電気自動車・燃料電池車普及による主力製品需要減少
FY2016に初出。10回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021。直近の記載はFY2026。
阿波製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。29社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに11社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「他方、世界的なEV化の進展に向けて、電気自動車や燃料電池車等に使用される断熱材市場の開拓を進めてきましたが、急速なEV化の後退が顕著となっており、これらの需要が大きく減少する可能性があります。」
電動化の流れの鈍化を、断熱材市場の需要が大きく減少する可能性として明示した。 - FY2025後退有価証券報告書
「自動車関連資材の需要は、電動化の流れが鈍化している影響もあり当面は底堅く推移するものと見込まれます。」
電動化によりエンジン関連商品の需要が減少する長期リスクは維持しているが、電動化の流れの鈍化により当面の自動車関連資材需要は底堅いとの見通しを示した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「主力商品である自動車関連資材において、今後、電気自動車や燃料電池車の急速な普及が予想され、当社グループのエンジン関連商品の需要が大きく減少する可能性があります。」
電気自動車・燃料電池車の普及について、急速な普及とエンジン関連商品の需要大幅減少の可能性を明示した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、水処理関連資材は、新規参入企業や既存競合他社からの販売攻勢により、当社グループの分離膜支持体用不織布の市場シェアが大きく減少する可能性があります。」
電動化によるエンジン関連商品の需要減少に加え、水処理分野で競合の販売攻勢により市場シェアが大きく低下するリスクを明示した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「また、新たな技術革新や当社グループの開発遅延等により当社グループの技術の優位性が失われた場合、成長性や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
電気自動車・燃料電池車による既存製品需要減少リスクに加え、新技術革新や開発遅延による技術優位性喪失を明示した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループの展開する自動車関連資材においては、電気自動車や燃料電池車の普及が高まった場合には、現在の主力商品であるエンジン用濾材やクラッチ板用摩擦材の需要が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
電気自動車・燃料電池車の普及による主力製品需要減少リスクを継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループの展開する自動車関連資材においては、電気自動車や燃料電池車の普及が高まった場合には、現在の主力商品であるエンジン用濾材やクラッチ板用摩擦材の需要が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
電気自動車・燃料電池車の普及による主力製品需要減少リスクを継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの展開する自動車関連資材においては、電気自動車や燃料電池車の普及が高まった場合には、現在の主力商品であるエンジン用濾材やクラッチ板用摩擦材の需要が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
既存のエンジン用濾材・クラッチ板用摩擦材に対する技術転換リスクを記載している。