案件失注・開始時期先送りによるコンサルタント稼働空き
FY2017-Q3に初出。9回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2023-Q2。
AIストームがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「一括の大型案件の減少や、近年の課題でもあるリソース不足による外注比率の高まり等により残念ながら損失計上することになりました。」
大型案件の減少とリソース不足による外注比率上昇が、案件稼働・収益に影響し損失計上につながった。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「当社の主要な事業分野である「ERP コンサルティング」においては、JD Edwards及びNetSuiteに関連の案件が増加しておりますが、リソース不足による機会損失が発生しており事業拡大のためのリソース確保が課題となっております。」
案件が増加する一方で人員リソース不足による機会損失が発生し、案件獲得・稼働確保のリスクが顕在化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「しかしながら企業の設備投資に対する動向がまだ回復しておらず、新規案件の受注が停滞しているために、業績に影響を受けました。」
企業の設備投資回復の遅れにより新規案件の受注が停滞し、案件獲得・稼働確保のリスクが継続して業績に影響している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、受注済みプロジェクトが順調に推移しており、売上高は昨年と比べて10%の増加となり、第1四半期と同様に製造原価、販売費及び一般管理費を圧縮する事により損失額を減らすことができましたが、第1四半期の損失額を取り戻すには至りませんでした。」
感染症による受注済みプロジェクトの遅延・稼働空きが続く状況から、受注済みプロジェクトが順調に推移するとの記載に変化している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響により、受注済みプロジェクトにおいて受託業務の開始に遅延が生じておりましたが、当第1四半期累計期間においては順調に推移しております。」
受託業務の開始遅延は過去に発生していたものの、当四半期は順調に推移しており、コンサルタントの稼働空きにつながるリスクの影響が緩和している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「大型案件の開始時期が大幅に遅延したためにコンサルタント稼働率が低下し売上に影響を受けました。」
大型案件の開始遅延によるコンサルタント稼働率低下が実際に発生し、売上に影響した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響により、大型案件の開始時期が遅延したことによる稼働率の低下及び取引先への訪問が制限されたことにより営業機会が減少したために、当第3四半期累計期間における業績に影響を受けました。」
大型案件の開始時期遅延によりコンサルタントの稼働率が低下し、訪問制限による営業機会減少も重なったと記載されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社の主要事業領域である「ERPコンサルティング」においては、当期に売上高を見込んでいた案件の失注とプロジェクトの開始時期の先送りが重なったため、当事業年度における計画値を達成することができませんでした。」
案件失注とプロジェクト開始時期の先送りが通期でも発生し、ERPコンサルティングの計画未達につながった。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「売上高は当第3四半期会計期間に見込んでいた案件の失注や受注した案件において開始時期の先送りが重なったことにより、コンサルタントに稼動の空きが発生したため、計画値を達成することができませんでした。」
見込案件の失注と受注案件の開始時期先送りが実際に発生し、コンサルタントの稼働空きと売上計画未達につながったと記載されている。