海外政治・経済の不確実性
FY2017-Q3に初出。30回の記載のうち20回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
ウルトラファブリックス・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中104社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに75社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「また、円ドルレートは、日米金利差の継続に加え、エネルギーコストの上昇や日本の財政拡張などへの懸念を背景に、円安基調で推移しました。今後の見通しにつきましては、中東情勢が引き続き不安定な状況にあることから、エネルギー・原材料価格や物流等への影響が懸念されます。」
中東情勢の不安定化、エネルギー・原材料価格、物流、インフレ、金融政策及び通商政策の影響を引き続き外部環境の不確実要因として記載した。 - 2026-05-15悪化決算
「今後の見通しにつきましては、中東情勢の混迷はなお収束が見通せず、エネルギーや原材料の供給不足が世界経済に与える影響が懸念されます。」
海外政治・経済の不確実性について、中東情勢の長期化に加え、エネルギー・原材料の供給不足による世界経済への影響可能性を明示した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の米国経済は、追加関税によるコスト増やインフレの再燃、雇用情勢の軟化といった数々のリスクに直面いたしました。今後の見通しにつきましては、減税や緩和的な金融政策による経済の活性化が期待される一方で、米国の通商・外交政策がもたらす世界経済や地政学リスクへの影響、ならびに為替相場の変動を注視していく必要があります。」
追加関税によるコスト増、米国の通商政策や対中国政策の転換、価格転嫁による物価・消費への影響可能性が明示され、海外政治・経済の不確実性が拡大した。 - 2026-03-05悪化株主総会
「2025年度の業績は、追加関税の導入に伴う米国経済の不確実性の高まりや、EV市場の成長鈍化、金利の高止まりの影響を強く受け、誠に遺憾ながら厳しい結果となりました。」
海外政治・経済の不確実性について、追加関税、EV市場の成長鈍化及び高金利が2025年度業績に実際に影響したと記載した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間の世界経済は、トランプ政権が打ち出す諸政策に翻弄されつつも、底堅さを維持しています。米国では、高関税政策による景気下押し圧力が懸念される中、企業の設備投資や個人消費などが減速しつつも失速は回避されています。トランプ政権の通商・移民・エネルギー・環境等に関する政策転換や対中国政策が世界経済全体に与える影響は大きく、今後は米国において関税の価格転嫁が進めば物価や消費への影響が広がる可能性もあり、景況感や為替の動向を注視していく必要があります。」
トランプ政権の通商・移民・エネルギー・環境政策や対中国政策、高関税政策による景気・物価・消費への影響可能性が明示され、海外政治・経済の不確実性が拡大した。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「今後につきましては、米国のソフトランディングの成否や大統領選挙、世界各地の紛争、為替動向など不透明要因も多く、一つ一つを注視していく必要があります。」
世界経済は成長・米国経済の底堅さが示された一方、住宅投資・オフィス市況の低迷に加え、米国大統領選挙、世界各地の紛争、為替動向などの不透明要因を新たに列挙した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、オフィス需要の低迷は継続しており、足許の高金利水準が米国経済に与える悪影響に加え、中東における紛争拡大が世界経済に与える影響も懸念されます。また、日本の金融政策の修正から為替の動向も注視していく必要があります。」
オフィス需要の低迷と高金利の悪影響が継続する中、中東における紛争拡大の世界経済への影響を新たな懸念事項として明示した。日本の金融政策修正に伴う為替動向も引き続き注視している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「しかしながら、オフィス需要の低迷は継続しており、足許の高金利水準が米国景気に与える悪影響に加え、地域紛争の拡大により再び海上輸送が混乱する可能性も懸念されています。また、日本の金融政策の修正から為替の動向も注視していく必要があります。」
世界経済は底堅さを示した一方、オフィス需要の低迷、高金利が米国景気に与える悪影響、地域紛争による海上輸送混乱の可能性及び日本の金融政策修正に伴う為替動向が新たな懸念として記載された。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、オフィス需要の低迷や金利高の継続が米国景気に与える悪影響に加え、ウクライナやパレスチナ情勢が与える影響も懸念されています。また、日本の金融政策の修正から為替の動向も注視していく必要があります。」
世界経済は概ね底堅いとしつつ、オフィス需要の低迷、金利高の継続、ウクライナ・パレスチナ情勢及び日本の金融政策修正に伴う為替動向を新たな懸念事項として記載した。 - FY2023-Q2底堅さと減速懸念の併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の世界経済は、景気後退懸念がありながらも概ね底堅く推移しました。物価指標もピークアウト感はあるものの依然として高水準にあるために金融引き締めが続き、日本の金融政策との対比から円安基調が継続しました。しかしながら、オフィス需要は低迷しており、下期にかけては緩やかに減速するとの見方が主流となっています。」
