固定資産の収益性低下と減損損失発生リスク
FY2018に初出。10回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
阿波製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。77社中43社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに60社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下した資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(88,326千円)として特別損失に計上いたしました。」
徳島工場・小松島工場の機械及び装置について、収益性低下に伴う88,326千円の減損損失が発生した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下した資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(18,206千円)として特別損失に計上いたしました。」
徳島事業所の建設仮勘定について、収益性低下に伴う18,206千円の減損損失が発生した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下した資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(29,150千円)として特別損失に計上いたしました。」
徳島工場・小松島工場の資産グループについて、収益性低下に伴う29,150千円の減損損失を計上した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下した資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(866,259千円)として特別損失に計上いたしました。その内訳は、Thai United Awa Paper Co.,Ltd.819,128千円、徳島事業所47,130千円であります。」
タイ子会社の一部製造ラインと徳島事業所で収益性低下が発生し、合計866,259千円の減損損失を計上した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、収益性の低下した資産グループにおいて、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(137,694千円)として特別損失に計上いたしました。」
徳島事業所の収益性低下により、建物・機械装置等について137,694千円の減損損失を計上した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループでは、所有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、経営環境の変化などに伴い収益性が低下し投資額の回収が見込めないなどの状況から減損損失を計上する場合に、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
前期に減損損失を計上した固定資産について、収益性低下による追加的な減損リスクを継続して記載している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「また、当社の徳島工場と小松島工場におきまして、海外への生産移管や受注減少により収益性が低下したことに加え、土地市場価格の下落により「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損の検討を行いました結果、両工場が保有する固定資産(土地、建物、生産設備等)について帳簿価額を回収可能価額まで減額し、1,680百万円を減損損失として計上いたしました。」
徳島工場・小松島工場で収益性低下と土地価格下落を背景に、1,680百万円の減損損失が実際に発生した。