石油化学事業の差別化・高付加価値化
FY2016に初出。10回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。19社中2社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに15社。
- FY2026前進有価証券報告書
「ポリエチレン製品では半導体生産に欠かせない高純度薬液容器向けの安定供給に注力するとともに、モノマテリアル包材、樹脂薄膜包材など環境課題解決に向けた開発に取り組んでいます。」
差別化・高付加価値化について、半導体向け高純度薬液容器、モノマテリアル包材、樹脂薄膜包材などの具体的な用途・開発を示した。 - 2026-05-13前進決算
「ポリマー製品においては、自動車や半導体、メディカル、食品向けなど幅広い需要があります。競争が激化する中、ポリエチレン製品では半導体生産に欠かせない高純度薬液容器向けの安定供給に注力するとともに、モノマテリアル包材、樹脂薄膜包材など環境課題解決に向けた開発に取り組んでいます。」
石油化学事業の差別化・高付加価値化について、半導体向け高純度薬液容器の安定供給と環境課題対応製品の開発を具体的に記載した。 - FY2022前進有価証券報告書
「また、通常では困難な複合プラスチックの繰り返しリサイクルを可能とする改質剤「メルセンS」を開発し、市場展開を開始しました。」
機能性ポリマーの差別化・高付加価値化について、複合プラスチック向け改質剤の開発から市場展開開始へ進展した。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「ポリエチレン樹脂は、新型コロナウイルス感染症拡大により減少した需要の回復に伴い、国内輸出ともに出荷が増加いたしました。クロロプレンゴムは、新型コロナウイルス感染症拡大により減少した需要の回復に伴い、アジア向けを中心に輸出が増加いたしました。」
差別化・高付加価値化そのものに関する新たな製品開発や採用の進展は記載されていないため、既存テーマの明示的な進展とはせず、需要回復に伴う出荷増加を確認した。 - FY2021前進有価証券報告書
「ポリエチレン関連では、新規ポリエチレンを使用した耐熱輸液バッグが海外を中心に採用に向けた評価が進んでいます。また、独自触媒による超高分子量ポリエチレン(デカミレン®)は、リチウム二次電池セパレーター、摺動部材用途での海外展開を本格化しております。さらに、PPS関連では、新規に開発した耐冷熱衝撃性に優れるグレードがHEV関連部品で着実に採用されております。」
差別化・高付加価値化について、耐熱輸液バッグの海外採用評価、デカミレン®の海外展開、PPS新グレードのHEV部品採用という具体的な進展を記載している。 - FY2020前進有価証券報告書
「独自触媒による超高分子量ポリエチレン(デカミレン®)は、リチウム二次電池セパレーター、摺動部材用途での海外展開を本格化しております。」
超高分子量ポリエチレンについて、量産化技術確立・採用目途の段階から、リチウム二次電池セパレーターや摺動部材用途での海外展開を本格化する段階へ進んだ。 - FY2019前進有価証券報告書
「独自触媒による超高分子量ポリエチレン(デカミレン®)は量産化技術を確立し、リチウム二次電池セパレーター、摺動部材用途での採用の目途を得ています。」
ポリエチレンの高機能化・差別化について、超高分子量ポリエチレンの量産化技術確立と用途採用の目途という具体的進展を示した。 - FY2018前進有価証券報告書
「ポリエチレン関連では、高機能化による差別化・高付加価値化を目指した研究開発を実施しており、メディカル関連分野、ラミネート分野などにおいて、グレード開発・改良に取り組んでおります。特に、メディカル関連の用途では、新規ポリエチレンを適用した輸液バッグ・ボトルが国内外で高い評価を得ております。」
ポリエチレンの高機能化・差別化に向けたグレード開発を進め、新規ポリエチレンを適用した製品が国内外で高い評価を得た。 - FY2017再掲有価証券報告書
「機能の差別化・高付加価値化を推進し、戦略製品の拡販を実現することにより、最終年度の利益目標400億円の達成に努めてまいります。」
スペシャリティ事業について、差別化・高付加価値化と戦略製品の拡販を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「汎用品と競合しない差別化戦略の推進を図りながら、付加価値の拡大に取り組んでまいります。」
北米シェールガス・中国石炭化学由来の設備増設による需給緩和懸念への対応として、ポリエチレンの差別化を掲げている。