半導体供給不足による自動車生産への影響
FY2021-Q2に初出。6回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2023-Q2。
レゾナック・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中9社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに5社。
- FY2023-Q2削除有価証券報告書
「2023年第3四半期連結会計期間より、半導体不足による部品供給不足等に起因する自動車生産の減少見込みが緩和される見通しであるため、半導体不足による影響の記載を削除した。」
モビリティセグメントのリスク説明から、半導体不足による部品供給不足・自動車生産減少の影響に関する記載を削除する方針が示された。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当セグメントでは、足元で自動車生産の回復が進み、自動車部品は一部顧客の需要増もあって増収となった。」
半導体供給不足等による自動車生産への影響が続く中、自動車生産の回復と自動車部品の増収が示され、影響は一部緩和された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当セグメントでは、半導体供給不足やCOVID-19の大流行による上海ロックダウン等の影響を受け、自動車生産台数が伸び悩む中、自動車部品は一部顧客の需要増により増収となったが、リチウムイオン電池材料は減収となり、総じて減収となった。」
半導体供給不足の影響が上海ロックダウン等と重なり、自動車生産の伸び悩みを通じてリチウムイオン電池材料の減収として実際に現れている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「当セグメントでは、半導体供給不足の影響による自動車生産台数の伸び悩み等により、自動車部品、リチウムイオン電池材料ともに減収となった。」
半導体供給不足が、自動車生産台数の伸び悩みを通じて自動車部品・電池材料の減収として実際に現れた。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当社を巡る経営環境は、半導体関連業界は堅調に推移したものの、COVID-19の終息が見えないなか世界的なカーボンニュートラルをめぐる政策論議や米中貿易摩擦に加え、原材料価格の高騰や半導体供給不足の影響を受けた自動車生産台数の減少などが懸念される。」
半導体供給不足の影響が、従来の『一部で影響が見られた』段階から、自動車生産台数の減少が懸念される段階へ広がった。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当社を巡る経営環境は、COVID-19の終息が見えないなか世界的なカーボンニュートラルをめぐる政策論議や米中貿易摩擦など不透明な要因もあったが、半導体関連業界は堅調に推移し、自動車生産では回復感が強まりつつも一部で半導体供給不足の影響が見られた。」
自動車生産が回復する一方、一部で半導体供給不足の影響が実際に見られたことを新たな事業環境リスクとして記載している。