特定販売先への売上集中と与信リスク
FY2016に初出。9回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022。直近の記載はFY2026。
阿波製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。63社中9社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに47社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「株式会社サンコー 4,523,573 26.4 6,383,407 34.5」
株式会社サンコーへの売上比率が26.4%から34.5%へ上昇し、特定販売先への集中度が高まった。 - FY2025対処有価証券報告書
「株式会社サンコー 4,265,831 26.5 4,523,573 26.4 旭洋株式会社 2,202,898 12.9」
サンコーへの売上比率は26.5%から26.4%へ小幅に低下した一方、旭洋株式会社が12.9%の主要販売先として開示された。販売先集中はやや緩和したが、特定販売先への依存は残っている。 - FY2024対処有価証券報告書
「株式会社サンコー 4,805,521 27.8 4,265,831 26.5」
主要販売先である株式会社サンコーへの売上比率が27.8%から26.5%へ低下し、集中度はやや緩和したが、なお主要販売先である。 - FY2023悪化有価証券報告書
「株式会社サンコー 3,833,611 25.5 4,805,521 27.8」
主要販売先である株式会社サンコーへの売上比率が25.5%から27.8%へ上昇し、販売先集中度がさらに高まった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「株式会社サンコー 3,833,611 25.5」
主要販売先である株式会社サンコーの売上比率が前事業年度の22.3%から25.5%へ上昇し、販売先集中度が高まった。 - FY2021主要販売先構成の変化有価証券報告書
「株式会社サンコー 2,797,788 22.3 株式会社ダイナックス 996,345 7.9 オザックス株式会社 806,189 6.4」
当事業年度の主要販売先はサンコー22.3%、ダイナックス7.9%、オザックス6.4%となり、サンコーへの集中度が前期より高まった一方、オザックスの比率は低下した。 - FY2019主要販売先構成の変化有価証券報告書
「オザックス株式会社 3,122,306 19.3 株式会社サンコー 2,742,088 17.0 株式会社ダイナックス 1,683,093 10.4」
主要販売先の売上比率はオザックス19.3%、サンコー17.0%、ダイナックス10.4%となった。 - FY2018主要販売先構成の変化有価証券報告書
「オザックス株式会社 3,071,371 19.1 株式会社サンコー 2,417,945 15.0 株式会社ダイナックス 1,966,345 12.2」
オザックスの売上比率は前期の31.0%から19.1%へ低下し、サンコーが15.0%の主要販売先として新たに記載された。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループはオザックス株式会社(以下、この項において「同社」といいます。)への売上高が全体の32.9%を占めております。同社とは長期にわたって良好な取引関係を構築していると考えておりますが、何らかの事情により当社グループとの取引が継続できなくなった場合、また同社への売掛債権が何らかの理由により回収が滞る、あるいは回収不能となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
オザックスへの売上比率32.9%を示し、取引継続と売掛債権回収をリスクとしている。