米国新工場の黒字化遅延と減損兆候
FY2023に初出。6回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2024。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- FY2026対処有価証券報告書
「(北米)北米では、メキシコにおける顧客生産台数の減少はありましたが、米国の顧客生産台数増加と外装部品の新規受注により、売上高は前連結会計年度と比べ535百万円(1.2%)増加の46,872百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、米国の増収効果とメキシコでのペソ高進行を受けた為替影響により、前連結会計年度と比べ2,649百万円(89.6%)増加の5,607百万円となりました。」
米国の顧客生産台数増加と外装部品の新規受注により北米セグメントは増収増益となり、米国新工場を含む北米事業の収益改善が進んでいる。 - 2026-05-13対処決算
「米国の顧客生産台数増加と外装部品の新規受注により、売上高は前年同期と比べ535百万円(1.2%)増加の46,872百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、米国の増収効果とメキシコでのペソ高進行を受けた為替影響により、前年同期と比べ2,649百万円(89.6%)増加の5,607百万円となりました。」
北米セグメントは増収増益となり、米国事業の収益改善が年度実績として確認された。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「北米では、メキシコでの顧客生産台数と要具売上の減少による減収はありましたが、米国の顧客生産台数増加と外装部品の新規受注に伴う売上の増加により、売上高は前年同期と比べ1,920百万円(8.2%)増加の25,203百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は、メキシコでの減収影響はありましたが米国の増収効果とメキシコの為替影響により前年同期と比べ902百万円(47.4%)増加の2,807百万円となりました。」
米国の顧客生産台数増加と外装部品の新規受注により、北米セグメントは増収増益となった。米国新工場単体の黒字化を直接示す記載ではないが、北米事業の収益改善が継続している。 - FY2025対処有価証券報告書
「売上高は米国生産拠点の2直生産が通期で寄与したこと及び邦貨換算影響等により、前連結会計年度と比べ9,541百万円(6.0%)増加の168,561百万円となりました。」
米国新工場の黒字化遅延・減損兆候について、2直生産が通期寄与し、中米・北米セグメントは売上高46,336百万円、営業利益2,957百万円となった。 - FY2024対処有価証券報告書
「しかし、当連結会計年度においては、主要な顧客が昼夜2交代制での生産を開始し、顧客への販売数量が計画を上回り営業利益を計上したこと、翌連結会計年度以降の事業計画においても営業黒字となることが見込まれることから、減損の兆候はないと判断しております。」
米国新工場の黒字化遅延・減損兆候について、顧客の2交代制生産開始と計画超過販売により営業利益を計上し、当年度は減損兆候なしと判断した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「半導体等の自動車部品の供給不足を背景とした主要な顧客の生産調整及び2直化での生産開始の時期が遅れたことにより、当初の事業計画と比較して黒字化の時期が遅延しており減損の兆候があると判断したDaikyoNishikawa USA Inc.については、減損損失の認識を判定した結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産の帳簿価額(有形固定資産23,962百万円、無形固定資産345百万円)を上回ったことから、減損損失は認識しておりません。」
米国新工場では主要顧客の生産調整と2直化の遅れにより黒字化時期が遅延し、減損兆候が発生した。減損損失自体は認識されていない。