子会社等の業績不振およびのれん減損リスク
FY2016に初出。6回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017。直近の記載はFY2024。
サイオスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。32社中17社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに11社。
- FY2024対処有価証券報告書
「主要な損益情報等 ① 売上高 19,895,415千円 ② 経常利益 159,660千円 ③ 当期純利益 418,330千円」
連結売上高の10%超を占めるサイオステクノロジー株式会社は、2023年度の経常損失・当期純損失から転じ、2024年度は経常利益159,660千円、当期純利益418,330千円を計上した。子会社業績不振の影響は緩和された。 - FY2023対処有価証券報告書
「主要な損益情報等 ① 売上高 15,197,535千円 ② 経常損失(△) △92,185千円 ③ 当期純損失(△) △50,277千円」
連結売上高の10%超を占めるサイオステクノロジー株式会社は、売上高15,197,535千円を計上する一方で経常損失92,185千円、当期純損失50,277千円となった。損失は前年度に開示された経常損失482,408千円、当期純損失607,829千円から縮小したが、子会社業績不振は継続している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「主要な損益情報等 ① 売上高 13,761,461千円 ② 経常損失(△) △482,408千円 ③ 当期純損失(△) △607,829千円」
連結売上高の10%超を占めるサイオステクノロジー株式会社について、売上高13,761,461千円に対し経常損失482,408千円、当期純損失607,829千円となった。子会社業績不振の実績が通期で示された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「株式会社キーポート・ソリューションズについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ① 売上高 1,733,322千円 ② 経常損失(△) △58,079千円 ③ 当期純損失(△) △27,042千円」
子会社の業績不振リスクについて、キーポート・ソリューションズが売上高1,733,322千円を計上する一方、経常損失58,079千円、当期純損失27,042千円となったことが示された。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「上記の減損損失は、Profit Cube株式会社を買収した際に計上したのれんおよび顧客関連資産について、買収時の事業計画を下回って推移したため、事業計画を見直した結果、投資の全額を回収するには長期間を要すると判断し帳簿価額を使用価値まで減額(割引率6.7%)したことに加え、資本連結実務指針第32項の規定に基づき、連結子会社株式を減損処理したことに伴うのれんおよび顧客関連資産の償却額が含まれております。」
子会社の業績不振・事業計画未達を通じたのれん減損リスクが実際に発生し、PCIののれん667,046千円、顧客関連資産133,600千円、合計800,646千円の減損損失を計上した。 - FY2016初出有価証券報告書
「出資先及び子会社等の業績不振が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、出資先及び子会社等において事業環境や競合状況の変化等により、事業計画遂行に支障が生じ計画どおりに進まない場合は、のれんの減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
子会社・出資先の業績不振や事業計画未達を通じた業績影響、のれん減損の可能性を記載している。