅れにより、特にメイクブランドが苦戦し前年同期を下回りましたが、第2四半期は積極的なマーケティング施策により、前年同四半期を上回りました。」
国内化粧品市場ではインバウンド需要の消滅が続き、緊急事態宣言継続等による市場回復の遅れと減収につながった。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「化粧品事業は、日本ではインバウンド需要が消滅し、さらに緊急事態宣言の延長等が影響したことで、市場の回復が遅れ、売り上げは大きく減少しました。」
インバウンド需要の消滅と緊急事態宣言の延長等が、国内化粧品市場の回復遅延と減収要因として続いた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「日本ではインバウンド需要の減少に加え、感染症拡大により外出自粛や小売店の臨時休業が行われた影響を受けました。」
インバウンド需要の大幅な減少が化粧品事業の売上高22.4%減、営業利益388億円減の要因となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「化粧品事業は、インバウンド需要が大幅に減少すると共に、世界中で外出規制等が行われた影響で売り上げは大きく減少しました。特にマスク着用が常態化したことで、メイク品の売り上げが減少しました。」
インバウンド需要の大幅な減少が、外出規制やマスク着用の常態化とともに化粧品事業の売上高を大きく押し下げる要因として続いた。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「化粧品事業は、インバウンド需要が大幅に減少すると共に、世界中で外出規制等が行われた影響で売り上げは大きく減少しました。」
インバウンド需要の大幅な減少が化粧品事業の売上減少要因として顕在化し、外出規制・店舗閉鎖・マスク着用の常態化も化粧品需要を押し下げた。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンド需要の減少や外出制限等により、事業活動に大きな影響が出ました。特に化粧品事業やヘアサロン向け事業で売り上げは大きく減少しました。」
インバウンド需要の減少が新型コロナウイルス感染症の拡大により再び顕在化し、化粧品事業などの売上減少要因となった。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「いずれの市場も、Eコマースチャネルの構成がさらに高まり、インバウンド需要も伸長しました。」
前年まで減速が記載されていたインバウンド需要について、2018年上期は伸長したと記載した。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「デパートチャネルを中心にした化粧品のインバウンド需要は大きく伸長しました。」
前年に減速していた化粧品のインバウンド需要が、デパートチャネルを中心に大きく伸長した。 - FY2017対処有価証券報告書
「デパートチャネルを中心にした化粧品のインバウンド需要は大きく伸長しました。」
前年に減少していた化粧品のインバウンド需要が大きく伸長し、需要環境の改善を示した。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」はインバウンド需要が減少しましたが、日本で新たに使用者が拡大し、売り上げは順調に伸長しています。」
インバウンド需要減少の影響は残るが、日本で新たな使用者が拡大し、めぐりズムの売上高が順調に伸長した。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「蒸気の温熱シート「めぐりズム」は、インバウンド需要が減少した影響を受けましたが、新たな需要を喚起し、売り上げは前年同期の水準まで回復してきました。」
インバウンド需要減少の影響は残るが、「めぐりズム」では新たな需要喚起により売上高が前年同期水準まで回復した。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「また日本では、「suisai」などがインバウンド需要の減少の影響を受けました。」
インバウンド需要減少の影響により、化粧品の「suisai」や「めぐりズム」の売り上げが前年同期を下回った。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「蒸気の温熱シート「めぐりズム」は、インバウンド需要が減少したことで、売り上げは前期を下回りましたが、店頭での販売促進活動や広告宣伝を強化したことなどにより、回復傾向にあります。」
インバウンド需要の減少が実際に「めぐりズム」の売上減少につながったと記載した。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「日本のトイレタリーや化粧品市場は、インバウンド需要は減速しましたが堅調に推移しています。」
インバウンド需要の減速が化粧品・関連製品の事業環境に現実化した事象として記載されている。