ROE・ROI・D/Eレシオの中期目標
FY2018に初出。7回の記載のうち2回が「後退」で、最初の「後退」はFY2020。直近の記載はFY2026。
住友化学がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。18社中3社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「2027年度の財務目標に関しては、コア営業利益2,000億円、ROE8%、ROIC6%、D/Eレシオ0.8倍台としております。」
従来の2024年度業績目標から、2027年度を期限とする新中期計画の財務目標へ軸が移った。コア営業利益2,000億円、ROE8%、ROIC6%、D/Eレシオ0.8倍台が設定され、中長期のROE10%以上・ROIC7%以上・D/Eレシオ0.7倍程度の目安も併記された。 - FY2024後退有価証券報告書
「2024年度業績については、コア営業利益は1,000億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は200億円の黒字と、V字回復を見込んでいます。」
従来示されていた2024年度コア営業利益2,000億円・親会社所有者帰属当期利益1,000億円の目標から、2024年度見通しは1,000億円・200億円へ引き下げられた。 - FY20232024年度の数値目標を明示有価証券報告書
「しかしながら、2024年度に向けては、医薬品の基幹3製品(オルゴビクス、マイフェンブリー、ジェムテサ)を含む複数の成長ドライバーの販売伸長や、低収益事業の再編・撤退等により事業ポートフォリオ高度化を進めることで、コア営業利益2,000億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1,000億円を目指します。」
2024年度に向け、コア営業利益2,000億円、親会社所有者帰属当期利益1,000億円という具体的な業績目標と、基幹3製品の販売伸長・低収益事業の再編撤退という手段が示された。 - FY2022再定義有価証券報告書
「ROEやROIなどの経営指標についても、当社の目指す姿として掲げる数値を、2024年度には達成することを目標としております。」
2019-21年度のROE13%等の計画から、2022-24年度の2024年度達成目標へ経営指標の枠組みが移行した。本文ではROE・ROIの具体的数値は示されていない。 - FY2020後退有価証券報告書
「そして、中長期的には、ROE10%以上、ROI7%以上、D/Eレシオ0.7倍程度などの財務指標を安定的に達成することを目指します。」
従来の2021年度ROE13%目標から、ROE10%以上を中長期的に安定達成する目標へ表現が緩和された。ROI7%以上、D/Eレシオ0.7倍程度は維持された。 - FY2019引き上げ有価証券報告書
「本中期経営計画の最終年度である2021年度には、為替レート110 円/ドル、ナフサ価格51,000円/klを前提に、売上収益2兆9,500億円、コア営業利益2,800億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1,500億円の達成を目指し、同年度のROEは13%、ROIは7%、D/Eレシオは0.7倍程度となる計画であります。」
従来の2018年度目標から、2021年度を期限とする新目標へ移行し、売上収益・コア営業利益・親会社帰属利益およびROEの目標水準が引き上げられた。 - FY2018初出有価証券報告書
「2018年度経営目標 中期経営計画では、最終年度である2018年度には、為替レート120円/ドル、ナフサ価格45,000円/klを前提に、売上収益2兆5,400億円、コア営業利益2,400億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1,100億円を達成し、同年度のROEは12%、ROIは7%、D/Eレシオは0.7倍程度となる計画でありました。」
中期経営計画の最終年度について、利益目標に加えてROE12%、ROI7%、D/Eレシオ0.7倍程度という資本効率・財務指標の目標が初めて独立したテーマとして具体化された。