想定収益未達による海外子会社のれん減損
FY2017-Q1に初出。22回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
クロス・マーケティンググループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。31社中17社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに6社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、株式会社DIGITALIOの連結子会社化に伴い発生したのれんは474,315千円であります。」
DIGITALIOの子会社化に伴い474,315千円ののれんが発生し、のれん残高は1,505,734千円となった。新規取得に伴う将来の収益未達・減損対象資産が増加している。 - 2026-08-10悪化決算
「減損損失 20,891 62,317」
減損損失が前期の20,891千円から62,317千円へ増加した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、Coum株式会社の連結子会社化及び株式会社ネクストレンドの事業譲受に伴い発生したのれんは202,844千円であります。 当社の連結子会社であるKadence International Private Limited(India)及び株式会社オルタナエクスにおいて、収益性が著しく低下したこと及び想定していた収益を見込めなくなったことにより、のれん、ソフトウエア並びに工具、器具及び備品等の帳簿価額を回収可能価額(使用価値)まで減額し、減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
新規取得等により202,844千円ののれんが発生する一方、インド拠点およびオルタナエクスで収益性低下等に伴う減損が発生し、当期の減損損失は20,891千円となった。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報 該当事項はありません。」
当中間連結会計期間には、固定資産・のれん等に関する新たな減損損失の記載がない。なお、のれん残高は前期末の1,233百万円から1,105百万円となっている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに株式を取得したことにより株式会社トラフィックスを連結の範囲に含めております。これにより、「デジタルマーケティング事業」ののれんの金額が65,623千円増加しております。」
トラフィックスの連結子会社化によりデジタルマーケティング事業ののれんが65,623千円増加し、将来の収益未達時に減損対象となり得る資産が増加した。今回、新たな減損損失の計上は記載されていない。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「該当事項はありません。」
当第2四半期連結累計期間には、固定資産・のれん等に関する新たな減損損失の記載がない。前期に発生した子会社のれん減損リスクは、当期間には新たな損失として現れていない。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度のれん622,633千円、減損損失32,288千円。当連結会計年度において、株式会社Infidex、株式会社MDIU及び株式会社トキオ・ゲッツの連結子会社化に伴い発生したのれんは390,829千円であります。」
新規子会社化によりのれんが390,829千円発生し、のれん残高は622,633千円となった。一方、スキップ及びノフレ食品で想定収益を見込めなくなり、のれん24,341千円を含む減損損失32,288千円を計上した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに株式を取得したことにより株式会社Infidex及び株式会社MDIUを連結の範囲に含めております。これにより、「デジタルマーケティング事業」ののれんの金額が100,549千円増加しております。」
InfidexおよびMDIUの取得に伴うデジタルマーケティング事業ののれん100,549千円増加が、今回も開示されている。今回、新たな減損損失の発生は記載されていない。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに株式を取得したことにより株式会社Infidex及び株式会社MDIUを連結の範囲に含めております。これにより、「デジタルマーケティング事業」ののれんの金額が100,549千円増加しております。」
InfidexおよびMDIUの連結子会社化により、デジタルマーケティング事業ののれんが100,549千円増加した。今回、新たな減損損失の発生は記載されていないが、将来の収益未達時に減損対象となり得る資産規模が拡大している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間において、新たに株式を取得したことにより株式会社Infidexを連結の範囲に含めております。これにより、「デジタルマーケティング事業」ののれんの金額が56,610千円増加しております。」
Infidexの連結子会社化により、のれんが56,610千円増加し、将来の収益未達時に減損対象となり得る資産規模が拡大した。今回、新たな減損損失の発生は記載されていない。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度 のれん 381,254千円 当連結会計年度において、スキップ株式会社、株式会社REECH、ノフレ食品株式会社及びノフレコミュニケーションズ株式会社の連結子会社化に伴い発生したのれんは272,810千円であります。」
新規買収に伴いのれん残高が381,254千円へ増加し、272,810千円の新規のれんが発生している。想定収益未達時の減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社であるKadence International Pte.Ltd.(SGP)及びKadence International,PT(Indonesia)において、想定していた収益を見込めなくなったため、工具、器具及び備品、ソフトウェアの帳簿価額を回収可能価額(使用価値)まで減額し、減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
想定収益未達による減損が、シンガポールおよびインドネシアの拠点で継続して発生している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社であるKadence International Private Limited(IND)、Kadence International Limited(Thailand)、Kadence International Inc.(Philippines)、Markelytics Solutions India Private Limited、Markelytics Solutions Asia Pte. Ltd.、Medical World Panel Asia Pte.Ltd.及びKompanion Research Private Limitedにおいて、想定していた収益を見込めなくなったため、また、㈱リサーチ・アンド・ディベロプメント(2020年10月1日付けで㈱クロス・マーケティングを存続会社とする吸収合併により消滅)に帰属するのれんについて、想定していた収益を見込めなくなったため、のれん、建物、工具、器具及び備品、ソフトウェア等の帳簿価額を回収可能価額(使用価値)まで減額し、減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
