海外製造設備等の減損損失の発生
FY2016に初出。5回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載はFY2024。
住友化学がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より8年早い。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「エッセンシャルケミカルズセグメント等において、事業環境の悪化による需要及び市況価格の低迷により収益性が低下した千葉工場におけるエッセンシャルケミカルズ製造設備及び工場共用資産について、また、シンガポールにおけるメタアクリル製造設備について、帳簿価額をそれぞれ回収可能価額9,036百万円、5,152百万円、及び15,822百万円まで減損しております。」
国内千葉工場とシンガポールのメタアクリル製造設備について、需要・市況低迷を理由とする減損損失が年度実績として発生した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「需要が低迷し損益の改善が見込めないフィルムタッチセンサー製造設備について、帳簿価額を回収可能価額3,550百万円まで減損しました。また、事業環境の悪化に伴い収益性が低下した合成ゴム製造設備および合繊原料製造設備について、帳簿価額全額を減損しております。」
海外のフィルムタッチセンサー設備および国内の合成ゴム・合繊原料設備で、需要低迷・収益性低下を理由とする減損が発生した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「需要が低迷し損益の改善が見込めないフィルムタッチセンサー製造設備について、帳簿価額を回収可能価額3,410百万円まで減損しました。また、事業環境の悪化に伴い収益性が低下した合成ゴム製造設備について、帳簿価額全額を減損しております。」
韓国のフィルムタッチセンサー製造設備で18億4,800万円、千葉県市原市の合成ゴム製造設備で15億9,300万円の減損損失を計上した。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「事業環境の悪化に伴い収益性が低下した光学製品製造設備、高機能農業用ハウスフィルム製造設備、需要が低迷し損益の改善が見込めないポリプロピレンコンパウンド製造設備および遊休化した厚生施設について、帳簿価額を回収可能価額まで減額しました。」
韓国の光学製品設備、サウジアラビアのポリプロピレンコンパウンド設備、中国の農業用ハウスフィルム設備など、海外製造設備を含む減損損失が年度実績として記載された。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、24,688百万円を減損損失として特別損失に計上した。事業計画の見直しに伴い将来の収益性が低下したと判断したS-SBR製造設備、ディーゼル・パティキュレート・フィルター製造設備、事業環境の悪化に伴い収益性が低下したメタアクリル製造設備について、帳簿価額を回収可能価額まで減額している。」
シンガポール、ポーランド等の製造設備について、合計24,688百万円の減損損失が実際に発生した。