景気後退懸念が残る一方で世界経済は概ね底堅く推移した。物価高と金融引き締め、米国のオフィス需要低迷及び下期の減速見通しが併記された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「米国は住宅投資の減少、設備投資の減速を堅調な個人消費がカバーして底堅く推移しましたが、今後は利上げの影響が本格化することに加え、金融不安が新たな世界経済の逆風となるリスクもあって、景気後退の見方が強まっています。」
米国の利上げ影響による景気後退懸念に加え、金融不安が新たな世界経済の逆風となるリスクとして明示された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「米国では急速な利上げにより住宅消費の落ち込みが続き、個人消費も減速が顕著になっており、景気後退が予想されています。米国の景気後退の当社売上に与える影響、および米国の利上げ停止による為替動向反転の影響が懸念されます。」
米国の急速な利上げによる住宅消費・個人消費の減速と景気後退懸念、及び利上げ停止による為替動向反転の影響を新たに懸念事項として通期で明示した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「米国では急速な利上げにより住宅消費の落ち込みが続き、個人消費も顕著に減速しており、景気後退が当社業績に与える影響が懸念されます。」
米国で急速な利上げにより住宅消費と個人消費の減速が進み、景気後退が当社業績に与える影響への懸念を記載した。海外経済の不確実性が継続・拡大している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間は、前年から続く原油やその他原材料価格の上昇、サプライチェーンの混乱などがロシアのウクライナ侵攻によりさらに悪化し、世界中で物価上昇を引き起こしました。インフレ抑制のために各国で金融引き締めの動きが続いています。中国では厳格なゼロコロナ政策による都市封鎖もあって経済成長率が大幅に鈍化しました。また、米国も物価高による個人消費の減速や急速な利上げによる住宅投資の冷え込みで2四半期連続のマイナス成長となり、雇用は引き続きタイトな状態ではあるものの、景気後退の警戒感が高まっています。」
原材料価格上昇、金融引き締め、中国の都市封鎖、米国の個人消費減速・住宅投資冷え込みなど、海外政治・経済の不確実性を構成する要因が拡大した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間は、世界的には新型コロナウイルスの影響は段階的に緩和されたものの、従前からの半導体不足、原油価格やその他原材料価格の上昇、サプライチェーンの混乱等に加え、ロシアのウクライナ侵攻による地政学的リスクの高まり、中国のコロナ政策厳格化による都市封鎖もあって減速感が強まりました。米国では個人消費や設備投資需要の強さが確認されているものの、人手不足が続き、金融引き締めによる景気後退の警戒感が高まっています。」
ロシアのウクライナ侵攻、中国の都市封鎖、金融引き締めによる景気後退警戒などが加わり、海外政治・経済の不確実性が拡大した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「米国・日本では、デルタ型コロナウィルスの感染急増による消費の低迷に加え、半導体供給不足、原油価格やその他原材料価格の上昇、人手不足、サプライチェーンの混乱等の要因により、経済の回復ペースが鈍化しました。さらに中国では、不動産規制強化に伴う不動産大手の経営不安や電力の供給不安も影響を与えています。」
新型コロナウイルス感染症に加え、半導体供給不足、原油・原材料価格上昇、人手不足、サプライチェーン混乱、中国の不動産・電力供給不安など、海外政治・経済の不確実性を構成する要因が広がった。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナの感染状況、ワクチン接種状況、経済対策の多寡によって国や地域ごとに差はあるものの概ね経済活動の正常化が進展してきましたが、7-9月期には減速傾向が顕著になりました。米国・日本では、デルタ型コロナウィルスの感染急増による消費の低迷に加え、半導体供給不足、原油価格やその他原材料価格の上昇、人手不足、サプライチェーンの混乱等の要因により、経済の回復ペースが鈍化しました。さらに中国では、不動産規制強化に伴う不動産大手の経営不安や電力の供給不安も影響を与えています。」
デルタ型コロナウイルスの感染急増、米中の経済要因、中国の不動産規制強化や電力供給不安などにより、7-9月期の世界経済の減速傾向が顕著となった。 - FY2021-Q1地域別回復の分化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染再拡大の影響が懸念されたものの、米国・中国の順調な回復により持ち直しの動きが続きました。米国経済は、記録的な寒波や海上物流の混乱はあったものの、経済対策に加えてワクチン接種も進んだことにより個人消費・住宅消費が牽引するかたちで回復が進みました。一方で欧州は新型コロナの感染再拡大に伴う経済活動の制限により、厳しい状況が続いています。」
