子会社の手戻り発生による開発推進・支援事業の減益
FY2020-Q3に初出。7回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2025-H1。
シリコンスタジオがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。41社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに24社。
- FY2025-H1対処有価証券報告書
「当社の連結子会社であったイグニス・イメージワークス株式会社(2024年12月1日付にて当社に吸収合併)が請け負ったスマートフォン向けゲームソフトウェアのインゲームアセット制作について、和解が成立したことに伴い、当該和解金を特別利益に計上しております。」
旧子会社が請け負ったゲームアセット制作案件について和解が成立し、受取和解金25百万円を計上した。従来開示されていた不採算・費用回収問題への対応が進んだ。 - FY2021悪化有価証券報告書
「その後相手先から契約解除の通知があったことから、回収可能性等を勘案し第2四半期連結会計期間において受注損失引当金繰入額を75百万円計上しております。これにより、本案件の第2フェーズに係る製造原価166百万円全額を引当金として計上済であります。」
子会社の手戻り・不採算案件が、契約解除通知と第2フェーズ製造原価166百万円全額の引当計上に至った。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「なお、当社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、開発作業を完了し3月末に納品いたしました。その後相手先から契約解除の通知があったことから、回収可能性等を勘案し第2四半期連結会計期間において受注損失引当金繰入額を75百万円計上しております。これにより、本案件の第2フェーズに係る製造原価166百万円全額を引当金として計上済であります。」
子会社の不採算案件について、納品後の契約解除通知を受け、受注損失引当金繰入額を75百万円追加計上した。第2フェーズの製造原価166百万円全額を引当済みとし、案件による損失負担が拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「なお、当社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、開発作業を完了し3月末に納品いたしました。その後相手先から契約解除の通知があったことから、回収可能性等を勘案し当第2四半期会計期間において受注損失引当金繰入額を75百万円追加計上しております。」
子会社案件は作業完了・納品後に契約解除通知を受け、受注損失引当金繰入額75百万円の追加計上に至った。受注損失引当金残高は91百万円から257百万円へ増加している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「なお、昨年度、当社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、プロジェクト進行の過程で契約範囲外の成果物制作のオーダーがあったものと認識しております。この追加オーダー分につきまして、追加費用の請求をおこなっているものの、相手先が交渉の場につく気配を示さないことから、回収可能性等を勘案し受注損失引当金繰入額91百万円を計上しております。」
前期から継続する子会社の不採算案件が、契約範囲外の追加制作と費用回収の難航、91百万円の受注損失引当金繰入れとしてさらに具体化した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「利益面においては、上記減収要因に加えて、子会社において不採算案件の発生により受注損失引当金繰入額65百万円を計上したことも影響し減益となりました。」
子会社の手戻りリスクは、年次では不採算案件の発生と65百万円の受注損失引当金繰入れとして具体化した。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面においては、上記減収要因に加えて、子会社において手戻りの発生等により減益となりました。」
子会社における手戻りの発生等が、開発推進・支援事業の減益要因として実際に発生した。