クラウド・モバイル・海外事業への先行投資回収リスク
FY2016に初出。31回の記載のうち28回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載は2026-11-06。
インターネットイニシアティブがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。30社中12社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに11社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「2025年3月期末及び2026年3月期末におけるファイナンス・リースによる資産の取得を含む設備投資額は各々263億円及び322億円であり、設備投資償却額(設備投資に関連する減価償却費及び償却費)は各々173億円及び188億円でありました。」
設備投資額は263億円から322億円へ増加した。白井データセンター第3期棟について2027年3月期に約180億円の投資を予定しており、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、データセンター関連他の有形固定資産の取得による8,343百万円の支出(前年同期 6,096百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による3,900百万円の支出(前年同期 4,115百万円の支出)等があり、11,443百万円の支出(前年同期 12,380百万円の支出)となりました。」
投資活動全体の支出は前年同期比で減少したが、データセンター関連等の有形固定資産取得支出は60億96百万円から83億43百万円へ増加し、先行投資エクスポージャーが拡大した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、松江データセンターパーク関連他の有形固定資産の取得による6,096百万円の支出(前年同期 5,732百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による4,115百万円の支出(前年同期 3,962百万円の支出)等があり、12,380百万円の支出(前年同期 9,066百万円の支出)となりました。」
松江データセンターパーク等の設備投資及びソフトウェア投資が増加し、投資活動による支出は前年同期の90億66百万円から123億80百万円へ増加した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「2023年3月期及び2024年3月期におけるファイナンス・リースによる資産の取得を含む設備投資額は各々208億円及び225億円であり、設備投資償却額(設備投資に関連する減価償却費及び償却費)は各々153億円及び156億円でありました。」
設備投資額が208億円から225億円へ増加し、2025年3月期には総額230億円規模の投資を予定しているため、先行投資エクスポージャーが拡大している。 - FY2024-Q3データセンター・ソフトウェア投資の継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、白井データセンターキャンパス建設関連等の有形固定資産の取得による8,261百万円の支出(前年同期 9,760百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による5,778百万円の支出(前年同期 4,150百万円の支出)等があり、13,060百万円の支出(前年同期 13,160百万円の支出)となりました。」
投資活動支出は前年同期比でやや減少したが、白井データセンター及びソフトウェア等への投資は継続しており、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが残っている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、白井データセンターキャンパス建設関連等の有形固定資産の取得による5,732百万円の支出(前年同期 5,704百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による3,962百万円の支出(前年同期 2,137百万円の支出)等があり、9,066百万円の支出(前年同期 7,219百万円)となりました。」
白井データセンター及びソフトウェア等への投資が続き、投資活動による支出は前年同期の72億19百万円から90億66百万円へ増加した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、白井データセンターキャンパス建設関連の有形固定資産の取得による3,670百万円の支出(前年同期 1,839百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による2,689百万円の支出(前年同期 1,149百万円の支出)等があり、6,366百万円の支出(前年同期 2,366百万円の支出)となりました。」
白井データセンター及びソフトウェア等への投資により、投資活動による支出は前年同期の2,366百万円から6,366百万円へ増加し、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「2022年3月期及び2023年3月期におけるファイナンス・リースによる資産の取得を含む設備投資額は各々16,130百万円及び20,825百万円であり」
設備投資額が増加し、白井データセンター設備への投資も15億円から54億円へ増加した。さらに2024年3月期は第2期棟建設等で70億円規模の投資を予定しており、先行投資エクスポージャーが拡大している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、白井データセンターキャンパス建設関連等の有形固定資産の取得による9,760百万円の支出(前年同期 4,893百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による4,150百万円の支出(前年同期 3,627百万円の支出)等があり、13,160百万円の支出(前年同期 9,832百万円の支出)となりました。」
白井データセンター等の有形固定資産取得支出が前年同期から増加し、投資活動による支出も9,832百万円から13,160百万円へ増加したため、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による5,704百万円の支出(前年同期 4,164百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による2,137百万円の支出(前年同期 2,167百万円の支出)、有形固定資産の売却による収入947百万円(前年同期 1,011百万円の収入)等があり、7,219百万円の支出(前年同期 8,185百万円の支出)となりました。」
投資活動全体の支出は前年同期比で減少したものの、有形固定資産の取得支出は4,164百万円から5,704百万円へ増加した。白井データセンターキャンパス建設関連の有形固定資産も増加し、先行投資エクスポージャーは継続・拡大している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による4,893百万円の支出、ソフトウェア等の無形資産の取得による3,627百万円の支出、PTCの取得に関する支出2,612百万円(取得現金控除後)等があり、9,832百万円の支出(前年同期 8,918百万円)となりました。」
設備・ソフトウェア投資に加えPTC買収支出が発生し、投資活動による支出は前年同期から増加した。先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による4,164百万円の支出(前年同期 2,754百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による2,167百万円の支出(前年同期 2,772百万円の支出)、PTCの取得に関する支出2,612百万円(取得現金控除後)等があり、8,185百万円の支出(前年同期 6,547百万円の支出)となりました。」
