新株予約権行使による株式価値の希薄化
FY2017に初出。9回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2023-Q3。
アステリアがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中28社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに33社。
- FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株) 当社普通株式 175,000 2024年3月期の売上高が4,050百万円を超過した場合 行使可能割合 2分の1 2024年3月期の売上高が4,500百万円を超過した場合 行使可能割合 2分の2」
第20回新株予約権の付与により、175,000株の潜在株式が追加された。2024年3月期の売上高達成度に応じて行使可能割合が決まる設計である。 - FY2022対処有価証券報告書
「新株予約権の数(個)426」
第19回新株予約権の残存数が前期開示の511個から426個へ減少し、潜在株式による希薄化エクスポージャーが縮小した。 - FY2020対処有価証券報告書
「新株予約権の数(個)511 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数 当社普通株式511株」
前期に付与された第19回新株予約権について、年度末残存数が511個・対象株式511株となり、前回開示の5,200個から潜在株式エクスポージャーが縮小している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「2018年6月18日取締役会決議 第19回」
This Place Inc.の従業員17名に対して5,200個の新株予約権を付与しており、追加の潜在株式による希薄化エクスポージャーが発生している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「2018年4月1日~2018年6月30日 11,100 17,491,265 6,930 2,275,343 6,930 2,185,938」
新株予約権の行使による11,100株の発行が第1四半期に発生し、希薄化が継続して具体化している。 - FY2018対処有価証券報告書
「本有価証報告書提出日現在、新株予約権による潜在株式数は1,050,000株であり、これは、発行済株式総数17,480,165株の6.01%に相当します。」
潜在株式数は前期末の2,518,200株・16.3%から1,050,000株・6.01%へ減少した一方、今後の行使による希薄化リスクは継続している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、当第2四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により、発行済株式総数が2,077,000株、資本及び資本準備金がそれぞれ1,129,947千円増加しております。」
新株予約権の行使による株式発行が継続して発生し、希薄化につながる株式数の増加が2,077,000株として具体化している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「当社は、当第1四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により、発行済株式総数が1,500,000株、資本及び資本準備金がそれぞれ753,570千円増加しております。」
新株予約権の行使に伴う1,500,000株の発行が実際に発生し、潜在株式による希薄化が具体化している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当連結会計年度末現在、新株予約権による潜在株式数は2,518,200株であり、これは、発行済株式総数15,403,165株の16.3%に相当します。」
年度末時点で潜在株式が発行済株式数の16.3%に相当すると開示し、その後、第14回新株予約権1,500,000株の行使が実施されている。