プラットフォーム事業者の料率・戦略変更リスク
FY2017に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2024。
enishがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。32社中7社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに11社。
- FY2024対処有価証券報告書
「Apple Inc.(注)2 1,224,110 34.9 644,561 19.4」
Apple Inc.の売上高割合が前事業年度の34.9%から19.4%へ低下し、主要プラットフォームへの収益依存が弱まった。 - FY2023対処有価証券報告書
「Apple Inc.(注)2 1,629,209 39.6 1,224,110 34.9 Google Inc.(注)2 651,116 15.8 548,364 15.6」
Apple Inc.の売上高割合は39.6%から34.9%、Google Inc.は15.8%から15.6%へ低下し、主要プラットフォームへの収益依存が前年度から弱まった。 - FY2022悪化有価証券報告書
「Apple Inc.(注)3 1,312,917 33.7 1,629,209 39.6 Google Inc.(注)3 657,792 16.9 651,116 15.8」
Apple Inc.の売上高割合が33.7%から39.6%へ上昇し、Google Inc.は16.9%から15.8%へ低下した。主要プラットフォームへの依存は、Apple Inc.を中心に強まっている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「Apple Inc.(注)3 1,309,868 32.2 1,312,917 33.7 Google Inc.(注)3 678,144 16.6 657,792 16.9」
Apple Inc.の売上高割合は32.2%から33.7%、Google Inc.は16.6%から16.9%へ上昇し、ネイティブアプリの主要プラットフォームへの収益依存が強まっている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「また、当社の売上高に関しネイティブアプリケーションゲームの比率が高まっていることから、Apple Inc.及びGoogle Inc.の2社への収益依存が大きくなっております。これらプラットフォーム運営事業者等の事業戦略の転換や動向によっては、手数料率の変動等何らかの要因により、当社への事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
ネイティブアプリの比率上昇に伴うApple Inc.およびGoogle Inc.への収益依存と、手数料率・事業戦略変更による影響可能性を継続している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「現状において、当社の売上高に関しネイティブアプリケーションゲームの比率が高まっていることから、Apple Inc.及びGoogle Inc.の2プラットフォーム事業者への収益依存が大きくなっております。」
ネイティブアプリの売上高比率が高まり、Apple Inc.およびGoogle Inc.の2プラットフォーム事業者への収益依存が大きくなったと明記している。 - FY2017初出有価証券報告書
「システム利用料等の料率の変更や事業戦略の転換並びに今後のプラットフォーム事業者の動向によっては、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。」
複数のSNSプラットフォーム、AppStore、GooglePlayに依存し、利用料率の変更や事業戦略の転換が業績に影響する可能性を初めて独立したリスクとして記載している。