原材料・外注先の供給停止による製品供給遅延・停止
FY2021に初出。14回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
阿波製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。52社中34社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに13社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「原材料メーカーの生産停止に伴う代替品対応に時間を要したこと等により、売上高は前年同期を下回りました。」
原材料メーカーの生産停止と代替品対応の遅延が、供給・販売実績に実際の影響を与えた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「このような状況下、当中間連結会計期間の売上高は、自動車関連資材については、外部環境の変化による原材料調達の不安定化や取引先の在庫調整の影響等もあり減少しました。水処理関連資材については、原材料の供給不足の影響を受けたことにより伸び悩みました。」
原材料調達の不安定化と原材料の供給不足が、自動車関連資材の売上減少および水処理関連資材の伸び悩みとして実績に現れた。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の自動車関連部品市場における需要は、半導体不足の解消により回復傾向ではありましたが、引き続き中国経済低迷の影響等を受け、回復速度は鈍化しました。」
半導体不足の解消により、自動車関連部品市場の需要が回復傾向となったと記載している。従前の半導体供給制約は一部改善した一方、中国経済低迷による回復速度の鈍化は残っている。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社グループは、主要原材料の代替材料の検討や調達における複数購買等による調達先の分散化及び適正在庫の確保等、グループ全体で安定的な事業継続に取り組む体制を構築しています。」
供給停止・調達難リスクへの対応として、代替材料、複数購買、調達先分散、適正在庫を組み合わせた体制を構築している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「また、物流の混乱緩和により輸送費の減少がありました。」
供給制約・物流混乱に関連する輸送費について、物流の混乱緩和により減少したと記載している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「自動車関連部品市場における需要は、半導体等の供給制約は残るものの改善の兆しが見られ、中国が市場を牽引したことで概ね堅調に推移しました。」
半導体等の供給制約は残っているものの改善の兆しが見られ、自動車関連部品市場の需要は概ね堅調に推移したと記載している。供給制約リスクは継続しているが、前四半期までの減産・物流混乱から一部改善が示された。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「自動車関連部品市場における需要は、補用品用途では堅調に推移しましたが、新車組付け用途では世界経済の現況に加えて半導体不足の影響を受けました。」
半導体不足が新車組付け用途の自動車関連部品需要に実際に影響したと記載している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルスワクチン接種の普及などによる経済活動の本格的な再開の動きを受け回復基調となりましたが、変異株による感染再拡大の懸念や中国のゼロコロナ政策継続によるサプライチェーンの混乱に加えて、ウクライナ情勢悪化による原材料・燃料価格の更なる上昇が重なり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
サプライチェーン混乱が継続し、原材料・燃料価格の更なる上昇も発生するなど、供給制約リスクが実際の事業環境に現れた。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスワクチン接種の普及などによる経済活動の本格的な再開の動きを受け回復基調が続くものの、変異株による感染の再拡大に加え、サプライチェーン混乱の継続、原材料・燃料価格の高騰などもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
サプライチェーン混乱が継続し、半導体などの部品不足による減産も発生している。供給制約が自動車関連市場の生産に実際に影響していると記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「世界経済は、各国の経済政策による下支えや新型コロナウイルスワクチン接種の普及などにより持ち直しの動きが続くものの、変異株の動向や物流の混乱など依然として先行き不透明な状況が続いております。」
供給停止・供給遅延リスクに関連して、変異株の動向と物流混乱が継続し、さらに半導体不足による減産も発生していると記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス変異株の感染拡大やコンテナ不足による物流停滞、半導体の供給不足などにより、依然として先行きが不透明な状況が続いております。」
原材料・外注先の供給停止リスクに関連して、半導体の供給不足やコンテナ不足による物流停滞という供給制約が新たに外部環境要因として明示された。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループは、次のような事象が発生した場合、製品の長期供給の遅れや停止につながることとなり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。①自然災害、感染症の蔓延、政治的混乱等、不測の事態によるサプライヤーからの原材料供給停止 ②廃番等による原材料の供給停止 ③外注先の廃業、操業停止」
原材料サプライヤーの供給停止、原材料廃番、外注先の廃業・操業停止による長期供給遅延・停止リスクを新たに整理した。