セガゲームスへの依存とミドルウェア採用中止リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2019。直近の記載はFY2024。
CRI・ミドルウェアがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。76社中12社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに29社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「株式会社セガ 151,224 4.8」
セガ向け販売実績は151,224千円、連結売上高に占める割合は4.8%となり、前年度の140,858千円・4.7%から金額・比率ともわずかに上昇した。 - FY2023対処有価証券報告書
「株式会社セガは、ゲーム関連コンテンツの企画・開発・販売事業等で世界展開しており、当社グループの重要な顧客の1社であります。今後、株式会社セガが何らかの理由によって当社製品の採用方針を変更した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
セガ向け売上は140,858千円、連結売上高比4.7%となり、前年度の147,878千円・5.2%から金額・比率とも低下。採用方針変更リスク自体は継続。 - FY2022対処有価証券報告書
「2022年9月期における取引関係は、当社グループから株式会社セガに対するミドルウェアの許諾販売取引で147,878千円(当社グループの売上高全体に占める割合は5.2%)となっており、今後、株式会社セガが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガ向け売上構成比は前年度の5.5%から5.2%へ低下し、依存度がさらに小さくなった。採用中止時の影響可能性は継続記載。 - FY2021対処有価証券報告書
「2021年9月期における取引関係は、当社グループから株式会社セガに対するミドルウェアの許諾販売取引等で158,001千円(当社グループの売上高全体に占める割合は5.5%)となっており、今後、株式会社セガが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガ向け売上は158,001千円、売上構成比5.5%となり、前年度の160,362千円・6.82%から金額・比率とも低下した。採用中止リスクは継続記載。 - FY2020対処有価証券報告書
「2020年9月期における取引関係は、当社グループから株式会社セガに対するミドルウェアの許諾販売取引で160,362千円(当社グループの売上高全体に占める割合は6.82%)となっており、今後、株式会社セガが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガ向け売上比率は前年度の11.0%から6.82%へ低下し、依存度の低下を記載。採用中止による影響可能性自体は継続。 - FY2019対処有価証券報告書
「2019年9月期における取引関係は、当社グループから株式会社セガゲームスに対するミドルウェアの許諾販売取引で195,762千円(当社グループの売上高全体に占める割合は11.0%)となっており、今後、株式会社セガゲームスが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガゲームス向け売上は195,762千円、売上構成比11.0%となり、前年度の215,364千円・13.1%から金額・比率とも低下した。採用中止時の影響可能性は継続記載。 - FY2018売上額増・比率低下有価証券報告書
「2018年9月期における取引関係は、当社から株式会社セガゲームスに対するミドルウェアの許諾販売取引で215,364千円(当社グループの売上高全体に占める割合は13.1%)となっており、今後、株式会社セガゲームスが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガ向け売上額は増加したが、全社売上高に占める割合は13.8%から13.1%に低下。採用中止時の影響リスクは継続。 - FY2016初出有価証券報告書
「平成28年9月期における取引関係は、当社から株式会社セガゲームスに対するミドルウェアの許諾販売取引、受託開発取引等で183,622千円(当社グループの売上高全体に占める割合は13.8%)となっており、今後、株式会社セガゲームスが何らかの理由によって当社ミドルウェアの採用を中止した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
セガゲームス向け売上183,622千円、売上高比13.8%を示し、採用中止時の業績影響をリスクとして記載。