価格競争による第3サイト・クラウドサービスの減損
FY2016に初出。10回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2025。
ブロードバンドタワーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「当期はコンピュータプラットフォーム事業において固定資産減損損失271百万円(前年同期比37.9%増)、GiTV Fund I Investment, L.P.において投資有価証券評価損88百万円(前年同期比60.1%減)を特別損失として計上したものの、経常利益の増加により増益となりました。」
価格競争、顧客解約等に伴う固定資産の回収可能性リスクについて、固定資産減損損失が前年の196百万円から271百万円へ増加した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「これらにより、当該減少額を減損損失(1,008,000千円)として特別損失に計上いたしました。」
データセンター設備等に関する減損損失が、前年の115,614千円から1,008,000千円へ大幅に増加した。対象には本社設備・研究設備等の共用資産とデータセンター設備等が含まれている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「このような事業環境の下、データセンター(第1サイト、第3サイト、第5サイト)に係る設備等について、今後の収益を予測した結果、将来において設備投資額の回収が困難な見込みであるため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(115,614千円)として特別損失に計上いたしました。」
第1・第3・第5サイトに係る減損損失が115百万円超計上され、前年のデータセンター設備に係る36百万円超から増加した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、減損損失112百万円を計上しております。データセンター(第1サイト、第3サイト、第5サイト)に係る設備等について、今後の収益を予測した結果、将来において設備投資額の回収が困難な見込みであるため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(36,527千円)として特別損失に計上いたしました。」
価格競争が続くデータセンター設備について36,527千円の減損を計上し、加えてJC-HITS IPやAI事業用資産を含む合計112,058千円の減損損失が実際に発生した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「データセンターサービス、クラウド・ソリューションサービス、データ・ソリューションサービス、データ放送サービス及び回線リセール・ライブ中継サービスについては、主に価格競争の影響を受け市場価格は下落傾向にあり、同サービスを取り巻く環境は厳しい状況が続いております。」
価格競争・市場価格下落を背景とする減損リスクが継続し、当期も211百万円の減損損失を計上している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「データセンターサービス、クラウド・ソリューションサービス、データ・ソリューションサービス、映像中継サービスについては、主に価格競争の影響を受け市場価格は下落傾向にあるなど、同サービスを取り巻く環境は厳しい状況が続いております。このような事業環境の下、データセンター(第1サイト、第3サイト、第5サイト)、クラウド・ソリューション及びデータ・ソリューションに係る検証機器・設備等、映像中継設備等について、今後の収益を予測した結果、将来において設備投資額の回収が困難な見込みであるため、当該資産グループの帳簿価額を回収可能額まで減額し、当該減少額を減損損失(416,867千円)として特別損失に計上いたしました。」
価格競争・市場価格下落を背景とする減損損失が、前期の163,638千円から416,867千円へ増加し、対象も第1・第3・第5サイト等へ広がった。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「データセンターサービス、クラウド・ソリューションサービス、データ・ソリューションサービス及びアンカーパーソン.TV事業については、主に価格競争の影響を受け市場価格は下落傾向にあり、同サービスを取り巻く環境は厳しい状況が続いております。このような事業環境の下、データセンター(第5サイト)、クラウド・ソリューション及びデータ・ソリューションに係る検証機器、アンカーパーソン.TV事業に係る設備等について、今後の収益を予測した結果、将来において設備投資額の回収が困難な見込みであるため、減損損失(163,638千円)として特別損失に計上いたしました。」
価格競争・市場価格下落を背景に、第5サイト、クラウド、データ・ソリューション、アンカーパーソン.TV関連資産について163百万円の減損損失を計上した。 - FY2016初出有価証券報告書
「データセンターサービス、クラウドサービスについては、価格競争の影響を受け市場価格は下落傾向にあり、同サービスを取り巻く環境は厳しい状況が続いております。」
価格競争と市場価格下落を背景に、第3サイトおよびクラウドサービス設備等について284百万円の減損損失を計上している。