低コスト海外制作会社との競争と受注価格低下
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
IGポートがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。11社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに10社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「アニメーション市場の拡大により、国内のみならず国際的に新規参入の競合会社が増えており、現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストのアニメーション制作会社や、優秀なクリエイターを好待遇で雇う会社が台頭してきております。当社グループとしても受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることや、優秀なクリエイターの流出や不足などにより制作遅延などが想定されます。その場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の受注価格低下・外注費高騰の可能性に加え、クリエイターの流出・不足による制作遅延を明示している。 - 2026-07-15悪化決算
「優秀なクリエイターの確保に関わるコスト及び社員人件費等は高騰を続けており、世界的なインフレの潮流や国内外の情勢もあり、経営環境は楽観できる状況にありません。」
クリエイター獲得コストと社員人件費の高騰継続を、今後の経営環境上の負担として明示している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「アニメーション市場の拡大により、国内のみならず国際的に新規参入の競合会社が増えており、現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストのアニメーション制作会社や、優秀なアニメーターを好待遇で雇う会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることや、優秀なアニメーターを確保するため外注費の高騰も想定されます。」
低コスト海外制作会社との競争に加え、優秀なアニメーター獲得競争と外注費高騰の可能性を引き続き記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストのアニメーション制作会社や、優秀なアニメーターを好待遇で雇う会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることや、優秀なアニメーターを確保するため外注費の高騰も想定されます。」
低コスト海外制作会社との競争に加え、優秀なアニメーターの好待遇での獲得競争と外注費高騰の可能性を新たに明示している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストなアニメーション制作会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることも想定されます。」
低コスト海外制作会社の台頭と、受注確保に伴う受注価格低下可能性を引き続きリスクとしている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストなアニメーション制作会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることも想定されます。」
低コスト海外制作会社の台頭と、受注確保に伴う受注価格低下可能性を引き続きリスクとしている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストなアニメーション制作会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることも想定されます。」
低コスト海外制作会社の台頭と、受注確保に伴う価格低下可能性を引き続きリスクとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「現在、中国、韓国、フィリピン等をはじめとした低コストなアニメーション制作会社が台頭してきております。当社グループも受注を確保するため、受注価格の低下が避けられない状況に陥ることも想定されます。」
国際的な新規参入と低コスト制作会社の台頭を競争リスクとしている。