有形固定資産投資及びPTC取得支出により、投資活動による支出は前年同期の6,547百万円から8,185百万円へ増加し、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による2,839百万円の支出、ソフトウェア等の無形資産の取得による1,325百万円の支出、PTCの取得に関する支出2,612百万円(取得現金控除後)等があり、6,414百万円の支出(前年同期 4,592百万円)となりました。」
白井データセンター等の設備・ソフトウェア投資に加え、PTC買収支出2,612百万円が発生し、投資活動による支出は前年同期から増加した。先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による4,555百万円の支出、ソフトウェア等の無形資産の取得による3,722百万円の支出、主としてセールアンドリースバック取引で有形固定資産の売却による収入1,859百万円、持分法適用関連会社への出資2,754百万円等があり、8,918百万円の支出(前年同期 6,461百万円の支出)となりました。」
設備・ソフトウェア取得及び持分法適用関連会社への出資により、投資活動による支出は前年同期の6,461百万円から8,918百万円へ増加し、先行投資エクスポージャーが拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による2,754百万円の支出、ソフトウェア等の無形資産の取得による2,772百万円の支出、主としてセールアンドリースバック取引で有形固定資産の売却による収入1,448百万円、持分法適用関連会社への出資2,754百万円等があり、6,547百万円の支出となりました。」
持分法適用関連会社への出資2,754百万円を含む投資活動による支出が6,547百万円となり、前年同期の4,087百万円から増加した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による1,407百万円の支出、ソフトウェア等の無形資産の取得による1,805百万円の支出、主としてセールアンドリースバック取引で有形固定資産の売却による収入1,017百万円、持分法適用関連会社への出資2,754百万円等があり、4,592百万円の支出となりました。」
持分法適用関連会社への出資2,754百万円等により、投資活動による支出は4,592百万円となり、先行投資・投資回収リスクへのエクスポージャーが継続した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による6,222百万円の支出(前年同期 5,358百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による4,017百万円の支出(前年同期 4,401百万円の支出)、その他の投資(株式等)の売却による収入2,750百万円等があり、6,461百万円の支出(前年同期 6,843百万円の支出)となりました。」
有形固定資産取得支出は前年同期比で増加し、ソフトウェア等への投資及び持分法投資の取得も続いており、先行投資エクスポージャーが継続している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による4,788百万円の支出(前年同期 3,111百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による2,422百万円の支出等があり、4,087百万円の支出となりました。」
有形固定資産取得支出が前年同期比で増加し、ソフトウェア等への投資も継続しているため、先行投資規模が拡大した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による2,947百万円の支出(前年同期 1,571百万円の支出)、ソフトウェア等の無形資産の取得による1,650百万円の支出(前年同期 1,564百万円の支出)等があり、2,141百万円の支出となりました。」
有形固定資産の取得支出が前年同期の1,571百万円から2,947百万円へ増加し、ソフトウェア等への投資も継続しているため、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当社は、フルMVNOとのサービスを2018年3月に開始しており、顧客管理システム他への設備投資による減価償却費及びNTTドコモのネットワーク改修に伴う接続料の追加等で月額約1億円の固定費用がサービス開始時より生じております。2019年3月期におけるフルMVNO関連サービスの売上高は6.6億円であり、売上は伸長しておりますが、費用が先行しております。」
フルMVNO関連サービスの売上は伸長したものの、月額約1億円の固定費用が生じ、費用先行の状態が具体的に開示された。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「ネットワークサービスにおける売上の継続増加及びシステムインテグレーションの粗利率向上による売上総利益の増加が、フルMVNOサービス等の固定費増加を吸収し、前年同期比25.8%の営業増益となりました。」
フルMVNOサービス等に伴う固定費増加が、ネットワークサービスの増収とSI粗利率向上による売上総利益の増加で吸収されたと記載している。先行投資回収リスクが解消したとの記載ではない。 - FY2018悪化有価証券報告書
「平成29年3月期及び平成30年3月期におけるキャピタル・リースによる資産の取得を含む設備投資額はそれぞれ16,531百万円及び20,828百万円であり、減価償却費はそれぞれ10,894百万円及び12,365百万円でありました。」
設備投資額が16,531百万円から20,828百万円へ増加し、先行投資回収リスクへのエクスポージャーが拡大した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による11,785百万円(うち土地1,205百万円)の支出(前年同期 7,940百万円の支出)」
有形固定資産取得支出が前年同期から増加し、データセンター建設を含む先行投資の規模がさらに拡大した。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による6,423百万円の支出があり、4,499百万円の支出となりました。」
有形固定資産の取得支出が前年同期の5,358百万円から6,423百万円へ増加し、先行投資の規模がさらに拡大した。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による3,839百万円の支出があり、2,572百万円の支出となりました。」
有形固定資産の取得支出は前年同期の3,085百万円から3,839百万円へ増加し、先行投資の規模が拡大した。 - FY2017悪化有価証券報告書
「平成28年3月期及び平成29年3月期におけるキャピタル・リースによる資産の取得を含む設備投資額はそれぞれ14,812百万円及び16,531百万円であり、当社グループは今後もクラウドコンピューティングサービスに関わる設備投資を国内外で行っていく予定であります。」
設備投資額が増加し、フルMVNO開始に伴う顧客管理システム等への投資も予定され、先行投資規模と回収リスクのエクスポージャーが拡大した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、これらの事業投資及び支出を基に継続的な売上及び利益の成長を展望しておりますが、投資及び支出が効果的でなく想定する事業効果を発揮できない場合、先行的な設備及び開発投資を必要とする事業の売上が想定よりも伸張しない場合」
平成28年3月期の設備投資額は148億12百万円、クラウド関連設備投資額は約44億円。