前期に新規減損の記載がなかった後、インド、タイ、フィリピン、シンガポール等の複数拠点及び国内子会社に関して、合計85,101千円の減損損失が実際に計上された。 - FY2020-Q4対処有価証券報告書
「2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報 該当事項はありません。」
前年同期に計上された海外子会社のれん等1,060,451千円の減損について、当第2四半期連結累計期間には新たな減損損失の記載がない。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社であるKadence International Limited(UK)、Kadence International Inc.(USA)、Kadence International Business Reserch Pte.Ltd.(Singapore)及びKadence International,PT(Indonesia)において、想定していた収益を見込めなくなったため、のれん及び工具、器具及び備品等の帳簿価額を回収可能価額(使用価値)まで減額し、減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
英国、米国、シンガポール、インドネシアの4社で想定収益未達による減損が実際に発生し、減損損失は1,085,808千円となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「「リサーチ事業」において、当社の連結子会社であるKadence International Limited(UK)、Kadence International Inc.(USA)、Kadence International Business Reserch Pte.Ltd.(Singapore)及びKadence International,PT(Indonesia)において、想定していた収益を見込めなくなったため、のれん及び工具、器具及び備品等の帳簿価額全額1,049,326千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
英国、米国、シンガポール、インドネシアの4社で想定収益未達による減損損失1,049,326千円が計上され、リスクが当期にも実際に発生している。 - FY2019-Q4顕在化有価証券報告書
「「リサーチ事業」において、当社の連結子会社であるKadence International Limited(UK)、Kadence International Inc.(USA)、Kadence International Business Reserch Pte.Ltd.(Singapore)及びKadence International,PT(Indonesia)において、想定していた収益を見込めなくなったため、のれん及び工具、器具及び備品等の帳簿価額全額1,060,451千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
想定収益未達による減損が英国、米国、シンガポール、インドネシアの4社で実際に発生し、1,060,451千円の減損損失が計上された。 - FY2018-Q4対処有価証券報告書
「2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報 該当事項はありません。」
前期まで複数の子会社で発生していた想定収益未達による減損について、当第2四半期連結累計期間には新たな固定資産・のれんの減損損失が記載されていない。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社の連結子会社であるKadence International Limited(HK)、Markelytics Solutions India Private Limited、MedePanel Online Inc.、Kadence International Private Limited(IND)、Jupiter MR Solutions Co., Ltd.及び㈱ショッパーズアイにおいて、想定していた収益を見込めなくなったため、当該のれん及びソフトウェア等の帳簿価額全額735,685千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
想定収益未達による減損が複数の海外・国内子会社に広がり、のれん・ソフトウェア等735,685千円に加え、条件付取得対価に伴う追加のれん215,529千円も減損損失となった。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「「リサーチ事業」において、当社の連結子会社であるKadence International Limited(HK)、Markelytics Solutions India Private Limited、MedePanel Online Inc.、Kadence International Private Limited(IND)、Jupiter MR Solutions Co., Ltd.及び㈱ショッパーズアイにおいて、想定していた収益を見込めなくなったため、当該のれんの帳簿価額全額658,877千円を減損損失として特別損失に計上しております。また、Kadence International,PT(IDN)他1社において、条件付取得対価の支払が確定したことにより追加的に認識したのれんについて、当第3四半期連結累計期間以前に対応する金額215,529千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
想定収益未達によるのれん減損が、従来のVietnam・香港の事例から複数の海外・国内子会社へ広がり、658,877千円の減損損失が計上された。条件付取得対価に伴う追加のれんの減損215,529千円も併記されている。 - FY2017-Q4顕在化有価証券報告書
「「リサーチ事業」において、当社の連結子会社であるKadence International Limited(HK)において、想定していた収益を見込めなくなったため、当該のれんの帳簿価額全額62,113千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
Kadence International Limited(HK)で想定収益を見込めなくなり、のれん全額62,113千円の減損損失が新たに計上された。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「「リサーチ事業」において、当社の連結子会社であるKadence International Company Ltd.(Vietnam)において、想定していた収益を見込めなくなったため、当該のれんの帳簿価額全額33,849千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
Kadence Vietnamで想定収益を見込めなくなり、のれん全額33,849千円の減損損失が実際に計上された。