米国・中国では回復が進んだ一方、欧州では感染再拡大に伴う経済活動制限が続き、地域別の外部環境が分かれた。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、3月以降に新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動抑制の影響を受けて急速に悪化し、極めて厳しい状況にありました。段階的な経済活動の再開により回復傾向にありましたが、新規感染者数には収束の兆しが見られないことから、引き続き予断を許さない状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症拡大により世界経済が急速に悪化し、顧客拠点の閉鎖や航空機運航停止を通じて販売減少が発生した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、3月以降に新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動抑制の影響を受けて急速に悪化し、極めて厳しい状況にありました。段階的な経済活動の再開により、持ち直しの動きも見られますが、新規感染者数が再び増加傾向にあることから感染症が与える影響を引き続き注視しています。」
感染症拡大や顧客拠点閉鎖により世界経済の悪化が続き、新規感染者数も再び増加傾向にあると記載した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度における我が国経済は、輸出の減少や原料価格上昇による製造業の低迷がありながらも、堅調な非製造業に支えられて緩やかな景気回復が持続しました。また、世界経済は米中貿易摩擦や英国のEU離脱によって先行きの不透明な状況にあり、米国においては雇用・個人消費は底堅さを維持しているものの、不確実性の高まりを受けて顧客の投資が一部抑制されました。」
米中貿易摩擦や英国のEU離脱等による不透明感と顧客投資の抑制が記載され、実際に自動車用、RV用、ボート用及びビジネスジェット用の販売減少として業績に現れた。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「米国経済に関しましても、貿易摩擦などの地政学リスク及び在庫保有リスクの高まりにより不透明な状況となりました。」
貿易摩擦などの地政学リスクに加え、在庫保有リスクの高まりを明示し、世界経済の不透明要因が拡大した形で記載した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「一方、世界経済に関しましては、貿易摩擦などの地政学リスクの高まりにより不透明な状況となりました。」
貿易摩擦などの地政学リスクが高まり、世界経済が不透明な状況となったと記載した。なお、RV用販売の減少は記載されたが、同リスクとの直接の因果関係は明示していない。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら米国において、米中貿易摩擦の影響が避けられないRV用、およびターゲット領域の変更をおこなったボート用において販売が減少しました。 この結果、その他売上収益は8億91百万円(前年同四半期比12.1%減)となりました。」
海外経済の不確実性や米中貿易摩擦等の外部環境が、RV用を含むその他用途の販売減少として実績に現れた。その他売上収益は前年同四半期比12.1%減となった。 - FY2018再掲有価証券報告書
「また、世界経済は米国と中国の貿易摩擦や新興国の景気減速など不確実性の高い状況はあるものの、米国において好調な景気状態が継続し、全体としては堅調に推移いたしました。」
米中貿易摩擦、新興国の景気減速など、海外政治・経済情勢の不確実性を外部環境として継続して記載した。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「一方、世界経済に関しましては、欧米経済の緩やかな回復や拡大基調の持続があるものの、米国の通商政策が世界経済に与える影響などによる不透明感を依然として抱えています。」
米国の通商政策が世界経済に与える影響など、海外政治・経済情勢の不透明感を外部環境として継続して記載した。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「一方、世界経済に関しましては、欧米経済の緩やかな回復や拡大基調の持続があるものの、米国の政策運営や地政学的リスクなど世界的動向による不透明感を依然として抱えています。」
米国の政策運営や地政学的リスクなど、世界的動向による不透明感を外部環境として継続して記載した。 - FY2018-Q1再記載有価証券報告書
「一方、世界経済に関しましては、欧米経済の緩やかな回復や拡大基調の持続があるものの、米国の政策運営や地政学的リスクなど世界的動向による不透明感を依然として抱えています。」
前年度のリスク一覧では個別項目として記載されなかった海外政治・経済の不確実性が、当四半期の経営成績概況では再び外部環境として言及された。ただし、正式な事業等のリスク項目として新規追加されたとは記載していない。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「一方、米国トランプ政権の政策運営や北朝鮮問題の不透明感、中国をはじめとするアジア新興諸国の経済動向など海外政治経済の不確実性により、経済の先行きは不透明な状況となっております。」
米国政権の政策運営、北朝鮮問題、中国をはじめとするアジア新興諸国の経済動向など、海外の政治・経済情勢の不確実性を新たな外部リスクとして記載した。 - FY2017削除有価証券報告書
「当社グループの経営成績、株価ならびに財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。」
第53期の事業等のリスク一覧では、前四半期に記載された米国政権、北朝鮮問題、中国等に関する海外政治・経済の不確実性が個別項目として記載されなくなった。